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ミニミニ新聞

2020年 11月号 《 vol.63-2 》

歯周病と認知症の関係

10月15日のテレビ放送「ミヤネ屋」で、歯周病とアルツハイマー型認知症の関係性について特集されました。
認知症の中でも最も多いアルツハイマー型認知症は、脳の萎縮(いしゅく)が特徴のアルツハイマー病によって起こる認知症です。
物忘れなどの「記憶障害」や「判断力の低下」が症状として現れます。歯周病とアルツハイマー病の因果関係についてはまだ不明な点もありますが、いくつかの実験結果では歯周病がアルツハイマー病の悪化因子であることの報告が上がっています。
歯周病を持っている場合、アルツハイマー病の原因とされるタンパク質が多くみられることから、お口の中の歯周病菌や炎症の原因となる物質が、血流に乗り脳に運ばれることで影響を与えていると考えられています。
アルツハイマー型認知症の人は、健康な人よりも歯の本数が少なく、また、残っている歯が少ない人ほど脳の萎縮が進んでいたということが報告されています。
この結果は一本でも多く歯を守り、しっかり噛むことがアルツハイマー型認知症の予防につながることを示唆しているのかもしれません。

歯周病と認知症の関係

2020年 11月号 《 vol.63-1 》

歯を守り続けるために

予防歯科は、むし歯や歯周病からお口の健康を守る取り組みになりますが、治療後の健康を守り続けることも予防歯科になります。
問題を繰り返さず健康を守り続けるためには、どのような治療を選択するのかも大切なポイントです。
むし歯になってしまったとき、皆さんはどのような基準で治療方法を選択されていますか?
当院では、一人ひとりの患者様にさまざまな治療方法についてご提案しております。

歯を守り続けるために

『歯は年齢とともに失われる』と考えている方も多いと思います。
多くの場合は、むし歯になってしまい治療を受けた歯は、治療で使用した材料の劣化やさまざまな要因により、いずれはむし歯が再発して、再治療が必要になってしまいます。
しかし、毎日の歯磨きなどのセルフケアや、歯科医院での定期メンテナンス、正しい治療の選択によって、いつまでも健康なお口を維持することが可能になります。

2020年 10月号 《 vol.62-3 》

口腔健康が乱れやすいマタニティ期

口腔健康が乱れやすいマタニティ期

口腔健康にとって、マタニティ期(妊娠中)は、つわりによる嘔吐や唾液の減少によって口腔内が酸性になりやすく、ムシ歯や歯周病のリスクが上がってしまうため、特に注意が必要な時期でもあります。
マタニティ期は、歯磨きがつらくできないことや、食生活にも変化が出る場合もあり、偏食によって口腔環境に悪影響を与えてしまうこともあります。
マタニティ期は、体調が優れない日も多くなるため、通院が困難になってしまったり、麻酔やお薬に制限が出てしまうため、日頃から定期的に歯科健診を受診し口腔健康を守っていくことが大切です。
マタニティ期でも、ムシ歯などお口に問題がある場合は、つわりが落ち着いた時期に歯科健診を受診し、可能な範囲での治療や口腔内のクリーニングによって、出産前に衛生的な口腔環境にすることも大切です。
来月号では、母親と子供のムシ歯についての関係性についてお伝えします。

2020年 10月号 《 vol.62-2 》

治療後の痛みについて②

むし歯の治療以外にも、歯の根の治療後に痛みを感じる場合もあります。
神経がない歯でも、根の治療後は薬の刺激によってその歯の根の周囲に痛みが出ることがあります。

【歯の根の治療後に痛みを感じる主な原因】
①膿が出やすい状態の場合、膿を出そうとする圧力による痛み
②根の治療の最後に入れる薬剤の圧力による痛み
③炎症を起こした周囲の組織や骨が回復するまでの痛み

