横山歯科クリニック

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ミニミニ新聞

毎月発行!横山歯科クリニックからの歯科新聞のご紹介です。

2025年 12月号 《 vol.124-3 》

就寝中のマウステーピングにご注意

就寝中のマウステーピングにご注意

近年では、睡眠時の口呼吸が原因となるイビキから引き起こされる睡眠時無呼吸症候群が全身の健康に与える問題が知られるようになったことで、睡眠時の鼻呼吸を促すために、口にテープを貼り睡眠の質を向上させる「マウステーピング」の話題を耳にすることも多くなりました。
マウステーピングの有効性について、カナダの研究グループが調査したところ睡眠時無呼吸への効果はほとんど認められませんでした。
また、花粉症や風邪、扁桃腺肥大など鼻詰まりがしやすい状態や、嘔吐する可能性がある場合には、マウステーピングが原因となり、酸欠や窒息のリスクが高まると言われています。
マウステーピングについては、有名人が推奨されたり、ネットやSNSでも紹介されていますが、効果については科学的に証明されていないことや、使用するリスクがあるため、安易に使用することはお勧めできません。
睡眠時のイビキや無呼吸に不安がある場合は、無呼吸症候群専門のクリニックや循環器内科、耳鼻咽喉科を受診し、医師による診断のもと適切な治療を受けましょう。

2025年 12月号 《 vol.124-2 》

むし歯を繰り返すリスクを軽減する治療法

むし歯を繰り返すリスクを軽減する治療法

むし歯の治療では、細菌に侵された部分を削り取り、その後、歯の機能を取り戻すために、失った部分に修復物の被せ物や詰め物を装着します。
一般的に「歯が治った」と言いますが、正確には歯が治ったわけではなく歯の機能を取り戻したということになります。
治療を受けた歯でも、再びむし歯になってしまうことがあるため、むし歯を繰り返すリスクが低い治療法を選択することも大切です。
「むし歯になっても、また治療を受ければ良い」という声を耳にすることがありますが、むし歯治療では、むし歯になってしまった部分を削り取るため、むし歯の再発を繰り返すたび歯は小さくなってしまい、やがて歯を抜かなければいけない状態になってしまいます。
保険が適用されるむし歯の治療では、銀歯のほか白い素材のものがありますが、むし歯を繰り返すリスクを抑えるためには、保険適用外のセラミックやジルコニアを使う治療法が推奨されます。
どんなに優れた治療でも、健康な天然の歯に勝ることはありませんので日頃からむし歯を予防するための取り組みが大切です。

2025年 12月号 《 vol.124-1 》

むし歯で認知症リスクが上がる!?

むし歯で認知症リスクが上がる!?

むし歯を予防するためには、毎日の歯磨きや定期的に歯科医院での検診やお口のメンテナンスが欠かすことができません。
むし歯は、歯の痛みだけでなく、進行すると歯の神経も失ってしまうことで歯の寿命にも影響しますが、歯だけでなく脳にも影響を与えることをご存知でしょうか?
国立循環器病研究センターの猪原匡史部長によると、むし歯菌の一種であるミュータンス菌の中に「Cnm」という特別なタンパク質を持つ、いわゆる「悪玉タイプ」が存在します。
この悪玉タイプを持っている人は、持っていない人に比べて脳の小さな出血(微小出血)が非常に多いことが明らかになりました。
通常のミュータンス菌でも脳の出血リスクは約5倍になるところ、この「悪玉」ミュータンス菌を持っている場合は、20倍にまで上がると言われています。
さらに、微小出血が多いと認知症や脳卒中、高血圧のリスクが上がる可能性も示唆されています。 むし歯から歯を守ることは、全身の健康を守ることにもつながります。

2025年 10月号 《 vol.122-3 》

むし歯で認知症リスクが上がる!?

ホワイトニング体験キャンペーン

皆さんは、ご自身の歯の色に自信はありますか?
最近は、美容室やエステ、ジムに通うような感覚で自分磨きのひとつとして、ホワイトニングを希望される患者様も多くいらっしゃいます。
当院では、歯を健康的に白く美しくするホワイトニングも行なっており、それぞれの患者様のご要望に応えられるよう様々なホワイトニングコースをご用意しています。
また、ミニミニ新聞でもお伝えしてきましたが、今年の4月から9月までの期間で全6回ホワイトニング研修を医院スタッフ全員で受講し、より安全で効果的なホワイトニングを学びました。
新しくなった横山歯科クリニックのホワイトニングを記念して、10月~12月の3ヶ月限定でホワイトニング体験キャンペーンを実施することになりましたので、是非この機会にホワイトニングで、より美しい歯を体験して欲しいと思います。
ホワイトニングについて、疑問や不安がございましたら、まずは当院スタッフまでお気軽にご相談いただき、ホワイトニングについてご理解したうえでご検討ください。

2025年 10月号 《 vol.122-2 》

歯周病の治療の流れ

歯周病の治療の流れ

歯周病の改善や予防では、毎日の歯磨きがとても大切です。
そのため、最初にお口の清掃状態を確認し、正しい歯の磨き方を身につけることから始めます。
どんなに歯科医院で治療を受けても、日々のセルフケアが不十分だと正しい効果を得られず、治療後に再発する可能性もあります。
次に行うのは、歯ブラシでは落としきれない汚れや歯石の除去になります。
まずは、歯ぐきより上に見えている部分をきれいにする「スケーリング」を行うことで、歯周病菌によって炎症を起こしていた歯ぐきを少しずつ回復していきます。
さらに、歯ぐきの中に隠れた部分の歯石も取り除く「ルートプレーニング(SRP)」を行います。
これらが「歯周基本治療」です。症状が進行している場合は、外科的な処置を行うこともあります。

2025年 10月号 《 vol.122-1 》

歯周病の進行の流れ

歯を失う原因で最も多いのは歯周病であることをご存知でしょうか?
歯周病の進行度は大きく分けて、軽度(初期症状)、中度、重度の3段階に分類され、治療は進行度にかかわらず歯周基本治療からはじめます。

歯周病の進行の流れ

2025年 9月号 《 vol.121-3 》

横山歯科クリニックのホワイトニング

横山歯科クリニックのホワイトニング

先日、4月から当院で実施しているホワイトニング院内研修の全6回コースが修了いたしました。
合計60時間にも及んだこの研修では、医療ホワイトニングのメカニズムなどホワイトニングについての深い知識や効果的にホワイトニングを施術するための技術など、幅広く実践的に学ぶことができました。
歯科医院で行うホワイトニングは、歯へのダメージを抑えた安全性の高いホワイトニングになりますが、当院は一般的な医療ホワイトニングに比べて、歯がしみにくく食事制限をすることもありません。
また、歯の再石灰化を促進し歯質を強化する成分(アパタイトペースト)を配合しているため、白く美しい歯だけでなく、むし歯を予防する効果を得ることもできます。
当院のホワイトニングでは、施術前に歯やお口の健康状態をしっかり検査するとともに、カウンセリングで患者様のご要望の確認や疑問点を解決し、安心できるホワイトニングを施術いたします。
ホワイトニングについての疑問などございましたら、お気軽に当院スタッフまでお尋ねください。

2025年 9月号 《 vol.121-2 》

消滅させることができない歯周病菌

歯周病の原因は「歯石」ではなく「細菌」です。
歯石は、プラークがそのまま放置されることで、だ液に含まれるリン酸カルシウムと反応し、硬い石のような状態(石灰化)になったものです。
歯石そのものが悪さをすることはありませんが、歯石の表面は軽石のようにザラザラでデコボコしており、歯周病菌にとって絶好の住処となることから、歯周病の予防や治療において歯石を除去していくことも重要になります。
数多くある歯周病の治療後の研究結果では、治療直後は歯周病菌は大幅に減少しますが、歯周病治療専門医による治療であっても歯周病菌を完全に取り除くことは難しく、治療後半年ほどで再び増え始めることが明らかになっています。
一度に歯周病菌をゼロにすることはできませんが、歯科医院で定期メンテナンスを受けることで歯周病菌の数をコントロールし、歯周病の発症を予防することができます。

消滅させることができない歯周病菌

2025年 9月号 《 vol.121-1 》

歯を失う原因で一番多い歯周病

歯を失う原因で一番多い歯周病

歯科医院を受診する多くの理由に「歯の痛み」があることから、歯を失う原因も、むし歯が一番多いと予想してしまう方もいらっしゃると思いますが、歯を失う原因で最も多いのは歯周病です。
それでは、なぜ歯周病によって多くの歯を失ってしまうのでしょう?
ひとつの要因として、歯周病は自覚症状がほとんどないまま進行してしまうことがあげられます。
歯周病は、歯周病原因菌による細菌感染症によって引き起こされると考えられています。
歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)などで細菌が繁殖し、歯ぐきに炎症を引き起こすことで歯を支える顎の骨を溶かしてしまいます。
初期の段階では、痛みもなくご自身で歯周病と判断することは難しく、その後、歯ぐきの腫れや出血や口臭が気になり気が付く方も増えてきますが、そのまま進行すると歯を支える骨が全体的になくなり、多くの歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病治療は治療期間も長期的になる場合が多いので、予防していくことや、治療後の歯科医院による定期管理がとても大切です。

2025年 8月号 《 vol.120-3 》

安心のホワイトニングに繋げる研修

安心のホワイトニングに繋げる研修

現在、当院ではホワイトニング研修を専門に全国各地で活躍されている外部講師をお招きし、月に1回のホワイトニング院内研修を実施しております。
このホワイトニング研修は、4月から9月までの全6回コースで構成されており、ホワイトニングの技術だけでなく、幅広い知識や様々な症例などを通して、患者様ごとに違いのある歯をより効果的に白く美しくするためのホワイトニングについて学ぶことができます。
7月9日に実施した研修では、ホワイトニングを施術する前に患者様のご希望だけでなく、施術前の不安な点や疑問などにも正しい情報をお伝えし、安心してホワイトニングを受けていただく大切さを学びました。
歯の着色には、タバコのヤニや茶渋など外部からの影響によるものと、加齢や歯の性質のほか服用されているお薬の影響による歯の内部に関係する場合があります。
当院では、着色の原因を解明し、より適切で歯にとって安全なホワイトニングを行なっておりますので、歯の色にお悩みなどございましたらお気軽にご相談ください。

2025年 8月号 《 vol.120-2 》

熱中症対策として効果の高い経口補水液

熱中症対策として効果の高い経口補水液

熱中症予防や対策として一般的なスポーツドリンクは、運動中の水分とエネルギー補給を目的としているため、熱中症の症状が確認された場合にはやや不向きとなります。
熱中症は、体内の水分のほかに、細胞内に水分を行き渡らせる役割を持つナトリウム(電解質)が減少することも要因となります。
水分と糖分が主成分であるスポーツドリンクは電解質濃度が低いため、熱中症の対策として効果が弱くなってしまいます。
OS-1などの経口補水液は、水分とナトリウム(電解質)を素早く補給できるように、脱水した体に必要な水と塩分に加え糖分をバランスよく含んでいるため、電解質濃度も高く静脈点滴と同じくらいの速さで最も速く吸収されます。
普段の生活や運動での水分補給では、スポーツドリンクで十分ですが、下痢や嘔吐、激しい発汗、脱水による熱中症の初期段階では経口補水液の方が適しています。
暑さからついついスポーツドリンクや炭酸飲料などを飲む機会が多くなる季節ですが、糖分が多い飲み物はむし歯のリスクを上げてしまうので注意が必要です。

2025年 8月号 《 vol.120-1 》

これからの季節は熱中症にご注意

これからの季節は熱中症にご注意

8月になり、本格的な夏を迎えました。
近年の夏は、北海道といえど年によっては35℃を超える日もあるだけでなく、私が子どもの頃に比べると湿度も高く、体に堪える季節となりました。
夏に気をつけたいのが熱中症ですが、皆さんはどのような対策をしているでしょうか?
熱中症は、気温が高く暑い環境下で体が適応できず、体温調節が困難になったり、大量の汗をかくことで体内の水分やミネラルのバランスが崩れ、めまいや立ちくらみ、失神などが引き起こされます。
特に梅雨明けなどは、湿度も高く暑さのピークにもなるので、熱中症の発生リスクが高まり、急激な温度変化によって、真夏より低い気温でも熱中症が発生してしまうことがあります。
熱中症対策では、水分補給が一般的ですが、汗をかくと水分だけでなくミネラルの一つであるナトリウム(電解質)も同時に失われることから、ナトリウムが含まれていない水だけの補給では、吸収に時間がかかり効果的な対策にはならないため注意が必要です。

2025年 7月号 《 vol.119-3 》

MBTI診断で自分を再確認

MBTI診断で自分を再確認

皆さんは、血液型性格診断や星座占いなどを信じますか?
今回は、世界で最も広く知られている性格診断ツールの一つでもあるMBTI診断をご紹介します。
MBTI診断は、スイスの心理学者ユングの「心理学的類型論」に基づいて開発・構築され、日本だけでなく世界的な企業などの採用活動やチームビルディングにも導入されています。
この診断は、自分自身の理解を深めるためにも面白く、個人でも診断されると新たな発見や自分自身を見つめ直す機会になるかもしれません。
ネットには、MBTI診断ができるサイトがいくつもあり、質問に回答していくことで診断結果が出るため、どなたでも気軽に診断することができます。
診断は、大きく分けて「分析家」「外交官」「番人」「探検家」の4つのグループに分けられ、そこからさらに、それぞれ4つのタイプがあるため、合計16タイプから自分のタイプが診断されます。
学校や職場などで、みんなで試されると今後のコミュニケーションやチーム作りにも役立てることができますし、自分自身の成長に繋げることもできるかもしれません。

2025年 7月号 《 vol.119-2 》

大切な歯科定期検診

大切な歯科定期検診

子ども達のお口に起きている問題を早期に発見するための学校(幼稚園)健診ですが、限られた時間の中で多くの児童や園児のお口をチェックするため、精度には限界があります。
集団健診は、歯科に行く必要があるかどうかの大きなふるい分けだと思っていただいた方が良いかもしれません。
歯科での定期的な検診は、口腔内の診察に加え必要に応じてレントゲン写真撮影や生活の問診、染めだしなどによるお口の中の汚れの確認などについて検査・診断し、検診結果に基づいて、治療や予防処置、生活指導を行っていくことができます。
また、虫歯については、どのくらいの時間をかけて進行しているかなども診断するため、乳歯の場合には歯を削るような治療はせずに、永久歯への生え変わりを待つなど適切な対処もできます。
学校(幼稚園)健診の結果で虫歯や歯並びに問題が見つかった場合には、出来るだけ早く歯科の受診の必要がありますが、問題がなかった場合でも、3ヶ月に1回は歯科医院で定期検診を受けることが大切です。

2025年 7月号 《 vol.119-1 》

学校や幼稚園の歯科健診

学校や幼稚園の歯科健診

みなさん、新年度が始まりどのようにお過ごしでしょうか?
毎年、小学校や幼稚園に歯医者さんが来て、お口の状態チェックする健康診断を受けていると思いますが、今年はもう受けましたでしょうか?
学校(幼稚園)の「健診」と歯科で受ける「検診」は、漢字が違うことを知っていましたか?
「健診」は、医学的な立場から確定診断をするのではなく健康状態を把握するためのもので、「検診」は、必要な検査を行い診断することを意味します。
学校や幼稚園などで行う健診は、子どもの口の中の健康状態を把握し、必要に応じて歯科への通院を進めたり、生活指導を行う健康増進が目的となっています。
幼少期に健康なお口の環境が守られていると、大人になってからの虫歯や歯周病になるリスクが軽減できることからも、子ども達のお口の健康を守ることは予防歯科への大きな一歩となります。

2025年 6月号 《 vol.118-3 》

骨粗しょう症治療薬と歯科治療

骨粗しょう症治療薬と歯科治療

日本調剤の調査では、日本で日常的に薬を服用している人は約4割とされており、60代以上の人では約6割以上が該当しています。
健康のために服用している薬ですが、歯科治療を受ける際には注意が必要なことをご存知でしょうか?
歯科治療を受ける際に、特に注意が必要な薬が「骨粗しょう症の治療薬」です。
骨粗しょう症は、骨の量が減って強度が低下し骨折しやすくなる病気で、閉経後の女性に好発し約1300万人の患者がいると言われています。
その治療は、薬物療法が中心で、その中で骨吸収を抑制する薬(ビスホスホネート、デノスマブ、カルシトニンなど)を服用している人は、歯科治療において特に注意が必要です。
これらの骨吸収を抑制する薬を服用している人が、抜歯などの外科的歯科治療を受けると、稀に「顎骨壊死」を発症し、顎の細胞や組織が死んで骨が腐った状態になり、顎の痛みや化膿のほか、悪化すると歯ぐきに穴が空いて骨が露出する場合があります。
服用期間が3年以上になるとリスクがとても高くなるため、場合によって半年ほど服用を停止してからの歯科治療になります。
歯科を受診する場合は、お薬手帳などで服用している薬や、患っている病名を正しく伝えることが安全な歯科治療に繋がります。
また、骨粗しょう症の発症前にしっかり口腔内を治療し、継続的に口腔内をメンテナンスすることが重要です。

2025年 6月号 《 vol.118-2 》

全6回ホワイトニング院内研修②

全6回ホワイトニング院内研修②

4月9日に行なったホワイトニング院内研修第1回目は、ホワイトニングについての講義を受け、ホワイトニングのメカニズムや人によってどのような効果に違いが出るなどを症例を通して知識を深めることができました。

全6回ホワイトニング院内研修②

ホワイトニング院内研修第2回目は、5月14日に行い、2つのチームに分かれて、ホワイトニング施術を通してより実践的にホワイトニングの技術を得ることができました。
ホワイトニングは、院内で行うオフィスタイプとご自宅で行うホームタイプがありますが、最も効果を実感できるのは、オフィスタイプとホームタイプの2つを合わせて行うデュアルタイプになります。
当院では、患者様が目指すホワイトニング効果を施術前にヒアリングすることで、最適なホワイトニングのタイプをご案内しております。

2025年 6月号 《 vol.118-1 》

全6回ホワイトニング院内研修①

全6回ホワイトニング院内研修①

現在、当院では月に1回のホワイトニング院内研修を実施しております。
ホワイトニング院内研修では、ホワイトニング研修を専門に全国各地で活躍されている歯科衛生士の佐藤先生をお招きして行っています。
4月から初まったこの研修は、9月までの全6回コースで構成されており、ホワイトニングの技術だけでなく、幅広い知識や様々な症例などを通して、患者様ごとに違いのある歯をより効果的に白く美しくするためのホワイトニングについて学ぶことができます。
講師の佐藤先生は、ホワイトニング研修のほかにも、訪問歯科や口腔ケアなどの様々な研修、講演活動など幅広く活躍されていることから、この院内研修を通して、ホワイトニングだけでなく診療に役立つスキルをスタッフ一同で学び、横山歯科クリニックの成長に繋げていきたいと考えています。

2025年 5月号 《 vol.117-3 》

五月病とお口の関係

五月病とお口の関係

5月になり、新生活にも慣れてきたという方も多いのではないでしょうか?新しい学校や職場の雰囲気にも慣れてきた頃に気をつけたいのが「五月病」です。
五月病は、無気力や不眠になり放っておくと鬱病などの精神疾患につながる恐れのあるものですが、自覚症状が少なく知らぬ間に発症進行する厄介なものです。
五月病の初期段階は意外にもお口に関係があり、ご自身のお口の状態に注意していくことで発症を回避する事ができる場合があります。
五月病の初期のサインは、軽い無気力状態になることから、日常のブラッシングやフロスなどが疎かになり歯肉炎が起きやすくなります。
日々のセルフケアで歯肉からの出血があると、知らぬ間の無気力状態のサインかもしれません。
最近の研究によるとセルフケアには精神的なリフレッシュ効果があり、自律神経の不調を整える意味でも有効とされています。
また、顎が小さかったり舌の機能低下により気道が狭くなっている人は、睡眠時に低酸素状態に陥るリスクが高いため、睡眠の質の低下や不眠の傾向があります。睡眠の問題は五月病の発症と進行のリスクが高くなるので、気道が狭い傾向にある方や舌の機能が低下している方は、マウスピースの活用や舌のトレーニングを通じて気道を広く維持し、良い睡眠を取れるように心がけてみましょう。

2025年 5月号 《 vol.117-2 》

規則正しい食生活でむし歯予防

規則正しい食生活でむし歯予防

10個のチョコレートを食べるとしても、1時間に1個ずつ食べるよりも、短時間に10個を食べてしまう方がむし歯になるリスクは低いと言われています。
通常、お口の中は「中性」で、むし歯のリスクは低い環境になっていますが、食べ物を口の中に入れると「酸性」になり、むし歯のリスクが高い状態になります。
むし歯を予防するためには、食事と食事の間隔をしっかりとることで、お口の中を「中性」に戻すことが大切です。
継続的に間食し、常にお口の中が酸性の状態が続いてしまうとむし歯のリスクが高くなり、間食がお菓子など糖分の高いものであれば、さらにむし歯のリスクが上がってしまいます。
スポーツドリンクなど糖分が多く含まれている清涼飲料水は、ついつい長い時間をかけて飲み続けることがあるため、特に注意が必要です。
食事やおやつの時間をしっかり決め、規則正しい食生活を送ることが、むし歯の予防につながります。

2025年 5月号 《 vol.117-1 》

新生活で乱れやすい食生活

4月に入学、進学などを迎え、新しい生活少しずつ慣れてきたお子様も多いかと思います。
新しい生活の中では、これまでの給食がお弁当になったり、反対にお弁当が給食になるほか、部活動や習い事で帰宅時間が遅くなるというお子様もいらっしゃるかと思います。
慣れない新生活による生活リズムの崩れや、食生活が乱れることは、お口の健康にも影響する場合があることをご存知でしょうか?
新生活のスタートは喜ばしいことですが、生活習慣が変化する場合には、お口の健康に関係が深い生活習慣、すなわち食事や間食に注意が必要となります。
皆さんは、どのような食生活を送っているでしょうか? 砂糖が多く含まれている食べ物は、虫歯のリスクを上げてしまいますが、特に時間をかけてダラダラ食べ続けることは避けたほうが良いでしょう。

新生活で乱れやすい食生活

2025年 4月号 《 vol.116-3 》

いざという時に備える口腔ケアグッズ

いざという時に備える口腔ケアグッズ

1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災から今年で30年を迎えました。
近年では、毎年のように地震や台風など、大きな自然災害の被害を受けていますが、皆さんは、もし災害に遭ったときの準備はどのくらいしているでしょうか?
皆さんのご自宅には、防災グッズは置いてありますか?
防災グッズの中には、飲料水や食料のほか、簡易トイレ、携帯ラジオ、救急セット、軍手などが基本装備として推奨されています。
しかし、災害に遭い避難所などで生活すると、口腔ケアができないストレスを感じる方も多いようです。
避難所では、ただでさえ大きなストレスを抱えた生活になる上に、口腔ケアができないことで、むし歯や歯周病が悪化したり、高齢者ではお口の中の汚れが増加することで、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうケースも増加します。
万が一に備える意味でも、日頃からお口の健康を保つことが大切ですが、防災グッズの中には、歯ブラシや歯磨き剤、水がないときにも対応できるようにデンタルリンス(洗口液)も用意しておくことも大切です。

2025年 4月号 《 vol.116-2 》

口腔機能発達不全症の原因と改善訓練

口腔機能発達不全症には、多くの原因があります。
乳児期の授乳や抱っこの仕方、離乳食の食べ方や、幼児期からは柔らかいひとくちサイズの食事、水で流し込む食事が口腔機能発達不全症の要因になることがあります。
また、タブレットやゲームをする姿勢が悪いことで、顎の成長に影響を与えてしまうこともあります。
口腔機能発達不全症を予防するためには、顎の正しい成長とお口の筋力を育むことが大切になります。
下のイラストのような訓練を日常で行うことで、口腔機能発達不全症が改善されることがあります。

口腔機能発達不全症の原因と改善訓練

2025年 4月号 《 vol.116-1 》

発育と口腔機能発達不全症

発育と口腔機能発達不全症

皆さんは、口腔機能発達不全症をご存知でしょうか?
口腔機能発達不全症は、18歳未満の子どもで生まれつきの問題がないにも関わらず、食べる、話すなどのお口の機能が十分に発達していない状態を言います。
小児期での「食べる」「飲み込む」「話す」「鼻で呼吸できる」などの口腔機能の発達・発育不足の状態は「口腔機能発達不全症」と診断され、その数は年々増加傾向にあります。
口腔機能発達不全症の子どもは、顎が正しく発育されないため、歯並びが悪くなるほか、正常な気道の確保も難しくなることで鼻ではなく口で呼吸することが多くなったり、姿勢も悪くなる特徴があります。
顎の発育や呼吸、姿勢は、将来の健康にも影響してくることが多いため、お子様のお口の機能を正しく成長させていくことが大切です。

2025年 3月号 《 vol.115-3 》

ペットと歯周病

ペットと歯周病

皆さんは、犬や猫などペットを飼われているでしょうか?
毎日の生活を共にする中で、普段と歩き方が違う、いつもより元気がないなど、ペットの体調の変化を見逃さないことが大切ですが、食事の量が減ってきたり、食べにくそうにしている場合は、歯周病の可能性があります。
人と同じようにペットも毎日食事をするので、ペットの歯磨きが不足すると歯周病のリスクが高まります。
ペットの歯周病も人間と同じメカニズムで、食べカスなどが原因でお口の中に細菌が増え、細菌の影響により歯ぐきが炎症を引き起こし、最終的には歯を支えることができなくなり、歯が抜け落ちてしまいます。
また、お口の中の細菌は、毛細血管を通じて全身に周り、大きな病気の要因にもなります。
ペットの歯磨きは、徐々に慣らしていく事が大切なので、初めはガーゼなどで軽く歯を擦る程度にし、その後歯ブラシを使うのが推奨されているようです。
また、ペットも定期的に動物病院で歯石除去や歯のクリーニングをしてもらうことが、いつまでも食事を楽しんで暮らしてもらうためにも大切になります。

2025年 3月号 《 vol.115-2 》

さまざまな口臭の原因

口臭の原因となるのは歯周病だけではなく、緊張やストレス、加齢などのお口の乾燥による場合もあります。
唾液の量が低下することで、お口が乾燥し口臭につながります。

さまざまな口臭の原因

2025年 3月号 《 vol.115-1 》

口臭と歯周病の関係

口臭と歯周病の関係

日常生活を送るなかで、自分や話し相手の口臭が気になったという経験はないでしょうか?
口臭調査では、214人の男女(20~60代)の口臭を測定器で計測した結果、13.1%の人に「ニオイを感じる」レベルが確認できたというデータもあります。
また、口臭を気にしている人の割合では、15~24歳で7.6%、25~34歳で10.1%、35~44歳で17.7%、45~54歳で20.7%と年齢が高くなるにしたがって増加し、それ以降の年齢では減少しています。
一般的に、口臭のある人は年齢と比例して多くなる傾向がありますが、その要因の一つに歯周病があげられます。
歯周病は、お口の中の汚れが原因でプラークという細菌のかたまりが誕生し、歯ぐきに炎症を引き起こす病気です。
プラークによって分解されたタンパク質から発生するガスが口臭の原因となります。

2025年 2月号 《 vol.114-3 》

健康と深い関係のある腎臓

健康と深い関係のある腎臓

歯周病は、糖尿病や心筋梗塞など全身の健康に関係することが明らかになっており、歯周病と腎臓の関係についても様々な研究の報告があります。
腎臓は、血液の中の老廃物や余分な水分、塩分、カリウム、カルシウム、リンなどを尿として排出し、必要な栄養分やミネラルや水分は体に戻すという血液の浄水器のような働きをしているため、腎臓が正常に機能しないと、異常のある血液が全身に巡り、歯周病の悪化、動脈硬化、慢性炎症、筋肉量の減少、認知症、寿命の短縮など様々な不調の原因となる場合があります。
世界的な老化研究者でもある自治医科大学抗加齢医学研究部の黒尾誠教授は、健康維持や老化には腎臓が大きく関わっていることを提唱しています。
腎臓に大きな負担をかけているのが、ミネラルの一つであるリンの多量摂取です。
加工食品に多く使われている「酸味料・香料・乳化剤」など「◯料」「◯剤」と記載されているものは、特に腎臓への負担が大きい「無機リン」が多く含まれているので食品にも注意が必要です。 また運動不足も、リンやカルシウムが骨から溶け出すことにより、腎臓に負担がかかることが分かってます。
現在、日本の慢性腎臓病の患者数は1,330万人と年々増加しているため、意識的に腎臓を守る習慣と行動が大切です。

2025年 2月号 《 vol.114-2 》

医療ホワイトニングと非医療ホワイトニング②

歯も大切な体の一部です。
最近ではあるスポーツジムでもやられています。
医師資格のない人に美容手術をしてもらうのが怖いように、歯科医師や歯科衛生士だけに認められている口腔検査などの資格や知識がない人が、ホワイトニングを施術することに高いリスクを感じます。

医療ホワイトニングと非医療ホワイトニング②

2025年 2月号 《 vol.114-1 》

医療ホワイトニングと非医療ホワイトニング①

医療ホワイトニングと非医療ホワイトニング①

近年、年齢や性別に関わらず興味を持つ方が増えているホワイトニングですが、需要の伸びと同時にホワイトニング効果で問題も多くなっているようです。
ホワイトニングで満足できる効果を得られない要因には、ホワイトニングを歯科医院ではなく、エステサロンやホワイトニングサロンで受けていることがあげられます。
歯科医院でのホワイトニングは、医療ホワイトニングで専用の薬剤に過酸化水素が含まれているため、歯にしっかり浸透し色素を化学反応によって分解するため、歯を内部から白くし効果の持続期間も長くなります。
また、歯科医師や歯科衛生士の管理のもと施術するため、ホワイトニング後のケアや万が一のトラブルにも対応することができます。
一方、歯科医院以外でのホワイトニングは、セルフホワイトニングと呼ばれており、過酸化水素が含まれている薬剤は使用できないため、歯の表面に付着した着色を除去するだけの効果となってしまいます。
そのため、効果をあまり実感できなかったり、持続期間が短い、色ムラが出やすいなどのデメリットがあります。

2025年 1月号 《 vol.113-3 》

縁起の良い巳年

縁起の良い巳年

新たな年が明け、2025年が始まりました。
皆さんご存知のように、今年は十二支の6番目にあたる巳年(みどし)です。
干支は、戦国時代の中国天文学で、空を12等分した名称として十二支が使われていたものが、長い年月とともに暦を表す記号として使われるようになったと言われています。
十二支のそれぞれの意味については諸説あり、由来などについても正確な情報はなく謎に包まれています。
巳年の「巳」という漢字は、胎児の形から派生しており「新しく産まれてくる」「将来・未来がある」「始まる」など、明るく前向きな意味があります。
「巳」を動物にあてはめると「蛇」になりますが、古来より蛇は信仰の対象となっていて、神様の化身や使者とも言われています。
また、神や祖先をまつることを意味する祭祀にも「巳」という漢字が使われていることからも、神聖な動物であることがわかります。
蛇は、金運や幸運を招くと考えられていることから、蛇皮のお財布にしたり、蛇の抜け殻をお財布に入れておくのもいいかもしれません。