治療後の痛みについて②

膿が原因の場合は、消毒処置を継続していくことで解消される場合が多いですが、炎症によって周辺組織や骨を破壊されていると、程度によっては元の状態までの回復は難しくなります。
通常は1週間ほどで痛みは消えますが、痛みを感じる場合には処方された痛み止めのお薬を服用ください。
歯の根の治療後もむし歯の治療と同様に、なるべく治療した歯では噛まないなど、治療によってダメージを受けている歯を守りながらの生活が大切です。
また、痛みが大きいときや痛みが長引く場合には、お気軽にご相談ください。

2020年 10月号 《 vol.62-1 》

治療後の痛みについて①

皆さんが歯医者さんへ向かうときは、どのような気持ちでしょうか?
「今日の治療は痛いかな?」「自分の歯がどのような状態か不安。」など、様々な疑問や不安を抱えて来院される方も多いと思います。
治療が終われば全て問題は解決され、健康を取り戻し、痛みからも解放されると思われる患者様もいらっしゃいます。
しかし、歯科治療は、ほかの怪我や病気と同じように治療や処置を受けたからといって、すぐに完治しないものも多くあります。
むし歯の治療では、治療中は麻酔をして痛みがなくても、歯を削るときの熱や振動などによって神経が刺激されることで、治療後も神経が過敏になり、炎症を起こしたり痛みが出る場合もあります。
治療後の痛みの多くは1週間ほどで消えますが、痛みを感じる期間は硬いものを噛んだり、冷たいものや熱いものが治療した歯に当たらないようにお気を付けください。
また、被せ物や詰め物の治療では噛み合わせも調整しますが、その後の食事などで痛みが1週間ほど続く場合は、噛み合わせの調整が再度必要になります。

治療後の痛みについて①

2020年 9月号 《 vol.61-3 》

健康な永久歯につながる乳歯の健康

健康な永久歯につながる乳歯の健康

親や保護者にとって子どもの健康は何より大切なことと思います。
病気やケガは治ることが多いですが、歯は失ってしまうと取り戻すことができません。
子どもの乳歯は、成長とともに抜けて永久歯に生え変わりますが、健康な乳歯が健康な永久歯を形成するため、やがて抜ける乳歯であってもムシ歯から守り、健康を維持することが大切です。
乳歯は、一般的に下の前歯から生え始め、2歳半~3歳頃までに全て生え揃います。
特に、乳歯の生え始めはムシ歯になりやすいため、毎日の歯磨きでは、生えてる歯を丁寧に磨くことと新しい乳歯が生えてきていないかのチェックをすることで、ムシ歯から乳歯を守ることが大切です。

2020年 9月号 《 vol.61-2 》

正しい食習慣で糖尿病予防

正しい食習慣で糖尿病予防

糖尿病または糖尿病の予備軍とされている日本人は、2,000万人以上と言われており、2000年前後の10年間で約1.5倍と上昇を続けています。
糖尿病になると、血糖値を体の力で下げることが難しくなります。
血糖値を下げるインスリンはすい臓で作られますが、すい臓への大きな負担が長期的に続くことで、インスリンを産生する機能が失われていきます。
一度失われたすい臓の機能が戻ることはないため、糖尿病予防を意識した生活が大切になります。
糖尿病を予防するためには、規則正しい生活と適度な運動習慣、正しい食習慣を心がけましょう。
糖尿病予防のための食習慣というと、糖分摂取を控えるという印象を持たれる方も多くいますが、すい臓に負担をかけにくい食事も大切です。
日本人のすい臓は欧米人に比べ弱く、肉類や乳製品は大きな負担となってしまいます。
お菓子やジュースなど余分な糖分はできるだけ減らし、間食や夜食を控えてすい臓を休ませることも大切です。野菜や魚を中心とした腹八分目の日本人らしい食習慣が、糖尿病予防に繋がります。