2025年 1月号 《 vol.113-2 》

規則正しい食習慣でむし歯予防

規則正しい食習慣でむし歯予防

子ども達は、楽しい冬休みを過ごしていると思います。
冬休み期間中は、イベントなどで外出する機会や生活リズムが変化しやすくなるため、お子様の生活習慣も乱れやすくなります。
生活のリズムが崩れ、食習慣が乱れることは、お口の健康にも影響する場合があることをご存知でしょうか?
通常、お口の中は「中性」で、むし歯リスクは低い環境になっていますが、食べ物を口の中に入れると「酸性」になり、むし歯リスクが高い状態になります。
むし歯を予防するためには、食事と食事の間隔をしっかりとることで、お口の中を「中性」に戻すことが大切です。
継続的に間食し、常にお口の中が酸性の状態が続いてしまうとむし歯リスクが高くなり、間食がお菓子など糖分の高いものであれば、さらにむし歯リスクが上がってしまいます。
スポーツドリンクなど糖分が多く含まれている清涼飲料水は特に注意が必要です。
健康に冬休みを過ごすためにも、食事やおやつの時間をしっかり決め、規則正しい食生活を送ることが、むし歯予防につながります。

2025年 1月号 《 vol.113-1 》

新年のご挨拶

新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。
皆様は、良いお正月を過ごすことができましたでしょうか?
今年は、1995年の阪神・淡路大震災から30年を迎えます。
近年では、日本だけではなく世界中で災害が多くなっていますが、今の当たり前の生活に感謝していきたいと思います。
昨年は、様々な臨床セミナーや学会などに参加することができ、学びの多い一年になりました。
今年も、健康につながる質の高い歯科治療と患者様の健康を守り続ける診療を届けていくため、研鑽を積み、挑戦する気持ちを持って学びを継続していきたいと思います。
スタッフ一同、一日一日を丁寧に一人ひとりの患者様と真摯に向き合い、患者様が安心して通院できる歯科医院を目指します。
また、一人ひとりのスタッフが成長できる環境づくりにも取り組むことで、これまで以上に地域の口腔健康に貢献していきます。
本年も、横山歯科クリニックをどうぞ宜しくお願い致します。
院長 横山裕之

2024年 12月号 《 vol.112-3 》

医療費控除について

医療費控除について

医療費控除は、その年の1月1日から12月31日までに支払った医療費が10万円以上の方を対象に控除を受けられる制度で、控除限度額は200万円となっています。
確定申告の義務がある個人事業主だけでなく、サラリーマン(給与所得者)であっても、確定申告で医療費控除を申請することで納めた税金の一部を還付金として受け取れるケースもあります。
医療費控除の対象はご自身だけでなく、同じ生計で暮らすご家族の医療費を合算して申告することもできます。
もちろん、大きな病気にかかった治療費だけでなく、歯科治療にかかった治療費(保険治療・保険外治療)も対象となります。
歯を残すことは全身の健康に繋がり、医療費の負担軽減にも繋がるだけでなく、食事や会話の喜びを得ることもできるため、医療費控除を活用して最良な治療法を選択することを推奨しています。
また、医療費控除の申告には、治療費の領収書が必要となるなど、細かな条件などもありますので、詳しくは税務署にご確認下さい。
領収書の再発行は致しかねますので、大切に保管をお願い致します。

2024年 12月号 《 vol.112-2 》

日本臨床歯周病学会に参加

日本臨床歯周病学会に参加

10月19日(土)は、札幌で開催された日本臨床歯周病学会に、私(院長横山)と3名の歯科衛生士で参加しました。
日本臨床歯周病学会は、1983年に歯周治療の研鑽を通じて歯科臨床の向上に努めることを目的として「臨床歯周病談話会」としてスタートし、現在では、全国4,800名以上が所属する学会です。
私は、日本臨床歯周病学会札幌支部の役員も務めていることから、学会運営としても関わることができました。
今回の学会は、1日かけて行われ、午前は歯科衛生士から症例発表があり、その症例についてのグループディスカッションを行われました。
午後には、歯科医師と歯科衛生士が分かれて行われ、歯科医師は歯周病によって減ってしまった歯ぐきを再生させる歯周再生療法について学びました。
翌日の10月20日には、知識だけでなく技術を習得するため、歯周再生療法の臨床実習を受講しました。
当院では、歯周病の予防や質の高い歯周病治療に取り組むことで、皆様のお口の健康をお守りします。

2024年 12月号 《 vol.112-1 》

今年最後のミニミニ新聞

今年最後のミニミニ新聞

令和6年も終わりを迎えようとし、今年最後の「ミニミニ新聞」となりました。
今年は、年明けの1月1日に能登半島地震が発生し、その後も台風などの影響で多くの方が被災されました。
1年を通して、台風や猛暑など自然の脅威を感じることがあり、世界中でもたくさんの災害がありました。
明るいニュースでは、アメリカメジャーリーグで数々の記録を塗り替え、所属するドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献した大谷選手の活躍や、7月から開催されたパリオリンピックでの日本人選手の活躍、そして、道民にとっては日本ハムファイターズの躍進に元気をもらったという方も多かったのではないでしょうか。
当院は、来年の12月で全面リニューアル開院9周年を迎えます。
少し気が早いですが、節目となる開院10周年を充実した気持ちで迎えることができるように、さらに質の高い歯科医療目指し、自分自身やクリニックを成長していきたいと思います。
来年も、歯科臨床技術と知識を追求し、スタッフ一同皆様の口腔健康をお守りする歯科医院を目指していきます。

2024年 11月号 《 vol.111-3 》

カテキンとフッ素でむし歯予防

カテキンとフッ素でむし歯予防

昨年の11月に、東北大学大学院の研究グループが、お茶などに含まれるカテキンとフッ素(フッ化物)の組み合わせが、むし歯の原因菌が産生する酸を効率的に抑制することを研究成果として発表しました。
むし歯は、お口の中の細菌が産生する酸によって、歯が溶けることで進行します。
むし歯の予防で世界的に広く使用されているフッ素は歯の表面を修復・強化するほか、細菌が産生する酸を抑制する働きがあります。
研究では、むし歯菌が栄養素となる糖を取り込むことをカテキンによって抑制することが確認できました。
また、カテキンとフッ素の相乗効果により、むし歯菌が産生する酸を効率的に抑制することも確認しました。
東北大学では、今後カテキンとフッ素を利用した新しいむし歯予防法の開発に向けて、実際のお口の中での効果やお口の中の微生物に対する効果、カテキンとフッ素の最適な配合比率などの研究を進めていくと言われています。
このような研究が進み、むし歯予防が広がることに期待します。

2024年 11月号 《 vol.111-2 》

自宅でできる口腔機能トレーニング

口腔機能低下症を予防するためのトレーニングは、ご自宅でも取り組むことができます。
生活の少しの時間を使って、下図の口腔機能トレーニングを習慣にすることで口腔機能を守り続けましょう。

自宅でできる口腔機能トレーニング

2024年 11月号 《 vol.111-1 》

健康寿命と口腔機能の関係

先月号のミニミニ新聞(10月号vol.110)では、お口の「感覚」「咀嚼(そしゃく)」「嚥下(えんげ)」「だ液分泌」などの機能が低下することで、食習慣の変化により、全身の健康にも影響を与える「口腔機能低下症」についてお伝えしました。

健康寿命と口腔機能の関係

口腔機能低下症は、50代では48%、60代は60%以上の方が該当しているというデータもあることから、自立した生活を送ることができる健康寿命を伸ばすためにも、むし歯や歯周病から口腔健康を守るだけでなく、口腔の機能も維持していくことが大切です。

健康寿命と口腔機能の関係

2024年 10月号 《 vol.110-3 》

日光浴とビタミンD

日光浴とビタミンD

皆さんは、「くる病」をご存知でしょうか?
アニメ「アルプスの少女ハイジ」で、車椅子生活を送っていたクララも「くる病」でした。
くる病は子供に発症する病気で、カルシウムやリンが不足することで、骨の強化が不十分になり、身長の伸びが遅い、O脚やX脚になり足が曲がって成長する、転びやすい、歩き方に違和感があるなどの症状を引き起こします。
くる病の原因の一つに骨を硬くするリンの吸収を促すビタミンDが不足することがあげられます。
くる病やビタミンD不足と聞いても、あまり身近に感じることができないかもしれませんが、2023年の東京慈恵会医科大学の発表によると、東京都内で健康診断を受けた5518人を対象にした調査で98%がビタミンD不足という調査結果が出ています。
また、約10万人のがん患者のデータ解析をした結果、術後のビタミンDサプリメント摂取により、2年後以降のがんの再発死亡リスクが12%減少したことも明らかになっていることからも、ビタミンDの重要性がわかります。
ビタミンDを摂取するための食事を心がけることが大切ですが、日光浴も欠かすことができません。
現代では、猛暑やゲームなどによって外遊びの機会も減っていますが、1日15~30分の日光浴がビタミンDの生成につながります。

2024年 10月号 《 vol.110-2 》

歯磨きで心のリフレッシュ

歯磨きで心のリフレッシュ

お口の健康を守るための基本となるのが、毎日の歯磨きです。
皆さんは、1日何回くらい歯を磨きますか?
厚生労働省が実施した2022年歯科疾患実態調査によると、1日に2回以上歯を磨く人は79.2%で、この割合は半世紀以上前の1969年調査の16.9%を大きく上回り、現代では口腔衛生意識が高まっていると言えます。
また、家庭用品大手のライオンが行なった「歯磨きが心や体に与える影響」についての検証では、歯磨きによる口腔内への触覚刺激が交感神経の活動を弱めることで、リラックス効果を得られることが分かりました。
このライオンの検証について、杏林大学の古賀良彦名誉教授は「歯磨きを行うことで副交感神経が優位になり、良い安静状態が得られた」と分析しており、これは心の落ち着きや良い睡眠というリラックスではなく、自律神経を整え心身のリフレッシュや頭の回転を上げる効果が期待できると評価しています。
これまで、朝と夜だけ歯磨きをされている方は、お昼にも歯磨きをすることで、午前中のストレスが緩和され午後に向けてリフレッシュしてみてはいかがでしょう。

2024年 10月号 《 vol.110-1 》

歯だけではなく口腔の機能も守る

歯だけではなく口腔の機能も守る

歳を重ねると全身の病気や歯を失うなどの要因によって、感覚、咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)、だ液分泌などの口腔機能が低下してしまう方がいらっしゃいます。
10、20年前に比べて、下表の項目に心当たりはないでしょうか?
このような状態のままでいると、食べ物を噛むことや飲み込むことが困難になる「咀嚼(そしゃく)機能不全」「摂食嚥下(せっしょくえんげ)障害」に進行してしまう場合もあり、その前の段階を「口腔機能低下症」といいます。
10年前に比べると体力が落ちていることに気づくのと同じように、口の周りの機能も少しずつ低下していくため、年齢に合わせた口腔機能の守り方が大切になります。
これまで口腔機能検査は、65歳以上のみ保険適用でしたが、4月からは50歳以上の方に適用年齢が引き下がりました。
より早くご自身の口腔機能を知ることで、将来の食事や会話を支える口腔機能維持に努めることができます。
口腔機能低下症や口腔機能検査については、当院スタッフまでお気軽にお尋ね下さい。

2024年 9月号 《 vol.109-3 》

老化の原因ルビコン

老化の原因ルビコン

オートファジーという言葉をご存知でしょうか?
「オートファジー」は、ラテン語で”食べる”という意味の「ファジー」に「オート(自ら)」をくっつけた造語で、細胞が内部の物質を分解して再利用する仕組みとして知られてきました。
生命の基本単位と言われる細胞ですが、人間は37兆個の細胞からできており、細胞には人間と同じような社会構造があります。
細胞の世界を社会に例えると、工場や病院、発電所、交通網があり、そこで働く「人」に当たるタンパク質がオートファジーを促進させる重要な役割を持っていると考えられていました。
「オートファジー」の研究者でもある大阪大学大学院生命機能研究科の吉森保教授は、オートファジーは病気に深く関わるだけでなく、ルビコンというタンパク質が老化に関係していることを発見しました。
吉森教授が発見したルビコンは、タンパク質でありながらオートファジーにブレーキをかけ、老化や病気にかかりやすくし、加齢とともに増加することも判明しました。
ルビコンを抑制することが健康寿命に大きく関わるため、適度な運動習慣や高脂質食やカロリー過多に気をつけた食事、就寝前の間食を控える生活が大切です。

2024年 9月号 《 vol.109-2 》

フッ化物配合歯磨き剤

フッ化物配合歯磨き剤

フッ化物には、1日の摂取量に適正目安が定められており、過剰に摂取してしまうと中毒を引き起こしてしまう場合があるため、歯磨き剤にフッ化物が含まれている場合は、上記表を参考にご使用ください。
フッ化物配合歯磨き剤には、1g中に1mgのフッ化物が含まれていることから、体重60kgの方であればフッ化物配合歯磨き剤チューブを一気に1~2本飲み込むと急性中毒のリスクが出てしまいます。
小さなお子様に使用することに心配という方もいらっしゃいますが、お子様向けの歯磨き剤の容量は60gが多く、その場合、体重10kgであれば、歯磨き剤の半分30gを誤飲するとフッ素中毒の症状がでる可能性があります。
年齢に合わせた適量がありますので、ご心配な方はお気軽にお尋ねください。

2024年 9月号 《 vol.109-1 》

フッ素ではなくフッ化物

フッ素ではなくフッ化物

先月号のミニミニ新聞(8月号vol.108)では、札幌市の一部の小学校でフッ化物洗口によるむし歯予防の取り組みが開始されることをお伝えしました。
フッ化物は、一般的にフッ素と呼ばれることが多く、このフッ素について危険なイメージを持たれる方もいらっしゃいます。
あまり知られていませんが、フッ素とフッ化物は全く別の物質です。
フッ素は単体で存在しているときの物質で毒性もありますが、他の物質と結合した状態の「フッ化物」は安全性の高い物質で、むし歯予防に使用されているフッ素は、正確には「フッ化ナトリウム」という「フッ素」と「ナトリウム」が結合した物質で、安全性の高いフッ化物になります。
歯科医院でも、フッ化物のことを「フッ素」と呼ぶことが多いため、誤解が生じてしまったのかもしれません。
フッ化物は、自然界にも広く分布しており、土壌や海中だけでなく、海産物や肉、野菜、果物などにも微量ながら含まれています。
ただ、フッ化物にむし歯予防効果があるからと言って、できるだけ多く摂取すれば良いという訳ではありません。
どんなものでも過剰に摂取すれば悪い影響が出る可能性があることから、フッ化物においても適正な量の使用が大切になります。

2024年 8月号 《 vol.108-3 》

期間限定ホワイトニングキャンペーン

期間限定ホワイトニングキャンペーン

現在、当院では7月~9月末まで「ホワイトニングキャンペーン」を実施しております。
これまでホワイトニングに興味はあっても、なかなかタイミングが合わず始めることができなかった方や、最近マスクを外すことが多くなり、ご自身の歯の色が気になるようになった方など、キャンペーンを機会にホワイトニングを体験しませんか?
ホワイトニングやキャンペーンについては、当院スタッフまでお気軽にお尋ねください。

期間限定ホワイトニングキャンペーン

2024年 8月号 《 vol.108-2 》

フッ化物(フッ素)の安全性と効果

フッ化物(フッ素)の安全性と効果

むし歯を予防するためには、フッ化物(フッ素)が含まれている歯磨き材を使った歯磨きと、歯と歯の間を衛生的に保つためのフロスや歯間ブラシを使ったセルフケアも大切です。
むし歯予防に効果があるフッ化物は、歯を再石灰化することで歯を正常な状態に戻す作用や、抗菌作用のほかに、歯の表面のエナメル質を強化する働きもあります。
フッ化物は、WHO(世界保健機構)など世界の150を超える医学・歯学・保健専門機関により「適切に行われるフッ化物のむし歯予防方法は、安全で、もっとも有効な公衆衛生的方策である」とされており、 その安全性と効果が認められています。
また、WHO(世界保健機構)やFAO(食糧農業機構)では、必須栄養素としており、土壌で育つ野菜や果物、魚介類や海藻類にも含まれていますが、日常生活の中でむし歯予防に効果を発揮するほど摂取することは難しいと言われています。
フッ素が含まれている歯磨き剤を毎日使用すると共に、定期歯科メンテナンスでお口の衛生環境を保つことがむし歯予防に繋がります。

2024年 8月号 《 vol.108-1 》

北海道の子どもたちの歯を守る取り組み

北海道の子どもたちの歯を守る取り組み

むし歯の予防効果が世界的にも実証されているフッ化物(フッ素)ですが、フッ化物が含まれた洗口液で口をゆすぐフッ化物洗口が今年度より札幌市の一部の小学校で導入されることが決定し、今後は段階的に導入していくことが検討されています。
北海道では、すでにフッ化物洗口を実施している地域も多く、2014年から実施している北広島市の小学校では、実施当初は一人当たり平均2.1本のむし歯に対して、2023年では0.6本まで減少したデータが出ています。
北海道が2009年に「北海道歯・口腔(こうくう)の健康づくり8020推進条例」を制定して以降、フッ化物洗口を導入する自治体が増えており、現在では函館、旭川、千歳、恵庭、登別、釧路、帯広などの小学校でも実施されています。
フッ化物洗口は、専用のフッ化物洗口液(10cc)を週に1回だけ口に含み30秒間すすいで吐き出すことで、むし歯の予防効果を得ることができます。
フッ化物洗口が多くの学校で導入され、子どもたちの歯が守られることを期待しています。

2024年 7月号 《 vol.107-3 》

新しい取り組み医療DX

近年、さまざまな企業や社会的にもIT化が加速している中で、現在では、激しい環境変化に対応するためにデジタルを活用し、業務や組織、プロセスなどの質を変化させるDX化(デジタルフォーメーション)が加速しています。
医療分野においてもDXは推進されており、歯科医療でも同様の動きが見られ、自由民主党政務調査会が発表した「医療DX令和ビジョン2030」の中で、医療DXの推進に向けた提言もされています。

新しい取り組み医療DX

医療DXが推進されることで、業務が効率化されるだけでなく、患者様においては、どの病院や歯科医院を受診しても医療機関で患者様が服用しているお薬や既往歴も確認できるため、治療や投薬によるリスクを防ぐことができます。
また、医療機関同士で患者様の情報を共有することもできることで、これまでよりもスムーズな診療が可能になる場合もあります。
そのほかにも、災害時の身元確認などにも効果を発揮することが期待されています。
現在、従来の保険証が今年の12月2日に廃止され、マイナンバーカードが保険証として利用される動きがありますが、患者様にとって有益な取り組みになることを期待しています。

2024年 7月号 《 vol.107-2 》

入れ歯の種類と特徴

入れ歯には、保険適用のタイプと保険が適用されないタイプがあり、それぞれに特徴もあります。
当院では、患者様に適した入れ歯をご提案しております。

入れ歯の種類と特徴

2024年 7月号 《 vol.107-1 》

入れ歯が完成するまで

現在、入れ歯をお使いの方や入れ歯の作製途中の方のなかには、「思ったよりも入れ歯の完成までには期間がかかる」と感じたことはないでしょうか?
入れ歯は、失ってしまった歯の代わりとして、噛んだり話すことをサポートしてくれますが、一人ひとりのお口の環境に合わせて正しく機能するように作製するため、完成までには期間が必要になってしまいます。

入れ歯が完成するまで

2024年 6月号 《 vol.106-3 》

歯科医院と歯科医療従事者の数

みなさんは、日頃の生活の中で歯科医院の数が多いと感じたことはないでしょうか?
今回は、現在の歯科医院や歯科医療に関わる人の数についてお伝えします。
厚生労働省から発表されているデータでは、令和4年10月時点での全国の歯科医院は67,755件となっており、これは前年の令和3年よりも144件減少しています。
歯科医師も減少傾向にある中で、女性の歯科医師は増加しており、歯科衛生士も増加していることから、女性の社会進出が一般的になっていることが影響しているのかもしれません。
一方、歯科技工士は減少に加え高齢化によって、歯科医療を支える歯科技工士不足が今後の課題となってくる可能性があります。

歯科医院と歯科医療従事者の数

2024年 6月号 《 vol.106-2 》

歯を失ってしまったときの治療②

歯を失ってしまった場合には、なぜ歯を失ったかの原因を解明すると共に、一人ひとりの患者様のライフスタイルや価値観に最適な治療法をご案内するための精密な診断を行います。

歯を失ってしまったときの治療②

2024年 6月号 《 vol.106-1 》

歯を失ってしまったときの治療①

歯を失ってしまったときの治療①

人の歯は何本あるかご存知でしょうか?
通常、人の歯は「親知らず」を入れると32本あり、親知らずを全て抜いている方は28本になります。
一本一本の歯には、それぞれ大切な役割があり、全ての歯があることでバランスを保ち、噛んだり飲み込むお口の機能を維持しています。
もしも、一本でも歯を失った場合には、「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」の3つの治療法から選択することになります。
ブリッジは、取り外しができない固定式で、違和感も少なく、噛む力も維持しやすい治療ですが、ダミーの歯を支えるため前後にある健康な歯を大きく削る治療になります。
入れ歯は、歯を削らずに出来ることや、将来ほかの治療に移行しやすい治療ですが、固定するバネ(金具)が見えてしまったり、強く噛むことに向いていません。
インプラントは、本来の歯に近い感覚を得ることができますが、手術や適応を判断するためには精密な診断が必要になり、治療費も比較的高額になります。
歯を失う原因には、むし歯や歯周病のほか、噛み合わせなど様々な要因があるため、歯を守ためには毎日の歯磨きと定期的な歯科メンテナンスが欠かせません。

2024年 4月号 《 vol.104-3 》

新素材の開発で進む保険治療

新素材の開発で進む保険治療

保険が適用される被せ物では、銀歯とハイブリットレジンという白い素材の2つから選択することが出来ます。
この白い素材の被せ物は、保険の定めにより上下の前歯から数えて4・5・6番目の歯を白い被せ物で治療することが可能でしたが、新たに7番目の歯も保険の適用となりました。
7番目の歯は、親知らずを抜いている方にとっては、一番奥にある歯になり、噛んだときに大きな力が加わることから、これまで保険では認められていませんでした。
今回、新しく開発されたことで7番目の歯にも対応できるこの新素材は、航空宇宙や自動車、医療機器などで金属代用素材として使用されていたもので、高い耐久性が認められています。
天然の歯と比べると色の違和感があることや、実際の臨床データが少ない段階で、まだ実際の臨床では実用的ではないという評価も上がっていることから、今後の改良を期待しています。
白い素材の被せ物は、金属アレルギーリスクのない素材であるため、十分な臨床データが集まり、信頼性が高くなった段階で当院でも導入を検討していきたいと思います。

2024年 4月号 《 vol.104-2 》

歯磨きで肺炎予防

歯磨きで肺炎予防

がんや心臓病などに次いで、特に高齢者の死亡原因として多いのが肺炎です。
高齢者の肺炎の75%は、食べ物や飲み物、だ液などが誤って気管や気管支内に入り、肺に細菌が慢性的に流れ込むことで生じる誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)であるという報告もあります。
肺炎を予防するためには、歯磨きなどでお口の中を衛生的に維持していくことが大切と言われており、昨年の米国医師会関連の内科の医学誌では、歯磨きの肺炎予防効果を検証した論文が掲載されました。
検証では、入院中の患者さんを対象に、これまでの15の臨床試験データをまとめて解析し、毎日歯磨きを行なった場合と歯磨きをしない場合を比較しました。
検証結果では、毎日歯磨きを行なった場合は、肺炎のリスクが約3分の1まで低下し、集中治療室における死亡のリスクも約2割低下していました。
また、この肺炎予防効果は、特に人工呼吸器を装着しているような重症の患者さんで強く認められました。
歯磨きによってお口の健康を維持することは、肺炎など大きな病気の予防にもつながります。

2024年 4月号 《 vol.104-1 》

お口の健康と全身の健康

お口の健康と全身の健康

皆さんは、『オーラルフレイル』という言葉を聞いたことはありますか?
直訳すると『口腔機能の虚弱』となります。
日常生活を問題なく過ごせる「健康寿命」を延ばすためにも、口腔機能がしっかりしていることが重要であり、オーラルフレイルが生じたときの早期治療や、予防・早期発見が非常に大切です。
歯を失ってしまうと、食べ物を細かく噛んだり、噛んだものを飲み込むなどの基本的なお口の機能が低下し、食生活の変化にも繋がります。
食生活の変化によって、栄養バランスが乱れ、身体機能の低下などが引き起こされると要介護認定や死亡のリスクが2倍以上高まることが報告されています。
お口の健康を守ることが、全身の健康維持にも繋がり、健康寿命を守ることになります

2024年 3月号 《 vol.103-3 》

増加する10代の近視

増加する10代の近視

皆さんは、ご自身の視力に自信はあるでしょうか?
近年は、小学生や中学生など若い世代で視力の低下が問題視されており、この30年で近視の子供は約2倍になっています。
眼科医である川本晃司著の「スマホ失明」では、近視が進行した先には、失明の可能性があることが書かれています。
近視になることで、直接失明になるケースはほとんどありませんが、近視によって網膜剥離や緑内障など、失明に繋がる病気のリスクが高くなってしまいます。
若い世代に近視が増加している大きな原因は、スマホやゲームの普及によって、近距離で見て遊ぶものが増えていることや、外で遊ぶことの減少などがあげられています。
太陽の光には、近視を抑制する働きがあるため、外遊びが多いほど近視になりにくいとも言われています。
近視を予防するためには、スマホやゲームなどは近距離で見過ぎず、連続1時間以上は見ないことや、1週間で14時間以上の屋外での活動が有効です。
また、視力に合ったメガネの使用や眼科での定期検診も大切なほか、現在では、近視抑制効果のあるコンタクトレンズを就寝中に装着する近視予防治療オルソケラトロジーもあります。
一度失うと取り戻すことが難しい視力を守る生活習慣が大切です。

2024年 3月号 《 vol.103-2 》

顎関節症の改善と予防

顎関節症を予防するためには、日常生活の中で気をつけるポイントがあります。

顎関節症の改善と予防

顎関節症のⅠ型やⅡ型(左ページ図参照)の場合は、筋肉が炎症を引き起こしているため、安静にすることやマッサージなどで筋肉をほぐし血行をよくすることで解消することもあります。
マッサージは、噛み締めたときに耳の下周辺に膨らむ部分に指を当てて、円を描くように優しく指を動かすことで筋肉をほぐすように行います。
顎から音が鳴るなどの症状が出るⅢ型やⅣ型の場合は、基本的には経過を観察していくことになります。
顎関節症の症状が出ているときは、スープやヨーグルトなど顎に負担の少ない食事をおすすめします。
そのほかにも、大きなあくびなど、口を大きく開ける動作に注意することも大切です。
日常生活で、痛みを感じる不快な顎関節症を予防するためにも、日頃から顎に負担をかけないことが大切になります。

2024年 3月号 《 vol.103-1 》

顎(あご)が痛む顎関節症

顎(あご)が痛む顎関節症

日々の生活の中で、顎(あご)を動かしたときに、違和感や痛みを感じたことはないでしょうか?
当院にも、このような症状を抱えた患者様が来院されることがありますが、これらは「顎関節症(がくかんせつしょう)」の場合が多く、顎関節症が原因となって頭痛や肩こりなどを併発してしまうこともあります。
日本における顎関節症の罹患率は3~15%と言われ、年齢や性別を問わず発症する身近な問題でもあります。
顎関節症で特に多い「顎が痛い」「口を大きく開けようとすると痛い」という症状は、顎の筋肉が炎症を引き起こしていることが原因です。
また、「顎を動かしたり口を大きく開けたときに音がなる」場合は、顎の関節の骨と骨の間にクッションのような役割を持つ関節円板(かんせつえんばん)が、変形したりズレていることが原因となります。

2024年 1月号 《 vol.101-3 》

謎の多い干支と辰年

謎の多い干支と辰年

新たな年が明け、2024年が始まりました。
皆さんご存知のように、今年は十二支の5番目にあたる辰年です。
干支は、戦国時代の中国天文学で、空を12等分した名称として十二支が使われていたものが、長い年月とともに暦を表す記号として使われるようになったと言われています。
十二支のそれぞれの意味については諸説あり、由来などについても正確な情報はなく謎に包まれているため、十二支の中で唯一架空の動物である辰(龍)が選ばれた理由についても解明されていません。
干支は、西アジアや東ヨーロッパでも使われておりますが、日本の辰年は、アラビアではワニ年、イランではクジラ年になります。
日本では、辰年に大きな出来事が多く、2012年の東京スカイツリーの開業や1964年の東京オリンピックのほか、青函トンネル・瀬戸大橋の開業がありました。
また、辰年生まれの人は、表裏がなく大らかな性格でリーダーシップを発揮するとも言われているようです。
科学的根拠はありませんが、星座や血液型のように、干支で性格診断をされてみるのも興味深いと思います。

2024年 1月号 《 vol.101-2 》

歯周外科実習セミナー

歯周外科実習セミナー

先日、重度に進行した歯周病の治療法の一つである歯周外科治療実習セミナーに参加しました。
セミナー講師を務められたのは、JIADS(ジアズ)という主に歯周病治療を学ぶ日本を代表するスタディグループ(研修団体)の理事長である松井先生と、同じくJIADSに所属する4名の認定インストラクター(歯科医師)でした。
歯周病は、自覚症状がないまま進行する特徴があり、歯ぐきからの出血や歯が揺れるなど自覚する症状が現れたときには重度に進行しており、最悪の場合は歯を抜くことになってしまいます。
また、歯を失う原因で最も多いのが歯周病で、30代以降の約80%の人は罹患しているという調査結果もあります。
今回のセミナーでは、豚の顎の骨を使っての臨床実習も行ない、重度に進行した歯周病治療に有効な歯周外科治療について実践的に学ぶことができました。
高い技術と知識を習得することで、重度の歯周病を改善し、安心して生活を送ることができる健康を届けていきます。
副院長 横山有子

2024年 1月号 《 vol.101-1 》

新年のご挨拶

皆さま、新年明けましておめでとうございます。
今年は、どのようなお正月を過ごされましたか?
新たに目標を立てたという方も多いのではないでしょうか?
昨年は、臨床勉強会の参加や、学会などに参加し学びの多い一年となりました。
また、このミニミニ新聞は昨年12月で100号を迎えることもできました。
変化の多い時代ではありますが、当院は、患者様はじめ地域の皆様や共に働くスタッフへの感謝の気持ちを忘れず、基本を大切に一人ひとりの患者様の健康をお守りしていきます。
2024年も、皆様の健康と笑顔につながる歯科医療を目指した成長を継続していくためにも、様々なことに挑戦していきたいと思います。
本年も、横山歯科クリニックをどうぞ宜しくお願い致します。