2020年 9月号 《 vol.61-1 》

適切な歯ブラシ選びと交換時期

適切な歯ブラシ選びと交換時期

当院では、それぞれの患者様のお口の状態に合った歯ブラシをご案内しております。
皆さんは、歯ブラシをどのような基準で選ばれていますか?
健康なお口や歯を守るための歯磨きをするためには、自分自身に合った歯ブラシ選びや、適切な期間での歯ブラシ交換が大切です。
歯ブラシには、それぞれブラシの硬さや大きさがあり、ムシ歯予防に適した歯ブラシや、歯周病予防・改善に適した歯ブラシがありますので、お口の環境や年齢によって適した歯ブラシを使用すると、より大きな効果を得られやすくなります。
また、歯ブラシの交換時期も大切なポイントになります。
歯ブラシのブラシ部分が広がってきたり、ブラシの硬さが変わってくると交換する必要があり、ブラシの毛先の状態が悪くなると新しい状態と比べ、約4割も汚れの除去率が低くなってしまいます。
自分自身のお口の環境に合った歯ブラシ選びと、1ヶ月ごとの歯ブラシ交換が質の高いセルフケアに繋がります。

2020年 8月号 《 vol.60-3 》

予防歯科を実践する歯科衛生士

予防歯科を実践する歯科衛生士

当院の診療方針の一つにある予防型歯科診療は、患者様の健康を長期にわたって守り続けることを基本とし、問題の早期発見と健康の維持増進を目指しています。
この予防型歯科診療のためには、歯科衛生士が欠かせない存在になります。
皆さんは、歯科衛生士の仕事にどのようなイメージをお持ちでしょうか?また、歯科衛生士と歯科助手の違いもご存知でしょうか?
歯科衛生士は、厚生労働省認定の歯科衛生士養成機関で3年間の専門的な教育を受け国家試験の合格が必要です。
お口のクリーニングや歯磨き指導など、歯科衛生士には認められ、歯科助手には認められていないことも多くあります。
歯科衛生士は、お口のクリーニングや歯科医師の治療サポートが主な仕事と思われている方もいますが、それだけではありません。
歯科衛生士は、専門的な知識と技術によって、担当する患者様のお口の状態を把握して健康を維持するためのメンテナンスや、むし歯・歯周病から健康を守る予防診療のエキスパートです。
横山歯科クリニックは、歯科衛生士はじめスタッフ全員のチーム医療で予防型歯科診療に取り組み続けます。

2020年 8月号 《 vol.60-2 》

口腔ケアと誤嚥性肺炎

口腔ケアと誤嚥性肺炎

先月号では、口腔ケアと糖尿病の関係についてお伝えしましたが、糖尿病の他にも、口腔健康と全身の健康には深い関わりがあり、その一つに『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)』もあります。
『誤嚥性肺炎』とは、食べ物や飲み物、だ液などが誤って気管や気管支内に入り、肺に細菌が慢性的に流れ込むことで引き起こされます。歯周病などによって歯を失うことで、噛む力や噛み合わせに問題が生じることが一因となります。
食事中だけではなく、就寝中にもだ液が気管に入り込むため自覚症状がない方も多いのが特徴です。
高齢者の肺炎の75%は、誤って喉頭や気管に食べ物などが入ってしまう『誤嚥(ごえん)』に関連していることも言われています。
歯を一本でも失った場合には、適切な治療を受け、噛み合わせや咀嚼(そしゃく)、飲み込むなどのお口の機能を守ることが『誤嚥性肺炎』の予防に繋がります。
定期的に歯科医院でお口のメンテナンスを受けることが、お口の中の細菌を減らすことになり、正しい口腔機能をいつまでも守り続けることにもつながります。

2020年 8月号 《 vol.60-1 》

健康寿命を守るために

健康寿命を守るために

皆さんは、『オーラルフレイル』という言葉を聞いたことはありますか?直訳すると『口腔機能の虚弱』となります。
日常生活を問題なく過ごせる「健康寿命」を延ばすためにも、口腔機能がしっかりしていることが重要であり、オーラルフレイルが生じたときの早期治療や、予防・早期発見が非常に大切です。
ムシ歯・歯周病などで歯を失ってしまうと、食べ物を細かく噛んだり、噛んだものを飲み込むなどの基本的なお口の機能が低下し、食生活の変化にも繋がります。
食生活の変化によって、栄養バランスが乱れ、身体機能の低下などが引き起こされ、社会活動が出来ない・日常生活に問題が生まれる・寝たきりになってしまうなど、健康寿命に影響が出る場合があります。
お口の健康を守ることが、全身の健康を守ることにも繋がり、健康寿命を守ることになります。

2020年 7月号 《 vol.59-3 》

継続する新型コロナウイルス対策

新型コロナウイルスに罹患された皆さまと感染拡大によりお仕事や私生活に多大な影響を受けられている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
皆さまは体調にお変わりないでしょうか?
当院は、患者様はじめ現場で働くスタッフにとって安心できる医療環境を守るために、日頃の感染対策に加え新型コロナウイルス感染対策を現在も継続しております。
新型コロナウイルス感染予防として、受付にはパーテーションを設置し、お互いの感染リスクを軽減しています。
また、来院時にはアルコールでの手指消毒を引き続きお願いしております。
院内はできるだけ換気を行い、診療チェアだけでなく、手が触れる箇所については定期的にアルコールで清拭しております。
スタッフも出勤前には検温し、発熱症状や体調が優れない場合は自宅待機など適切な対応を定めています。
患者様はじめ、スタッフなど横山歯科クリニックに関わる全ての人の安全と安心を守る院内環境に取り組みます。

2020年 7月号 《 vol.59-2 》

口腔ケアと糖尿病

口腔ケアと糖尿病

下記のvol.59-1「安心できる環境で健康を守り続ける」でもお伝えしたように、お口の健康と全身の健康には深い関係性があります。
歯周病が、全身疾患に影響する場合もあり、糖尿病の合併症の一つに歯周病があげられています。 成人の糖尿病で多い2型糖尿病は、体内でインスリンの働きが不十分になり、免疫システムの低下が起こります。
免疫力の低下によって、糖尿病患者はインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
また、お口の中も同様に免疫力が低下することで、糖尿病患者は歯周病に2倍以上かかりやすくなり、歯周病の進行も早くなります。
そのほかにも、重度の歯周病の場合、血糖のコントールが悪くなるなど、歯周病と糖尿病には大きな関係があります。
歯周病の改善により、血糖のコントロールが改善する場合も多いことから、糖尿病を患っている方にとって口腔ケアはさらに重要になります。糖尿病は、40歳代から急速に増えますが、早い時期からの歯周病予防が発症リスク軽減につながります。

2020年 7月号 《 vol.59-1 》

安心できる環境で健康を守り続ける

安心できる環境で健康を守り続ける

横山歯科クリニックでは、以前より高水準の院内感染防止対策に取り組んできました。
当然ではありますが、患者様ごとに使い捨てグローブの着用、治療後は診療チェアの清拭、歯を削る機械(タービン、コントラ)なども交換し、毎回高性能な専用滅菌器などで洗浄・滅菌を行うなど、使用した器材はそれぞれに適した消毒・滅菌処理を行なっています。
4月中旬より、診療予約の制限や、お口の健康を守るために大切なメンテナンスも予約の延期または中止という対策も取らせていただきました。
メンテナンスの予約を延ばされていた方は、これまで以上にご自宅でのお口のセルフケアに取り組まれていたことと思います。
お口の健康は全身の健康に大きく影響することから、糖尿病の予防や改善、食べ物やだ液が肺に入ることで起こる誤嚥性肺炎のリスク軽減にも繋がります。
また、お口の健康は免疫力を高めることにも繋がります。
今の健康とこれからの健康を守るために、これからもご安心してメンテナンスを受診してください。