2023年 12月号 《 vol.100-3 》

ミニミニ新聞100号

ミニミニ新聞100号

ミニミニ新聞は、今月で第100号を迎えることができました。
当院が移転リニューアル開院する前の2015年9月号からスタートし、一人ひとりの患者様へお渡ししてきました。
ミニミニ新聞をスタートさせるときには、毎月作成することや、お渡しの際に受け取りを断られることなどへの不安もありましたが、ミニミニ新聞を読まれた患者様から「口腔健康への意識が変わった」「定期検診の大切さを知った」などの声を頂けたことで、発刊を続けることが出来ました。
現代では、ネットで検索すれば歯科治療についての情報は溢れていますが、全てが正しい情報とは限りません。
これからも、ミニミニ新聞を継続し、歯科治療や口腔の健康を守るために大切な情報を届けていきたいと思います。
これからもミニミニ新聞をどうぞ宜しくお願い致します。

2023年 12月号 《 vol.100-2 》

歯を失ったまま放置するリスク

歯を失ったまま放置していると、お口の中に様々な影響を与えてしまいます。

歯を失ったまま放置するリスク

放置する期間が長いことで、大きくバランスを崩してしまうと、元に戻すためには矯正治療を行うなど、長い治療期間と治療費がかかります。
むし歯や歯周病の治療と同じく、歯を失った場合には、どのようにそれを補うのか、将来の健康につながる治療法を考えることが大切です。

2023年 12月号 《 vol.100-1 》

噛めないことで崩れる栄養バランス

むし歯や歯周病などの小さな疾患がドミノを倒すように連鎖することで、全身の健康にとって重大な疾患につながることをご存知でしょうか?
むし歯や歯周病が、大きな疾患につながる要因の一つに「食習慣の変化」があげられます。
むし歯や歯周病によって、歯が残っていてもしっかり食べ物を噛むことができなかったり、歯を失うことで食べにくいものが増えることで、栄養バランスが崩れ、全身の健康にも大きな影響を与えてしまう可能性があります。
下表では、失った歯の数が多いほど、多くの栄養素において摂取量が低下していきますが、お米や麺類、パンなどの炭水化物摂取量だけが増加し、栄養バランスが崩れてしまう傾向を示しています。

噛めないことで崩れる栄養バランス

2023年 11月号 《 vol.99-3 》

健康につながるセラミック治療の特徴

むし歯の治療で、歯を修復するために使用する素材のセラミックの特徴は、美しさだけではありません。
セラミック治療は、①高い治療精度、②安全な素材、③衛生的な素材など、歯科治療として多くの利点があります。
そのほかにも、残っている歯を守ることにつながり、今後のお口の健康にも有益性の高い治療です。

健康につながるセラミック治療の特徴

2023年 11月号 《 vol.99-2 》

被せ物の種類と特徴

被せ物の種類と特徴

2023年 11月号 《 vol.99-1 》

大きなむし歯治療の被せ物

大きなむし歯治療の被せ物

先月号のミニミニ新聞(10月号vol.98)では、歯の神経がむし歯菌に感染していない小さなむし歯治療で、削った歯を修復する詰め物について解説しました。
今回は、歯の神経がむし歯菌に感染してしまった場合などの大きなむし歯治療で、歯を修復する被せ物についてご説明します。小さなむし歯でも治療せずに放置していたり、治療した歯が再びむし歯になり何度もむし歯治療を繰り返すことで、被せ物で歯を修復する治療が必要になります。多くの被せ物で歯を修復する歯は、同時に神経を抜く治療が必要になりますが、神経を失った歯は、歯に栄養を送る血管も失うため、歯が弱くなり歯の寿命も短くなってしまいます。
被せ物の治療にならないためには、歯に少しでも違和感があったときには、すぐに歯科医院を受診することが大切ですが、一番大切なことは、歯が健康なときから毎日の正しい歯磨きと、定期的な歯科メンテナンスの受診によって、未然に問題を防ぐための予防に取り組んでいくことです。
また、すでに被せ物で治療している歯がある場合は、将来的に歯を失う可能性が高いため、より予防に取り組むことが大切です。

2023年 10月号 《 vol.98-3 》

人工甘味料は安全?

人工甘味料は安全?

皆さんは、健康な体を維持するために、糖質を抑えた食べ物や飲み物を選ぶことはないでしょうか?
最近では、ビールやコーラ、缶コーヒーなどでも糖質ゼロやカロリーオフの商品が多く店頭に並んでいますが、しっかりと美味しさを感じることができます。
この美味しさを出すために、砂糖の代わりに人工甘味料が使用されていますが、人工甘味料の安全性については度々疑問視されることがあります。
人工甘味料とは、砂糖の代わりに人工的に化学合成された甘い調味料のことで、砂糖の代替甘味料として使用されており、日本国内の大手食品メーカーが製造しているほか、輸入も多く最近は中国産の製品も輸入されています。
人工甘味料にはいくつも種類があり、その多くは厚生労働省から安全性が認められていますが、今年の7月にWHO傘下の国際がん研究機関は、人工甘味料の一つであるアスパルテームの発がん性を発表しました。
また、WHOは人工甘味料がダイエットに役立つという根拠はないという認識も示しています。
アスパルテーム以外の人工甘味料についても、様々な意見がありますが、体内に入れる食べ物や飲み物にどのような原材料が含まれているのかを知ることが大切だと思います。

2023年 10月号 《 vol.98-2 》

詰め物の種類と特徴

詰め物の種類と特徴

小さなむし歯治療の詰め物

小さなむし歯治療の詰め物

歯の神経はむし歯菌に感染していない小さなむし歯の治療では、むし歯菌に感染してしまった部分を削り取り「詰め物」によって歯を修復する治療を行います。
歯の神経までむし歯菌に感染していない小さなむし歯の治療は、治療期間も短く、治療での痛みを感じない場合もあります。
小さなむし歯治療の詰め物には、保険が適用されるものや保険適用のないものがあり、それぞれに特徴がありますが、生涯自分自身の歯で生活するためには、できるだけ再びむし歯になってしまうリスクを下げる詰め物を選択することも大切です。
初期段階の小さなむし歯をしっかり治療し、治療後は歯磨きと定期的な歯科メンテナンスを受診することで、むし歯の再発リスクを軽減することができます。
治療した歯が、再びむし歯になってしまったり、むし歯になった歯を放置していると、むし歯菌は歯の内部へ進行していき、歯の神経までむし歯菌に感染してしまいます。
歯の神経がむし歯菌に感染すると、神経を取る治療になるだけでなく、神経を失った歯は弱くなり歯の寿命も短くなってしまいます。

2023年 9月号 《 vol.97-3 》

認知症予防のためにできること

厚生労働省の調査では、日本における65歳以上の認知症の人の数は約600万人(2020年現在)と推計されており、65歳以上の5人に1人がアルツハイマー型認知症と診断されています。
また、2025年には730万人、2050年には1,016万人がアルツハイマー型認知症と診断される推計もあります。
アルツハイマー型認知症は、40歳頃から静かに進行がはじまり、脳にアミロイドβというタンパク質の塊が蓄積することで発症すると言われています。
主な原因は、生活習慣からの影響が大きいため、日頃の生活を見直すことで発症リスクを軽減することができます。

認知症予防のためにできること

2023年 9月号 《 vol.97-2 》

知覚過敏症の治療と予防

知覚過敏症の治療と予防

噛み合わせの問題や、歯ぎしり・くいしばりのほかにも、むし歯や歯周病でも、視覚過敏症と似た症状が起こりやすくなります。
知覚過敏症を予防するためにも、正しい噛み合わせを維持する治療の選択と、治療後は定期検診を受診し、歯に負担がかかっている状態を早期に発見することが大切です。
また、歯ブラシは力を入れすぎず、優しく磨くように心がけることで、知覚過敏症リスクを抑えることができます。
症状を感じた場合には、すぐに受診することも大切です。

2023年 9月号 《 vol.97-1 》

一瞬の不快を与える知覚過敏症

一瞬の不快を与える知覚過敏症

冷たいものや温かいものを口に入れたときに、一瞬だけ強い刺激を感じたという経験をされた方も多いのではないでしょうか?
この刺激の原因の多くは、知覚過敏症にあります。
日本人の4人に1人は、経験すると言われる知覚過敏症ですが、普段の生活の中でとても不快な症状であり、特に夏はアイスクリームやかき氷、冷たい飲み物を飲食する機会も多いことから、ストレスを抱えて来院される方も多くいらっしゃいます。
知覚過敏症の原因は、噛み合わせと歯磨き方法にあると考えられています。
歯の表面は、エナメル質という硬い組織で覆われていますが、噛み合わせが悪かったり、歯ぎしり・くいしばりがあると、歯の根本に大きな負荷がかかることで、歯の根本のエナメル質が脆くなってきます。
この脆くなってしまった歯の根本に、強い力で歯ブラシを当てて擦ることで、エナメル質が崩壊し、冷たいものなどの刺激が神経に伝わりやすくなる症状が知覚過敏症です。

2023年 8月号 《 vol.96-3 》

日本で初めての歯科医師

日本で初めての歯科医師

遠い昔から人類とむし歯の戦いは続いており、紀元前450年頃の古代エジプトでは、歯科医療が行われていたことが分かっています。
また、1723年には、現代歯学の祖先と言われるフランスの医師ピエール・フォーシャルによって、歯科医療に関する論文も発表されています。
日本の歯科の歴史は、1874年(明治7年)に、医師以外の歯科医療を禁じる医制が公布され、医師になるための医術開業試験が誕生し、その翌年に小幡英之助が受験に合格したことで、日本で初めての歯科医師となりました。
日本での正式な歯科医学教育は1906年(明治39年)に公立私立歯科医学校指定規則が定められ、1907年(明治40年)に2校の歯科医学専門学校(共立歯科医学校・現日本歯科大学と東京歯科医学専門学校・現東京歯科大学)が設立されたことに始まります。
その後、歯学部は数を増やし、現在では国立と私立を合わせると29校にもなりました。
長い歴史のある歯科ですが、これからも歯科医療に関わる研究が進み、皆様の口腔健康に貢献していくことを期待しています。

2023年 8月号 《 vol.96-2 》

歯を守ることの大切さ②

歯を守ることの大切さ②

歯を失う原因には、むし歯や噛み合わせなどの問題から生じる歯の破折などがありますが、最も多いのが歯周病です。
歯周病は、歯ぐきを弱らせることで歯を支えることができなくなってしまう病気ですが、その他にも、歯周病を引き起こす細菌は、全身の健康にも大きな影響を与えてしまいます。
歯周病は、糖尿病や脳梗塞のほか、誤嚥性肺炎、早産、アルツハイマーなど様々な大病へと繋がる因子になります。
特に、糖尿病への影響があることから、糖尿病を患っている方は歯周病治療をはじめとした口腔ケアに取り組むことが大切になります。
歯の本数が少ないと、食べにくいものも多くなることから、食事の栄養バランスも崩れやすくなってしまうほか、転倒リスクも上がるというデータもあります。
口腔の健康を守り歯を残すためには、毎日の歯磨きと定期健診が欠かせませんが、すでに失われた歯がある方や問題を抱えている方は、問題を解決するための治療を受け、しっかり噛める状態を維持することが大切になります。

2023年 8月号 《 vol.96-1 》

歯を守ることの大切さ①

口腔の健康を守り続けるためのメンテナンスで通院されている方と、口腔に問題があり健康を取り戻す治療のために通院されている方のどちらにも共通しているのは「歯を残したい」という気持ちだと思います。
では、「なぜ歯を残すことが大切なのか」をお考えになられたことはあるでしょうか?
「歯がある方が見た目が良い」「歯がないと食事がしにくい」という理由も多いと思いますが、実は、歯があることと全身が健康であることに深い関わりがあることをご存知でしょうか?
2017年には、東北大学の研究成果として、高齢期に残存歯数が多い人ほど健康で長生きであると発表されました。
この研究で注目するべき点は、歯が20本以上残っている人は、寿命が長いだけでなく、健康寿命も長く、要介護期間も短いということも明らかになったことです。

歯を守ることの大切さ①

2023年 7月号 《 vol.95-3 》

歯を再現する治療セミナー

歯を再現する治療セミナー

5月28日(日)は、「ダイレクトボンディングセミナー」に参加しました。
ダイレクトボンディングとは、むし歯などで歯を削った後に、レジンというプラスチック素材を削った箇所に塗り重ねることで、天然歯のように自然な色や形を再現する治療法です。
このセミナーでは、ダイレクトボンディングにおける明度、彩度、色相、表面性状などの色調に関わる講義のほか、できるだけ歯の削る面積を少なくするための技術についての講義もありました。
また、ダイレクトボンディングの技術を向上させるための実習もあり、とても学びの多いセミナーでした。
当院は、むし歯や歯周病をはじめ、お口の問題を未然に防ぐための予防歯科に取り組んでいますが、むし歯ができたことで来院される患者様もいらっしゃいます。
むし歯などお口に問題が出たときには、長期的にお口の健康が守られる質の高い治療を行うことで、問題が繰り返されないための歯科医療をお届けしています。
今後も質の高い歯科治療につながる活動を継続していきます。

2023年 7月号 《 vol.95-2 》

通院回数が多い入れ歯の治療

歯医者さんを受診されたときに、思っていたよりも通院回数が多かったという経験があると思います。
病気や怪我で病院に行かれても、その日の内にすぐに治ることが少ないように、歯科治療も受診した当日に治るケースは残念ながらほとんどありません。
通院回数の多い治療の一つに入れ歯の治療があります。 入れ歯は、人の生活を支える食事や会話などを正常に機能させるために大切な治療であり、お口の精密な運動に適応するために正確にお口の状態を診断することが重要なポイントになることから、通院回数が多くなってしまいます。

通院回数が多い入れ歯の治療

2023年 7月号 《 vol.95-1 》

お子様の歯を守り続けるために

当院には、子どもがいる方もたくさん来院されています。
子どもの歯をむし歯からどのように守っていけば良いのか?という質問も多く頂きます。
お子様の歯を守るためには、3つの取り組みが大切です。

お子様の歯を守り続けるために

2023年 6月号 《 vol.94-3 》

認知症予防のためにできること

厚生労働省の調査では、日本における65歳以上の認知症の人の数は約600万人(2020年現在)と推計されており、65歳以上の5人に1人がアルツハイマー型認知症と診断されています。
また、2025年には730万人、2050年には1,016万人がアルツハイマー型認知症と診断される推計もあります。 アルツハイマー型認知症は、40歳頃から静かに進行がはじまり、脳にアミロイドβというタンパク質の塊が蓄積することで発症すると言われています。
主な原因は、生活習慣からの影響が大きいため、日頃の生活を見直すことで発症リスクを軽減することができます。

認知症予防のためにできること

2023年 6月号 《 vol.94-2 》

なぜ?根管治療は通院回数が多いの?

歯根の治療である根管治療には、大きく分けて2つあります。

なぜ?根管治療は通院回数が多いの?