2020年 6月号 《 vol.58-3 》

口腔ケアで免疫力の維持・向上

口腔ケアで免疫力の維持・向上

免疫力を向上させる為には、『運動・食事・睡眠』が大切とお伝えしましたが、お口の健康も免疫力に繋がります。
ウイルスなどは主にお口から侵入し、体内へと広がります。
しかし、お口の中はウイルスなどの入り口であると同時に、侵入を防ぐ役割も持っています。
お口の中は、歯以外は粘膜でできており、この粘膜が免疫として働いていることから、粘膜の健康が低下している状態では、免疫力も同時に低下してしまいます。
特に、歯周病の場合は、歯ぐきが炎症している状態になり、歯と歯ぐきの間に隙間(歯周ポケット)が生まれ、免疫力も大きく低下しているため、ウイルスや細菌の侵入を防ぐことが難しくなります。
インフルエンザにおいては、定期的にお口のメンテナンスを受けている人は、発症率が1%というデータもあります。
毎日の歯磨きやフロスを使った口腔ケアと、定期的な検診が健康なお口を守り、免疫力の向上にも繋がります。

2020年 6月号 《 vol.58-2 》

ウイルスと戦う免疫力 ~食事と睡眠~

ウイルスと戦う免疫力 ~食事と睡眠~

免疫力を向上させる「運動」のほかに、食事と睡眠も大切です。
ウイルスに対抗する免疫力には、乳酸菌やビタミンA・C・Eを摂取すると効果的ですが、骨や筋肉はもちろん、血液、皮膚、ホルモン、免疫細胞を構成する「たんぱく質」も欠かせません。
良質なたんぱく質は、鳥ささみ、マグロ、カツオに多く含まれており、1日体重1kgあたり1gの摂取が理想的です。
睡眠については、書籍「スタンフォード式最高の睡眠」でも記されていますが、慢性の睡眠不足による影響が心身に蓄積されていくことを「睡眠負債」と呼ばれています。
日本人は、1日の睡眠時間が6時間未満の人が40%もいますが、1日7時間の睡眠時間が理想的で、最低でも6時間は必要になります。
免疫力は、睡眠中に維持・強化されることからも、質の高い睡眠をとることがとても大切になります。

2020年 6月号 《 vol.58-1 》

ウイルスと戦う免疫力 ~運動~

ウイルスと戦う免疫力 ~運動~

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、その予防法や衛生管理などが注目されています。
現在、改めて考えさせられるのが「免疫力」ではないでしょうか?
免疫力とは、体の中の最大の防御システムで、ウイルスや細菌など体にとって悪さを働く外敵と対抗することで、健康状態を守ってくれる力のことです。
この免疫力は、生活習慣によって高めることができ、免疫力を高める為には『運動・食事・睡眠』の3つが重要になります。
運動によって筋肉を動かすと、血行やリンパの流れが良くなり、溜まった疲労物質を取り除くことで代謝が良くなる効果があります。
逆に運動不足によって筋肉量が減少すると、体温の低下が認められ免疫力の低下が起こります。
体温が1℃上昇することで、5倍~6倍の免疫力を発揮できるようになるという報告もありますが、激しい運動は一時的に免疫力の低下を引き起こすので、注意は必要です。
気持ちいいと思えるくらいの運動、ラジオ体操や軽度な筋トレなどがおススメです。

2020年 4月号 《 vol.56-3 》

健康を守る唾液の役割

健康を守る唾液の役割

顔や性格と同じように、唾液の性質は人によって違いがあることをご 存知でしょうか?
唾液には、むし歯や歯周病から歯やお口の健康を守る役割や、食べ物を飲み込むのを助けるなど、様々な役割があります。

2020年 4月号 《 vol.56-2 》

入れ歯のメンテナンス

入れ歯のメンテナンス

入れ歯には、失ってしまった歯の代わりとして、会話や食事など生活を支えるための大切な役割があります。
入れ歯を長期間安心してお使いいただくためには、毎日の入れ歯の お手入れが欠かせません。
日中お口の中にある入れ歯には、汚れや細菌が付着しているため、就寝前には入れ歯の水洗いが必要になります。
歯磨き用の歯ブラシとは別の入れ歯専用ブラシや歯ブラシで、入れ歯を傷つけないように歯磨き剤は使わずに優しく毎日洗い、部分入れ歯の場合はバネも丁寧に洗ってください。
水洗い後は、毎日入れ歯洗浄液を使用することで、入れ歯をより衛生的に保つことができます。
歯科医院専用の「入れ歯洗浄液」は、市販のものと比べて、入れ歯に与えるダメージを最小限に抑えながら洗浄するため、入れ歯の変色などを防止することができます。
入れ歯を衛生的に保つことは、残っている歯を守るなどお口の健康にも繋がりますので、お手入れ方法についての疑問などはお気軽にお尋ねください。

2020年 4月号 《 vol.56-1 》

新型コロナウイルス感染症の予防と拡散防止

新型コロナウイルス感染症の予防と拡散防止

従業員について
①出勤前に検温を行い、37.5度以上の発熱があった場合は出社禁止とし、症状の改善が見られない場合は保健所へ連絡し、判断を仰ぎます。
②同居の家族に同様の症状がある場合、また、ある第三者の罹患者の濃厚接触者となった場合も出勤禁止とし、保健所など行政の指導等に従います。
③従業員の体調管理報告を徹底します。
④昼休憩と診療後に窓を開けて定期的な換気を行ないます。

患者様へのご協力のお願い
①院内のドアノブ・スイッチなど接触が多い箇所について、頻度の高い消毒を行っております。また、スタッフのマスク着用を徹底しております。
②アルコール消毒をご用意しております。ご来院の際は、手指の消毒と手洗いをお願いいたします。
③ご予約をいただいている場合、当日の体調をご確認の上、来院ただきます様お願い致します。
患者様にご不便をお掛けすることもございますが、引き続きのご協力をお願い申し上げます。
横山歯科クリニック 院長

2020年 3月号 《 vol.55-3 》

お父さんお母さんの口腔健康と子供の口腔健康

お父さんお母さんの口腔健康と子供の口腔健康

お子様のお口の健康を守っていくためには、一緒に住む家族のお口の健康も大切です。
特に、家庭で子どもと生活の長い時間を過ごすことが多い方のお口の健康状態は、子どもへの影響も大きくなります。
お父さんやお母さんのお口の中に、むし歯菌や歯周病菌などの悪い細菌が多い場合は、子どもにその細菌が感染する可能性も高くなってしまいます。
お父さんお母さんのお口が健康的でない場合には、適切な診療プログラムによって健康なお口を目指します。
ご家族のお口の衛生状態が悪い時期には、お子様とお箸やコップの共有は避けることで、細菌の感染リスクを軽減することができます。
また、お子様が3歳になるまでは、特にお子様のお口の環境を衛生的に保つことが大切になり、この時期のお口の衛生管理が将来の虫歯リスクを下げることに繋がります。
ご家族と子どもにとって、安心できるスキンシップのためにも、家族みんなのお口の健康を守ることが大切です。

2020年 3月号 《 vol.55-2 》

快適な金属床義歯

快適な金属床義歯

食事や会話など、身近な喜びを支えるためにも大切な入れ歯です。 入れ歯には、たくさんの種類があり、大きく分けると保険適用と保 険適用外(自費)になります。
保険適用の入れ歯は、比較的安価ではありますが、使用する材料や入れ歯の設計などに細かな制限が決められているため、患者様の要望にお応えできない場合があります。
保険適用外(自費)の入れ歯には、決められた制限がなく、患者様のお口の状況に合わせた入れ歯の設計が可能になるほか、理想的な材料などを使用することで、より快適な入れ歯を作製することがで きます。
代表的な保険適用外(自費)の入れ歯に「金属床義歯(きんぞくしょうぎし)」があり、材料には金属を使用するのが特徴になります。
金属を使用することで、入れ歯を薄くできるため、会話がしやすくなることや、食べ物の温度を感じる美味しい食事を摂ることができます。
そのほかにも、違和感が少ない、汚れが着きにくい、耐久性に優れているため壊れにくいなどの特徴もあります。
現在の入れ歯で、会話がしにくい、食事が美味しく感じない、違和感があるなどのお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