2023年 6月号 《 vol.94-1 》

歯の内部の治療「根管治療」

歯は、目に見えている部分だけではなく、歯ぐきに埋まっている歯根(しこん)と言われる歯の根も大切な歯の一部になります。
歯根の内部には歯髄(しずい)が通っており、歯髄は血管と神経の集まりでつくられていることから、歯にとって欠かすことができない組織となります。
血管を通る血液が、歯の形成にとって大切な栄養分を運ぶことで歯の強度を保つことができます。
また、細菌が侵入した際には、免疫反応を起こして歯を守るほか、神経には痛みを起こすことで歯に異常が発生していることを知らせてくれます。
歯根を治療することを根管治療(こんかんちりょう)と言いますが、どのようなときに根管治療が必要になるのでしょう。
むし歯の初期段階は、歯の表面がむし歯菌によって溶け出しますが、そのまま放置していると、むし歯菌は歯を溶かし内部へ進行していきます。
やがて、むし歯菌が歯根にまで到達すると、そこには歯髄(血管や神経)があり、歯髄までむし歯菌に感染してしまいます。
この状態になると、重度のむし歯の状態となっているため、歯根の治療である根管治療が必要になります。

2023年 5月号 《 vol.93-3 》

アトピー性皮膚炎の原因解明

アトピー性皮膚炎の原因解明

1月に、佐賀大学医学部の出原賢治教授らによって、アトピー性皮膚炎の痒みの原因を解明とともに、その阻害剤を発見されたという研究成果が公表されました。
アトピー性皮膚炎とは、本来寄生虫など人体にとって有害になるものに対する免疫機能が、食べ物などそれほど有害でないものにも過剰に反応してしまう病気です。
研究では、アトピー性皮膚炎による痒みの原因は、タンパク質の一種であるペリオスチンという成分が体内で過剰に作られることを解明しました。
また、このペリオスチンが直接知覚神経を刺激することで、かゆみの刺激が脳に伝わり、“かゆい”と認識して皮膚をひっかく行動を起こすというメカニズムを明らかにし、「CP4715」という化合物を投与することで、アトピー性皮膚炎の痒みを治療する薬剤になる可能性があることも公表しています。
出原賢治教授は、30年近くアレルギーの研究を行っており、そのモチベーションは、痒みによって大きなストレスを抱えながら日常生活を送る子供の姿だったと言われています。
健康を守る医療とは、ただ単に命を救うということだけではなく、毎日の生活を安心して過ごすことができるようにサポートしていくことと感じます。

2023年 5月号 《 vol.93-2 》

フッ素について新たな推奨

フッ素について新たな推奨

今年の1月に、歯科関連の4つの学会が、フッ素配合歯磨きペーストの新たに推奨する利用方法について発表しました。
フッ素の濃度は「ppm」という単位で示され、これまでは歯が生えてから5歳までは500ppmの使用量でしたが、新たに推奨されたフッ素濃度は1,000ppmとなりました。
また、6歳以上は成人や高齢者と同様の1,500ppmとなりました。
世界歯科医師連盟やWHOなどの国際組織では、以前から年齢に問わず1,000ppm以上のフッ素配合歯磨きペーストの使用を推奨していましたが、日本だけが低い基準で定められていました。
歯磨きペーストをそのまま大量に飲み込むなどの摂取方法は、急性中毒のリスクもあるので注意は必要ですが、フッ素は土壌で育つ野菜や果物、魚介類や海藻類にも含まれており、FAO(食糧農業機構)は、必須栄養素としている安全性の高い成分です。
フッ素濃度が500ppm上がるとむし歯予防効果は6%上昇し、フッ素濃度が1,000ppmの場合のむし歯予防効果は23%だったのに対し、1,500ppmでは29.6%となっています。 新たな推奨フッ素濃度によって、セルフケアで得られる効果が大きくなることを期待しています。

2023年 5月号 《 vol.93-1 》

フッ素の活用で歯を守り続ける

むし歯は、自然に治癒することはありませんが、初期の段階であれば治療の負担を最小限に抑えることができます。
また、治療した歯は再びむし歯になってしまうリスクが上がることから、特にむし歯予防への取り組みが大切になります。
むし歯を予防するためには、定期的な歯科メンテナンスのほかに、毎日の正しい歯磨きと、歯と歯の間を衛生的に保つためのフロスや歯間ブラシを使ったセルフケアが大切です。
むし歯予防に最も効果があることがわかっている「フッ素」には、歯を再石灰化することで歯を正常な状態に戻す作用や、抗菌作用のほかに、歯の表面のエナメル質を強化する働きもあります。
毎日の歯磨きでは、フッ素が含まれている歯磨きペーストを活用することで、むし歯予防の効果を期待することができます。
当院の定期メンテナンスでは、お口のクリーニング後に歯磨きペーストよりもフッ素濃度の高いフッ素を歯に塗布することで、むし歯予防に取り組んでいます。

フッ素の活用で歯を守り続ける

2023年 4月号 《 vol.92-3 》

歯医者さんはどうして予約制なの?

内科や耳鼻科など多くの医療機関は予約をせずに行けるのに、歯科はなぜ予約制が多いのか疑問を持たれたことはないでしょうか?
それぞれの歯科医院で理由に若干の違いはあるかもしれませんが、予約制を導入する主な理由についてお答えします。

歯医者さんはどうして予約制なの?

精度の高い治療よりも、スピードを重視した応急的な処置が一般的な時代もあり、その頃は、歯科も予約制ではありませんでした。
現代では、診療の質を考えて予約制にする歯科医院が一般的です。
万が一、予約していた時間から遅れて来院されてしまった場合は、予約時間に合わせて来院されている患者様の診療を優先させていただくため、当日の診療は難しくなってしまうことがあります。
当院では、一人ひとりの患者様にとって最善の治療を届けていくことを最優先に考え、最適な治療時間を確保できる診療体制を整えるため診療予約制を導入しております。

2023年 4月号 《 vol.92-2 》

お口の健康を守るためのメンテナンス②

お口の健康を守るためのメンテナンス②

お口の問題と言えば、むし歯や歯周病を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、お口の問題には、噛み合わせが悪い、入れ歯が合わない、親知らずが痛いなど、様々なものがあります。
そして、これらの問題の多くは突発的に起こるのではなく、必ず前兆があり、その前兆に気づくことができず、大きな問題になったときに初めて自覚症状として現れます。
もし、定期的にお口のメンテナンスを受診していれば、問題の原因となる小さな変化に気づくことができ、最小限の処置で問題を未然に防ぐことができるケースも多くあります。
昨年のミニミニ新聞11月号vol.87でお伝えした歯の破折は、抜歯になってしまう可能性が高くなりますが、定期的にメンテナンスを受診されていれば、早い段階で噛み合わせに問題があることに気づき、破折リスクを抑えることができます。
日本では、まだ定期メンテナンスは一般的ではありませんが、生涯できるだけ多くの自分自身の歯で生活するためにも大切なお口のメンテナンスです。

2023年 4月号 《 vol.92-1 》

お口の健康を守るためのメンテナンス①

皆さんは、「お口のメンテナンス」という言葉を聞いたことはありますか?
メンテナンスを日本語にすると「維持」「持続」「保全」などの意味になり、歯科では、治療ではなく予防という観点からメンテナンスという言葉を使用することがあります。
悪くなったら治す「治療」ではなく、悪くならないための「予防」がお口の健康を守るためには最も大切なことです。
お口のメンテナンスの取り組みには、セルフケアとプロケアの2つがあります。
セルフケアは、ご自宅でする歯磨きなどで、お口の健康を守るための基本となります。
プロケアは、歯科医院で行うもので、メンテナンスの専門的な知識と技術を持つ歯科衛生が、専用の器材を使ってセルフケアでは取り除くことができないお口の細菌や汚れを除去します。
むし歯や歯周病の原因となるのは、全て細菌です。
この細菌を増やさないためのメンテナンスが、お口の健康を持続することに繋がります。

お口の健康を守るためのメンテナンス①

2023年 3月号 《 vol.91-3 》

実は謎だらけの睡眠

実は謎だらけの睡眠

人をはじめ生き物はなぜ睡眠をとるのかご存知でしょうか?
肉体的精神的な疲労を回復するため、脳を休ませるためなどの話を聞くことがありますが、実は、睡眠がなぜ必要なのかだけでなく、睡眠の仕組みについてもまだ解明されておりません。
そんな謎に包まれた睡眠ですが、1998年に筑波大学医学研究科の柳沢正史教授がナルコレプシーという睡眠障害を解明し、2022年に国際的な科学賞であるブレークスルー賞の生命科学部門を受賞しました。
ナルコレプシーとは、過眠症(居眠り病)とも言われ、日中であっても場所や状況を選ばず強い眠気の発作が出る症状で、10~20代前半に発症が集中しており、14~16歳が発症のピークとなります。
柳沢正史先生は、睡眠と覚醒の制御に関係するタンパク質の「オレキシン」を発見することで、過眠症や不眠症の治療薬開発に貢献しました。
研修者によって、少しずつ解明されてきた睡眠について、今後更に明らかにされていくことに期待します。

2023年 3月号 《 vol.91-2 》

マイナンバーカードリーダー導入

マイナンバーカードリーダー導入

皆様は、マイナンバーカードを取得されましたでしょうか?
当院では、マイナンバーカードリーダーを導入したことで、保険証をお預かりする必要がなくなりました。
マイナンバーカードがあることで、マイナポータルで特定健診情報や薬剤情報、医療費の確認がいつでもできるようになりました。
また、医療費控除の手続きもこれまでより簡易的に出るようにもなります。

むし歯細菌が好む隙間

2023年 3月号 《 vol.91-1 》

むし歯細菌が好む隙間

むし歯の治療のため多くの方が通院されていますが、どのような歯の状態がむし歯リスクを高くしてしまうのかご存知でしょうか?
むし歯の正体は細菌であるため、細菌が繁殖しやすい「隙間」に注意が必要です。
今回は、あまり知られていないむし歯ができやすい2つの歯の隙間をお伝えします。

むし歯細菌が好む隙間

また、本来歯ぐきに覆われている部分は、堅いエナメル質がないため、歯周病などで歯ぐきが下がることもむし歯リスクを上げてしまいます。

むし歯細菌が好む隙間

2023年 2月号 《 vol.90-3 》

節分で追い出された鬼はどこへ行くの?

節分で追い出された鬼はどこへ行くの?

この記事を読まれている頃には、すでに2月3日の節分は過ぎてしまっていると思いますが、皆様のお家では豆まきをされましたか?
節分は、中国の風習が日本に伝わったものですが、節分には「季節を分ける」という意味があり、立春、立夏、立秋、立冬の前日を全て節分と言います。
冬から春になる時期とされている立春(2月4日)は、新年を迎えるのと同じくらい重要な日として大切にされていたことから、節分と言えば立春の前日のみを指すようになりました。
季節の変わり目には、邪気(鬼)が生じるという考えから、邪気を追い払い、無病息災を願う儀式として誕生しました。
豆を投げるのは、鬼の目という意味の魔目(まめ)と魔物を滅するという意味の魔滅(まめ)という語呂合わせから豆まきに繋がったようです。
では、豆まきで「鬼は外、福は内」と言われ、追い出された鬼はどこへ行くのでしょうか?
追い出された鬼の行き先は、明確には記録されていませんが、鬼は人の心の中にいるという考えから、邪心を抱く人の心の中に逃げ込むという考えがあります。
節分には、自分自身の心の弱さや邪心と向き合い、心を清めるという意味があるのかもしれません。

2023年 2月号 《 vol.90-2 》

歯周病に影響を与える喫煙

歯周病に影響を与える喫煙

歯周病は、歯と歯ぐきの隙間などで細菌が繁殖することで、歯ぐきに炎症を引き起こします。
歯周病からお口の健康を守るためには、歯科医院で定期的にお口のメンテナンスを受ける予防が大切ですが、歯周病改善のためには、歯科衛生士による歯周病治療を行うことで歯周病菌の数と活動のコントロールをしていくことが重要になります。
しかし、喫煙をされている場合、しっかりお口のメンテナンスを受けていても歯周病の予防や改善が難しくなります。
喫煙は、全身の健康と同じように、お口の健康にも悪い影響を与えてしまいます。
歯ぐきの中には血管が通っており、炎症が起こっている部位の血管からは細菌と戦う成分(白血球など)が出てきますが、喫煙をすると歯ぐきの血管は収縮してしまい、その成分が出にくくなります。
喫煙は、体の防御力を弱めてしまうため、歯周病菌を攻撃する働きも弱くなり、その結果歯周病が進行してしまいます。
禁煙に取り組むことが、歯周病対策だけでなく全身の健康につながる大きな一歩になります。

2023年 2月号 《 vol.90-1 》

むし歯の大きさと歯の寿命

むし歯の大きさと歯の寿命

先月号のミニミニ新聞(1月号vol.89)では、歯を失う原因第1位の歯周病についてお伝えしました。
今月号では、歯を失う原因第2位のむし歯についてお伝えします。
むし歯は、初期の段階であればむし歯菌の部分を軽く削るだけで治療を終えることができます。
むし歯が進行すると、むし歯菌は歯の内部で拡大し、やがて歯の神経まで感染してしまいます。
この時、痛みを感じることがありますが、むし歯の進行と共に痛みも感じなくなってしまいます。
神経が感染することで痛みは感じなくなりますが、その後もむし歯菌は歯の内部を壊し続けていきます。
むし歯の治療は、むし歯菌に侵食された部分を削り取るため、大きなむし歯の場合、歯を大きく削ることになり歯の寿命は短くなってしまいます。

2023年 1月号 《 vol.89-3 》

うさぎを英語で表現すると?

うさぎを英語で表現すると?

新たな年が明け、2023年が始まりました。
皆さんご存知のように、今年は十二支の4番目にあたる卯年です。
うさぎは英語でラビットやバニーと言いますが、この違いについてご存知でしょうか?
一般的に飼っているペットとしてのうさぎはラビットと呼ばれ、バニーは、子うさぎのことを指す言葉として使用されています。
また、子どもがうさぎのことを呼ぶときの幼児語として使われるため、日本語に訳すと「うさちゃん」といった愛称の意味合いもあります。
そのほかにも、ヘアと表現することもあり、これは飼い主のいない野うさぎを指して使用します。
では、童話「うさぎとかめ」に出てくるうさぎは、ラビット、バニー、ヘアの呼び方のうち何と呼ぶでしょう?
童話に出てくるうさぎは、森の中に住む飼い主のいないうさぎのため、ヘアと表現するのが正しいようです。
日本語と同じように、英語でもいくつもの呼び方があることは面白いですね。

2023年 1月号 《 vol.89-2 》

歯を失う原因の第1位歯周病

歯を失う原因の第1位歯周病

歯を失う原因で最も多いのが歯周病です。
歯周病は、お口の中の汚れが原因で細菌が増殖し、歯ぐきが炎症を起こしている状態ですが、進行が進んでしまうと歯を支えている歯ぐきや骨がなくなり、歯が抜け落ちてしまいます。
日本人の30歳以上の約8割が罹患しており、生活習慣病の一つにあげられる歯周病は、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞のほか、認知症への影響も認められています。
歯周病は「沈黙の病気」と言われ、痛みなど自覚症状がないまま進行し、重度になるほど改善は難しく現状を維持するための治療となってしまいます。
当院では、歯周病の改善に向けた治療だけでなく、歯周病を未然に防ぐ予防のための定期メンテナンスをご案内しています。
お口の定期メンテナンスでは、専用器材を使って細菌を取り除き口腔内を衛生的な環境にすることができます。
専門的な技術によって、細菌をコントロールし衛生環境を維持することが、歯周病予防や改善に効果的です。

2023年 1月号 《 vol.89-1 》

新年のご挨拶

新年のご挨拶

皆さま、新年明けましておめでとうございます。
今年は、どのようなお正月を過ごされましたか?
昨年11月からの新型コロナウイルス第8波の影響を受けて、遠出などを控えた方も多かったのではないでしょうか?
変化の多い時代ではありますが、気持ちを引き締め、患者様をはじめ、地域の皆様や共に働くスタッフへの感謝の気持ちを忘れず、基本を大切にしっかり歩んでいきたいと思います。
2023年も、皆様の健康と笑顔を育み守り続ける歯科医院を目指した成長を継続していくためにも当院も様々なことに挑戦していきたいと思います。
本年も「横山歯科クリニック」をどうぞ宜しくお願い致します。

ARCHIVE

  • ▼ 2023年
  • 12月号
  • ミニミニ新聞100号
  • 歯を失ったまま放置するリスク
  • 噛めないことで崩れる栄養バランス
  • 11月号
  • 健康につながるセラミック治療の特徴
  • 被せ物の種類と特徴
  • 大きなむし歯治療の被せ物
  • 10月号
  • 人工甘味料は安全?
  • 詰め物の種類と特徴
  • 小さなむし歯治療の詰め物
  • 9月号
  • 認知症予防のためにできること
  • 知覚過敏症の治療と予防
  • 一瞬の不快を与える知覚過敏症
  • 8月号
  • 日本で初めての歯科医師
  • 歯を守ることの大切さ②
  • 歯を守ることの大切さ①
  • 7月号
  • 歯を再現する治療セミナー
  • 通院回数が多い入れ歯の治療
  • お子様の歯を守り続けるために
  • 6月号
  • 認知症予防のためにできること
  • なぜ?根管治療は通院回数が多いの?
  • 歯の内部の治療「根管治療」
  • 5月号
  • アトピー性皮膚炎の原因解明
  • フッ素について新たな推奨
  • フッ素の活用で歯を守り続ける
  • 4月号
  • 歯医者さんはどうして予約制なの?
  • お口の健康を守るためのメンテナンス②
  • お口の健康を守るためのメンテナンス①
  • 3月号
  • 実は謎だらけの睡眠
  • マイナンバーカードリーダー導入
  • むし歯細菌が好む隙間
  • 2月号
  • 節分で追い出された鬼はどこへ行くの?
  • 歯周病に影響を与える喫煙
  • むし歯の大きさと歯の寿命
  • 1月号
  • うさぎを英語で表現すると?
  • 歯を失う原因の第1位歯周病
  • 新年のご挨拶
  • 2022年 12月号 《 vol.88-3 》

    変わる食習慣

    変わる食習慣

    上の画像は、アニメ「サザエさん」の食事シーンですが、現代の食事とは少し違っています。
    サザエさんの食事シーンでは「お水」が食卓に置かれていません。
    現代の食事では、外食の接客サービスなどの影響により、食卓にお水はセットになりましたが、サザエさんの放送が開始した昭和44年には、まだ食事とお水をセットにする風習はなかったようです。
    現代の食事では、水で食べのもの流し込む食べ方が多くなっているほか、柔らかい食材や料理も一般的になったことで、噛む回数を減らしてしまう傾向があります。
    現代の食習慣は、だ液の分泌の低下だけではなく、顎(あご)の発育にも影響により歯並びが悪くなることもあります。
    だ液には、消化機能の促進・自浄作用力・抗菌作用・歯の再石灰化促進などの効果があります。
    食事中は、食べ物を噛むことでだ液が分泌されるため、「流し込む」ではなく、「しっかり噛んで飲み込む」食習慣にすることで、お口の正しい発育と健康に繋げることが出来ます。

    2022年 12月号 《 vol.88-2 》

    歯を抜かずに済む!?破折歯接着修復法

    歯を抜かずに済む!?破折歯接着修復法

    ミニミニ新聞11月号では、破折によって歯の根にヒビが入ってしまったり、割れてしまった場合の多くは、抜歯(歯を抜く)になってしまうことをお伝えしました。
    しかし、破折してすぐの受診や破折部位からの感染がない場合には、破折歯接着修復法(はせつしせっちゃくしゅうふくほう)によって治療をすることができるケースがあります。
    破折歯接着修復法は、割れた歯を特殊な接着技術によって歯を元に戻す治療法になります。
    これまでは「歯を抜く」という選択肢しかなかった場合でも、歯の内部で割れてしまった歯の根を接着することで、歯を抜かずに治す治療法が破折歯接着修復法です。
    当院では、歯科用CTを導入しているため、歯根破折が疑われる場合には、歯科用CT撮影によって精密な診断が可能になります。
    また、定期メンテナンスは、むし歯や歯周病予防だけでなく、噛み合わせなどもチェックすることで、歯の破折するリスクを抑えることにも繋がります。

    2022年 12月号 《 vol.88-1 》

    年末のご挨拶

    年末のご挨拶

    令和4年も終わりを迎えようとし、今年最後の「ミニミニ新聞」となります。
    2015年9月から毎月発刊で始めたミニミニ新聞ですが、100号まで目前となりました。
    今年は、新型コロナウイルスのほかにも、暗いニュースが多かった1年だったと思いますが、皆様にとってどのような年だったでしょうか?
    私(院長横山)は、7月に日本臨床歯周病学会への参加など、学びの多い1年となりました。
    新型コロナウイルスの影響により、休診させていただくこともあり、皆様には大変ご迷惑をおかけしましたので、来年は健康管理にもより気を配っていきたいと思います。
    これからも感謝の気持ちを大切に歩んでいくと共に、2023年は少しでも明るいニュースと笑顔が多くなることを願います。

    2022年 11月号 《 vol.87-3 》

    厚生労働省認定歯科医院

    厚生労働省認定歯科医院

    当院は、10月に厚生労働省が定めた「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の認定を受けました。
    「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」とは、通称『か強診』と言い、平成28年に厚生労働省が新たに定めた施設基準になります。
    患者様がより安全で安心できる歯科診療体制を整備し、予防歯科によって口腔健康を継続的に守っていくための取り組みが認められた歯科医院だけが認定を受ける事が出来る医療保険制度です。
    『か強診』の認定を受けるためには、口腔機能管理や医療安全対策の研修を受けている事、予防歯科・お口のメンテナンスができる歯科衛生士が在籍している事をはじめ、医療器具の滅菌対策やその他様々な設備・体制を整える必要があります。
    現在、国がすすめる保険制度もこれまでの「歯を削って詰める」などの治療を目的とした保険制度から、むし歯や歯周病などから歯を守るための予防を重視した保険制度になりつつあります。
    当院は『か強診認定』によって、患者様のお口の状態に合わせた細かなメンテナンスを保険診療で行なうことが可能になるため、より地域の口腔健康を守ることのできる歯科医院を目指していきます。

    2022年 11月号 《 vol.87-2 》

    治療ができず抜歯になる歯根破折②

    治療ができず抜歯になる歯根破折②

    では、どのような歯が歯根破折リスクが高いのでしょう。
    歯根破折のリスクが最も高い歯は、神経を失っている歯です。
    ご存知のように、神経には痛みや温度を伝える役割がありますが、歯の中には神経と共に血管も通っており、その血管を流れる血液が歯に大切な栄養を届けるという重要な役割があります。
    歯の神経を取るということは、神経だけでなく血管も同時に失うことになり、その結果、歯には栄養が届かず、その歯は脆く弱くなってしまいます。
    弱くなってしまった歯は、日常生活の「噛む」「くいしばる」などの負担に耐えることができないため、歯が破折してしまうリスクが上がってしまいます。
    また、歯ぎしり・くいしばりのほか、咬み合わせに問題がある場合も歯根破折のリスクは上がってしまうため、就寝時のマウスピースの活用が効果的な場合もあります。
    歯根破折から歯を守るためにも、歯を守ための歯磨きと定期検診によって、歯とお口の環境を正しく維持していくことが大切です。

    2022年 11月号 《 vol.87-1 》

    治療ができず抜歯になる歯根破折①

    治療ができず抜歯になる歯根破折①

    歯が割れてしまったり、欠けてしまったという経験をされたことはありますか?
    硬いものを噛んだり、何かにぶつかった衝撃などで、歯が割れる・折れる・欠けることを歯冠破折(しかんはせつ)と言います。
    歯冠破折とは別に「歯根破折(しこんはせつ)」というケースもあり、これら破折は、3番目に多い歯を失う原因でもあります。
    歯根破折は、歯の根にヒビが入ってしまったり、割れてしまった状態になっており、多くの場合は、抜歯(歯を抜く)治療になってしまいます。
    通常、歯の根は歯ぐきに覆われており、肉眼で歯根破折を見つけることは難しいため「歯が痛む」など、むし歯と思って受診して「歯根破折」と診断されることも多くあります。
    歯冠破折と違い、治療が難しく、歯を抜くことになる歯根破折から、歯を守っていくことが重要です。

    2022年 10月号 《 vol.86-3 》

    再発リスクを抑えるむし歯治療

    再発リスクを抑えるむし歯治療

    銀歯のむし歯治療を受けた場合、その耐用年数は平均5~7年という調査結果がありますが、これは耐用年数を過ぎると銀歯が割れるなど壊れてしまう訳ではありません。
    歯と全く異なる素材の銀歯(金属)を装着するため、治療後5~7年以内には歯と銀歯に隙間が生じ、その隙間から細菌が侵入することで、再治療が必要になることが耐用年数とされています。
    セラミック素材は、最も歯に近い素材であり、特殊な接着システムも可能になることから、耐用年数は15~18年というデータがあります。
    *シロナデンタルシステムズ臨床研究データより抜粋
    むし歯治療は、むし歯菌によって歯の腐ってしまった部分を削り取るため、治療のたびに歯は小さくなってしまいます。
    また、5年ほど経過した銀歯を外すとほとんどの場合、銀歯の下は大きなむし歯になっており、再治療をしても最初の治療のときよりも早くむし歯が再発するため、歯の寿命が短くなる可能性があります。
    全てのケースでセラミックが最善とは限りませんが、むし歯を繰り返さないための治療法を選択することが大切です。

    2022年 10月号 《 vol.86-2 》

    むし歯治療は銀歯?それともセラミック?

    むし歯治療は銀歯?それともセラミック?むし歯治療は銀歯?それともセラミック?

    多くの方が、これまで一度はむし歯治療の経験があると思います。
    過去のむし歯治療では、どのような治療を受けたでしょうか?
    むし歯治療を受けた歯には、プラスチック素材の詰め物や、銀歯やセラミックの被せ物がついています。
    プラスチック素材の被せ物は、小さなむし歯治療で使う素材で、白く目立ちにくいのが特徴ですが、材料が安定せず大きなむし歯治療では推奨されません。
    大きなむし歯治療の場合は、保険適用の銀歯か保険適用外のセラミック素材での被せ物になります。
    銀歯そのものは壊れにくく高い強度がありますが、その高い強度のせいで噛み合わせの力がそのまま歯の根まで伝わることで、歯が割れてしまう場合があります。
    セラミック素材は、本来の歯と同程度の強度と、自然な歯を再現できる美しさがあります。
    では、銀歯とセラミックでは、治療後の歯にどのような影響があるのでしょう?
    裏ページで詳しくお伝えしますので、今後の治療法の選択に参考にしていただければと思います。

    2022年 10月号 《 vol.86-1 》

    シリーズ⑤歯周病と全身疾患 ~早産~

    シリーズ⑤歯周病と全身疾患 ~早産~

    歯周病が、全身の健康に与える影響についてお伝えしているシリーズの今号は「歯周病と早産の関係」です。
    早産や低体重児の出産には、喫煙や妊婦さんの年齢なども関係していますが、それらの要因よりも歯周病が大きな影響を与えていることが報告されています。
    出産時の陣痛は、プロスタグランジンという物質の分泌が体内で高まることで起きますが、このプロスタグランジンの分泌を促進させるのがサイトカインという物質です。
    歯周病菌などの細菌が血液に侵入し、炎症を起こすことでサイトカインが増え、それが刺激となってプロスタグランジンが分泌され、陣痛が早い段階で引き起こされる場合があります。
    歯周病は、細菌によって歯ぐきが炎症を起こしている状態で、進行すると炎症性サイトカインが産生され血液を介して全身へと送られます。
    妊娠中は、つわりやホルモンバランスの変化により、ムシ歯ができやすい状態でもあるので、妊娠前、または妊娠中でも歯科医院で検診を受け、適切な予防や治療につなげることが大切です。

    2022年 9月号 《 vol.85-3 》

    歯科健診の義務化!?

    歯科健診の義務化!?

    今年の5月末から6月上旬にかけて、一部メディアによる「全国民に毎年の歯科健診を義務づける」という言葉が報道され、賛否両論の反応があったと聞きます。
    6月7日に閣議決定された『経済財政運営と改革の基本方針2022』の第4章の中で、「生涯を通じた歯科健診(いわゆる国民皆歯科健診)の具体的な検討」という一文が「歯科健診を義務化」となって報道されましたが、実際は「義務化」は明記されていません。
    今のところは、企業などの定期健康診断に歯科健診を加えるなど、全国民が年1回の歯科健診を受けたり、受けやすくするための整備をしていくという段階のようです。
    むし歯や歯周病などで、歯を失うと咀嚼(噛む)機能や嚥下(飲み込む)機能が低下し、偏った食生活から健康を損なうリスクが上がってしまいます。
    また、歯周病は、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎などの大きな疾患の要因にもなります。
    「歯科健診の義務化」にはならなくても、一人ひとりの国民が口腔健康への意識を持つことで生涯の健康維持につながることを期待しています。

    2022年 9月号 《 vol.85-2 》

    日本臨床歯周病学会40周年記念大会

    日本臨床歯周病学会40周年記念大会

    7月30日(土)31日(日)は、パシフィコ横浜で日本臨床歯周病学会40周年記念大会が開催され、私はオンラインで参加しました。
    日本臨床歯周病学会は、1983年に歯周治療の研鑽を通じて歯科臨床の向上に努めることを目的として「臨床歯周病談話会」としてスタートし、現在では、全国4,800名以上が所属する学会となっています。
    40周年記念の今回は、海外からも著名な5名の歯科医師が来日し、特別講演も行われ、世界トップクラスの歯科臨床を学ぶことができました。
    2日間に渡って、歯周病治療の最先端を進む歯科医師の講演や、その他にも重度の歯周病治療法の一つである歯周組織再生治療についてなど多くの学びを得る発表がありました。
    歯周病は、30歳以上の約80%がかかっていると言われており、自覚症状がないまま進行し、歯を支える歯ぐきや骨を壊していきます。
    当院では、一人ひとりに最適なプログラムで歯周病を予防するための診療に取り組むだけでなく、質の高い歯周病治療にも取り組み続けています。
    世界基準の歯科臨床を学ぶことで、あなたのお口の健康を守り続ける歯科医療を目指します。

    2022年 9月号 《 vol.85-1 》

    シリーズ④歯周病と全身疾患 ~誤嚥性肺炎~

    シリーズ④歯周病と全身疾患 ~誤嚥性肺炎~

    誤嚥性肺炎は、誤嚥(ごえん:食べ物や唾液が気道に入ること)がきっかけになって、主にお口の中の細菌が肺に入り込んで起こる肺炎です。
    食事中だけではなく、就寝中にもだ液が気管に入り込むため、自覚症状がない方も多いのが特徴の一つで、高齢者の肺炎の75%は、『誤嚥(ごえん)』に関連しているとも言われています。
    歯は、一本一本に役割があるため、一本でも失った場合には、経過観察を含めた適切な診察・治療を受け、噛み合わせや咀嚼(そしゃく)、飲み込むなどのお口の機能を守ることが誤嚥性肺炎の予防に繋がります。
    また、毎日の歯磨きで、フロスや歯間ブラシを使用した口腔ケアや、定期的に歯科医院でお口のメンテナンスを受けることが、お口の中の細菌を減らすことになります。 正しい口腔機能をいつまでも守り続けることや、お口の中の細菌を減らすことが全身の健康を守ることにつながります。