2020年 3月号 《 vol.55-1 》

お口の体操で健康維持増進

お口の体操で健康維持増進

「噛む」「飲み込む」運動機能には、全身の健康にとても重要な役 割があることをご存知でしょうか?
お口の周りの筋肉や舌の運動、唾液の分泌が正常に機能しないと、飲み込みにくい・よくむせる・食欲減退・発語の困難など日常生活に影響が出る場合があります。
このような症状が、全身の筋肉や心身の活力の衰えに繋がり、歩行困難や誤嚥性肺炎、転倒しやすいなど、大きな問題の原因になります。
しっかり噛んで飲み込む食事をするためには、歯を守る以外にも、お口の筋肉や唾液の分泌を促進させる運動を行うことで、お口全体の健康を維持していくことが大切です。
上の①②の体操を生活の中に取り入れることで、唾液の分泌とお口の 筋肉の維持向上に繋がります。

2020年 2月号 《 vol.54-3 》

知覚過敏症から歯を守る

知覚過敏症から歯を守る

冷たいものや温かいものを口に入れたときに、「キーンッ」という 強い刺激を感じる「知覚過敏」を経験された方も多いのではないでしょうか?
知覚過敏症は、歯の表面を覆うエナメル質が壊れてしまうことで、歯の内部にある神経に刺激が伝わってしまうために起こります。
知覚過敏症の原因の多くは、歯ぎしりや強い噛み締め、歯周病など様々な要因がありますが、直接的な原因に「歯磨き」があります。
歯磨きのときに、歯ブラシを強く当てて歯を擦り過ぎたり、歯と歯ぐきの境目をキレイにしようと歯ぐきに歯ブラシを当て過ぎることで、歯ぐきが擦り減ることが原因になる場合があります。
知覚過敏症を予防するためには、定期検診で歯ぎしりや強い噛み締めが無いかの定期的な診断と、正しい歯磨き方法を確認することや、毎日の歯磨きでは、強い力で歯を磨かないことが大切です。
また、知覚過敏を感じた場合には、むし歯ができている可能性もあることから、早めに歯科医院で受診することも大切です。

2020年 2月号 《 vol.54-2 》

残存歯数と生涯医療費の関係

残存歯数と生涯医療費の関係

お口の健康と全身の健康に大きな関係があることはご存知でしょうか?
その関係のデータが、歯科医療と生涯医療に示されており、「残っている歯の数」と「生涯医療費」にも現れています。
「噛む」という運動機能は全身の健康につながる役割を持っていることをご存知でしょうか?
歯が多く残っていると、食事を飲み込むための嚥下(えんげ)機能も正常に働きますが、多くの歯を失い嚥下機能が正常に働かないと、痰(たん)やお口の細菌などが肺に入り込み「誤嚥性肺炎」を引き起こしてしまう場合もあります。
また、歯を失うことで、食事に制限が出ることも健康に影響を与えてしまう要因になります。
今ある歯やお口の健康を守るためには、毎日の正しい歯磨きと歯科医院で定期的にお口のメンテナンスを受けることが大切です。
また、むし歯などの治療は早期に受けることで、軽度な治療で終えることができるため、歯を守ることが出来ます。

2020年 2月号 《 vol.54-1 》

歯を守り続けるために

歯を守り続けるために

皆さんは、『なぜ年を重ねるうちに歯が失われていくのか?』と考えられたことはないでしょうか?
ムシ歯治療によってムシ歯にならない歯になれば、歯は失われずに済むかもしれません。
しかし、治療を受けた歯が数年後にまたムシ歯になってしまうこともあるため、歯科治療を受けたからといって『これで大丈夫』『この先もずっと健康』ということにはなりません。
自然治癒力のない歯をどのようにして守っていくのか?
その為には『なぜムシ歯になったのか?』の原因や経緯を理解し、その上で、繰り返さない、または進行を遅らせる為の予防がとても 大切です。
予防のためには、歯科定期検診を受けることで、ムシ歯や歯周病のリスクを減らすためのお口のクリーニングや、問題を早期に発見することが大切です。
また、歯磨きなど毎日の正しいセルフクリーニングも大切です。
当院では、皆様のお口の健康をお守りするために、定期検診をご案内しております。

2020年 1月号 《 vol.53-3 》

歯周病の治療と予防

歯周病の治療と予防

先日、私が所属する「札幌臨床歯科研究会」に参加し、症例発表も行なってきました。
私は、重度の慢性歯周炎の患者様の症例について発表し、改善に繋げる歯周治療への取り組みを伝えました。
歯周病は、成人の約8割もの人が感染している感染症です。
日常生活の中でお口の中に入った歯周病菌は、そのままお口の中に潜伏し、40歳頃になると増殖する傾向があります。
いきなり重度の歯周病になることはほとんどありませんが、歯周病は自覚症状がないまま進行し、自分で気づく頃には、歯ぐきから出血することが多くなったり、歯がグラグラするなどの症状がみられます。
自覚症状が出る頃には、重度の歯周病の場合が多くなります。近年は、重度の歯周病への治療方法で「組織再生療法」があり、健康を取り戻す可能性も上がっていますが、歯周病はお口を衛生的に管理していくことで、リスクを大幅に軽減することができます。
毎日の正しい歯磨きと定期的な歯科メンテナンスは、ムシ歯予防だけではなく、歯周病予防にも繋がります。

2020年 1月号 《 vol.53-2 》

いくらと痛風の関係

いくらと痛風の関係

クリスマスやお正月など美味しい食事のイベントが多く、体調を考えて食事制限をされた方もいるかと思います。
美味しい食事に関係する病気といえば「痛風」ではないでしょうか?
痛風は、血液中の尿酸が増加して関節内に尿酸の結晶をつくり、足の指などに激しい痛みを感じる関節炎を起こす病気です。
痛風になると、美味しい食事の摂り過ぎ、ビールの飲み過ぎ、魚卵の食べ過ぎなどと言われますが、少し誤解があるようです。
痛風の原因となる「尿酸値の上昇」は、飲食だけではなく、遺伝的要因やストレス、薬剤の影響、腎機能低下や血液の病気が影響することもあります。
痛風の原因となる「尿酸値の上昇」の要因となる『プリン体』は魚卵に多く含まれていると言われていますが、魚介類を比較すると、食材100gあたりのプリン体は、【いわし:約210mg】【エビ:約195mg】【マグロ:157mg】で「いくら」は約3.7mgしか含まれていないため、痛風への影響は少ないと言えます。
また、尿酸値を抑えるためには、ジョギングやウォーキング、水泳 などの有酸素運動が有効です。
現代では、健康について様々な情報が溢れていますが、正しい知識を得ることが大切です。

2020年 1月号 《 vol.53-1 》

新年のご挨拶

新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。
今年のお正月は、長く休みがとれたという方も多かったと思います。
また、新年ということで新たな目標を立てた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
横山歯科クリニックは、今年も患者様の健康に向き合い、生活に寄り添うために、健康と新しい笑顔につながる質の高い歯科治療を届けていきます。
今年は、8月に東京オリンピック開催や、オリンピック種目のマラソン・競歩は札幌で行われることになったため、大きな盛り上がりを期待しています。
2020年、皆様の健康と笑顔を守れる歯科医院を目指した成長を継続していくためにも当院も様々なことに挑戦していきたいと思います。
本年も「横山歯科クリニック」をどうぞ宜しくお願い致します。