    2022年 7月号 《 vol.83-3 》

    訪問診療(往診)始めました

    訪問診療(往診)始めました

    皆さんのお知り合いの方の中に、歯科治療を受けたくても体が不自由な状態であるために、受診できない方はいらっしゃいませんか?
    横山歯科クリニックは、そのような病気や寝たきり、傷病のために通院が困難な方に対して歯科訪問診療(往診)にも対応しております。
    お口の健康は、食事をするだけではなく、話す、笑うといった生活を支える根本的な役割を持っています。
    近年、歯科訪問診療は、いかなる状況や環境であっても平等に歯科医療が受けられるように、国や歯科医師会でも推進している歯科診療分野になっています。
    歯科に訪問診療があることをご存知ない方も多く、訪問診療ではどのような治療を受けられるのか不安を感じることもあると思います。
    歯科訪問診療では、治療に必要な器材や薬剤をお持ちして、患者さんのご自宅や介護施設などで、歯科治療(義歯の調整、口腔内の清掃、歯石除去など)を受けることが出来ます。
    また、高齢者の方には、患者さんご本人やご家族の方に、毎日の口腔ケアの指導などを行う場合もあります。
    歯科訪問診療を受診するためには一定の条件や、確認事項などもありますので、疑問やお申し込みについてはお気軽にお尋ね下さい。

    2022年 7月号 《 vol.83-2 》

    子どものためにも大切な家族の健康

    子どものためにも大切な家族の健康

    お子様のお口の健康を守っていくためには、お父さんお母さんなど一緒に暮らす家族の口腔健康も大切です。
    特に、生活の中で子どもと長い時間を過ごすことが多いお母さんの口腔の健康状態は、お子様の口腔健康への影響も大きくなります。
    親御さんから「子どもと大人でお箸やコップの共有は避けた方が良いか?」という質問を多くいただきます。
    お子様と同居している大人の口腔内に、むし歯菌や歯周病菌などの悪い細菌が多い場合は、子どもにその細菌が感染する可能性も高くなるため、お箸やコップは使い回さない方が良いでしょう。
    しかし、日常生活では、どんなに気をつけても限界があり、スキンシップやコミュニケーションの大切さを考えると、あまり神経質になり過ぎるのも問題と思います。
    最も大切なのは、家族全員の口腔健康を良い状態にし、口腔内を衛生的な環境に保つことです。
    細菌の感染経路になるお箸やコップの使い回しに注意するよりも、細菌の感染源である家族の口腔環境を改善することが大切です。

    2022年 7月号 《 vol.83-1 》

    シリーズ②歯周病と全身疾患 ~脳血管疾患~

    シリーズ②歯周病と全身疾患 ~脳血管疾患~

    近年、歯周病と全身に関わる疾患には大きな関係があることが認められてきています。
    脳梗塞(のうこうそく)などの脳血管疾患も、歯周病が影響する場合があることをご存知でしょうか?
    脳血管疾患による2017年の死亡者数は10万9,880人で、死亡総数の8.2%を占め、死因順位は第3位となっています。
    脳血管疾患には様々な要因がありますが、近年では歯周病との関連も報告されています。
    『歯周病菌』が、口の中の血管から体内へ入り込むことが要因となる場合もあり、歯周病の人はそうでない人の2.8倍も脳梗塞のリスクが高まると言われています。
    特に高血圧、高コレステロール、中性脂肪が高めの方は、脳血管疾患予防のためにも歯周病の予防や治療はより重要となります。
    毎日の生活の中での歯ブラシのほかに、フロスを使用し、定期的に歯科医院でお口のメンテナンスをすることが歯周病予防、さらには脳梗塞の予防につながります。
    参考:日本臨床歯周病学会

    2022年 6月号 《 vol.82-3 》

    保険適用の白い歯

    保険適用の白い歯

    むし歯の治療のときに、銀歯ではなく、白い被せ物で治療したいと思っていても保険が適用されないために諦めてしまった経験はありませんか?
    現在は、必要条件を満たし厚生労働省から認可を受けた歯科医院に限り、白い被せ物の治療を保険適用で受けることが出来ます。
    この保険適用の白い被せ物は、CAD/CAM(キャドキャム)冠と言い、ハイブリットレジンという素材になります。
    ハイブリットレジンは、『保険適用外のセラミック』に比べると、耐久性や、美しさなどで劣る部分はありますが、銀歯に比べると、色も白く、金属アレルギーの心配もありません。
    装着後に外れてしまう可能性は、銀歯と同程度になりますが、銀歯ほどの強度がないため、噛み合わせには注意が必要になります。
    数年前より、段階的に条件付きで保険適用になってきたCAD/CAM冠ですが、これまでは比較的大きなむし歯にしか認められませんでした。
    今年からは、小さなむし歯にも適用できるケースが新たに認められましたので、適用できる症例においてはご案内させて頂きます。
    銀歯に抵抗のある方、白い歯に興味のある方は、お気軽にご相談下さい。

    2022年 6月号 《 vol.82-2 》

    健康寿命につながる口腔機能

    健康寿命につながる口腔機能

    口腔機能の低下によって、食べ物を噛んだり飲み込むことが正常に行われない状態を『オーラルフレイル』と言います。
    むし歯や歯周病などの影響で、食べ物を細かく噛んだり、噛んだものを飲み込むという基本的なお口の機能が低下する場合があります。
    このような状態を放置していると食生活の変化にも繋がり、食べ物の好き嫌いではなく、食べやすいもの・食べにくいものという選択で食事をするようになってしまいます。
    このような食生活では、栄養バランスの乱れから、身体機能の低下などが引き起こされ、社会活動が出来ない・日常生活に問題が生まれる・寝たきりになってしまうなど、健康寿命に影響が出る可能性があります。
    お口の健康を守ることが全身の健康を守ることにも繋がり、健康寿命を延ばすことになります。
    いつまでも元気に生活するためにも、お口の問題は早期に解決し、定期検診や毎日の歯磨きでお口の健康を守り続けることが大切です。

    2022年 6月号 《 vol.82-1 》

    シリーズ①歯周病と全身疾患 ~糖尿病~

    シリーズ①歯周病と全身疾患 ~糖尿病~

    お口の健康と全身の健康には深い関係性があります。
    歯周病が、全身疾患に影響する場合もあり、糖尿病の合併症の一つに歯周病があることをご存知でしょうか?
    成人の糖尿病で多い2型糖尿病は、体内でインスリンの働きが不十分になり、免疫システムの低下が起こります。
    免疫力の低下によって、糖尿病患者はインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
    また、お口の中も同様に免疫力が低下することで、糖尿病患者は歯周病に2倍以上かかりやすくなり、歯周病の進行も早くなります。
    そのほかにも、重度の歯周病の場合、血糖のコントールが悪くなるなど、歯周病と糖尿病には大きな関係があります。
    歯周病の改善により、血糖のコントロールが改善する場合も多いことから、糖尿病を患っている方にとって口腔ケアはさらに重要になります。
    糖尿病は、40歳代から急速に増えますが、早い時期からの歯周病予防が発症リスク軽減につながります。

    2022年 5月号 《 vol.81-3 》

    5月5日は端午の節句

    5月5日は端午の節句

    現代では、「子どもの日」として認識されている5月5日ですが、もともとは「端午(たんご)の節句」にあたります。
    端午の「端」は「はじめ」という意味があり、5月最初の午(うま)の日の「午(ご)」が「五」に通じることから、5月5日を「端午の節句」とされています。
    江戸時代に入り、家の後継ぎとして生まれた男の子の成長を祈る「端午の節句」は武家の間で盛んに祝われるようになりました。
    当時は、身の安全を願って神社にお参りするときなどに、鎧や兜を奉納するしきたりがありました。
    また、鎧や兜を飾ることも武家社会から生まれた風習です。
    5月5日に、鎧や兜を飾ることには、鎧兜が事故や病気から大切な我が子を守ってくれるようにという願いが込められています。

    5月5日は端午の節句

    2022年 5月号 《 vol.81-2 》

    正しく噛むために

    正しく噛むために

    2022年 5月号 《 vol.81-1 》

    正しく噛んで認知症予防

    正しく噛んで認知症予防

    皆さんご存知のように、お口は食事や会話をするうえで大切な役割を持っていますが、お口の健康と全身の健康にも深い関わりがあります。
    お口の健康と全身の健康の関わりの一つに認知症があります。
    しっかり噛んで食事をすることはできているでしょうか?
    近年の研究では、しっかり噛んで食べるという行動が、脳への良い刺激となることで、認知症の予防に繋がる可能性があると言われています。
    アルツハイマー型認知症の原因の一つとされているアミロイドβは、よく噛めない状態でいると増加するという研究結果も出ています。
    ただ単純に噛んで食べることや一部の歯で噛むだけではなく、正しい噛み合わせでしっかり奥歯で噛むことが大切になります。
    一部の歯が失われたままだったり、歯周病の進行によって歯ぐきが弱くなりしっかり噛めない状態では、しっかり正しく噛める状態の人と比べると、認知症リスクが高くなります。
    むし歯や歯周病からお口の健康を守るだけでなく、噛むという機能を維持していくことも大切です。

    2022年 4月号 《 vol.80-3 》

    歯周病と糖尿病の関係

    歯周病と糖尿病の関係

    歯周病が、全身疾患に影響する場合もあり、糖尿病の合併症の一つに歯周病があげられています。
    成人の糖尿病で多い2型糖尿病は、体内でインスリンの働きが不十分になり、免疫システムの低下が起こります。
    免疫力の低下によって、糖尿病患者はインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
    また、お口の中も同様に免疫力が低下することで、糖尿病患者は歯周病に2倍以上かかりやすくなり、歯周病の進行も早くなります。
    そのほかにも、重度の歯周病の場合、血糖のコントールが悪くなるなど、歯周病と糖尿病には大きな関係があります。
    歯周病の改善により、血糖のコントロールが改善する場合も多いことから、糖尿病を患っている方にとって口腔ケアはさらに重要になります。糖尿病は、40歳代から急速に増えますが、早い時期からの歯周病予防が発症リスク軽減につながります。

    2022年 4月号 《 vol.80-2 》

    健康のためにストップ!だらだら食べ

    健康のためにストップ!だらだら食べ

    食事や間食の時間が定まらず、だらだらと食べ続けるなどの食習慣の乱れは、健康にとっても良いことではありません。

    「だらだら食べ」とは、朝昼晩ご飯や間食とは別に、何かをしながらお菓子やジュースなど食べ続けている行動を言います。
    だらだら食べが招く健康リスクに高血糖の持続があり、高血糖の状態が続くと動脈硬化の進行によって血管などの組織が傷付くほか、インスリン抵抗性も上がることで糖尿病リスクも高まります。
    「仕事をしながら」「テレビを見ながら」飲食をし続けている習慣はありませんか? 意外にも、「いつの間にか食べ物を手にして、無意識に食べている」ということもあります。
    習慣になってしまっただらだら食べを止めるためには、どうすれば良いのでしょう?
    だらだら食べには、「簡単に手が届くところに食べ物を置かない」「食べ物を買い置きしない」などの対策が効果があるようです。
    そのほかにも、だらだら食べを改善するためには、お菓子など何かを食べる時にも「いただきます」「ご馳走さま」を言うことで、「食べる/食べない」にしっかり線を引き、食事の時間とそれ以外をしっかり分けることを意識付けることも効果的です。

    2022年 4月号 《 vol.80-1 》

    規則正しい食生活が口腔健康を守る

    規則正しい食生活が口腔健康を守る

    食事や間食の時間が定まらない、だらだらと間食をとるなどの食習慣の乱れが口腔の健康にも影響することをご存知でしょうか?
    口腔内は通常「中性」で、この状態のときはムシ歯になるリスクは下がっていますが、食べ物を口の中に入れると「酸性」になり、口腔内はムシ歯リスクが高い状態となります。
    酸性になった口腔内を中性に戻すために活躍するのが「だ液」ですが、だ液の働きだけでは限界があります。
    ムシ歯を予防するためには、食事と食事の間隔をしっかりとることで、口腔内環境を中性に戻すことが最も大切になります。
    だらだら食べをしてしまうと、常に口腔内が酸性の状態が続いてしまい、ムシ歯になる可能性が高くなります。
    また、間食がお菓子やジュースなど糖分の高いものであれば、さらにムシ歯リスクが上がってしまいます。
    メリハリのある規則正しい食生活を送ることがムシ歯予防につながります。
    もちろん、きちんとした歯磨きも大切なので、食後はしっかり歯を磨きましょう!

    2022年 2月号 《 vol.78-3 》

    バレンタインデーの起源

    バレンタインデーの起源

    2月14日は、バレンタインデーです。
    最近では、職場の同僚への義理チョコだけでなく、友達同士での交換や、自分へのご褒美として購入される方も多いようです。
    日本でバレンタインデーが始まったきっかけは、チョコレートを販売するために、新聞広告を出した説、チョコレートを贈ることを流行らせた説など諸説あります。
    日本だけでなく、世界中に広がっているバレンタインデーは、どのようにして誕生したのでしょう?
    バレンタインは、キリスト教のバレンタイン司祭の名前が由来になっているようです。
    はるか昔、3世紀頃のローマでは、戦場で国のために命を捧げることの妨げになるという考えから、皇帝によって若者の結婚が認められていませんでした。
    バレンタイン司祭は、皇帝には秘密にしながら若者を結婚させていましたが、皇帝にバレてしまい、ローマの豊穣祈願の「ルペルカリア祭」の生贄として、ルペルカリア祭前日の2月14日に処刑されてしまいました。
    その後、人々はバレンタイン司祭を恋人の守護神として祀(まつ)ったことから、2月14日を「聖バレンタインデー」と呼ぶようになったそうです。

    2022年 2月号 《 vol.78-2 》

    知らぬ間に進行する歯周病

    知らぬ間に進行する歯周病

    歯を失う原因で最も多いのが、歯周病であることをご存知でしょうか?
    歯に痛みなどを感じて歯医者さんに来院される方が多いので、歯を失う原因もむし歯が一番多いと予想してしまう方もいらっしゃると思います。
    来院理由は、むし歯に関連したお悩みや相談が多いのに、歯を失う原因で最も多いのは歯周病とはどういうことでしょう?
    それは、歯周病は自覚症状がほとんどないまま進行してしまうことに大きな要因があると考えられます。
    むし歯と同じように、細菌感染症の歯周病は、歯と歯ぐきの隙間などで細菌が繁殖し歯ぐきに炎症を引き起こします。
    炎症の段階では、痛みもなくご自身で歯周病と判断することは難しく、その後、歯ぐきの腫れや出血が起こり、そのまま進行すると歯を支える骨まで失ってしまいます。
    歯周病治療は治療期間も長期的になる場合が多いので、予防していくことや、初期の段階で見つけることがとても大切です。
    当院では、歯周病検査やお口のメンテナンスによって、患者様の口腔環境の変化を見逃さない診療に取り組んでいます。

    2022年 2月号 《 vol.78-1 》

    春に向けて白く美しい歯へ

    春に向けて白く美しい歯へ

    近年、歯の自然な白さ美しさを取り戻すホワイトニングを希望される方は増えてきており、インターネットや店頭でもホワイトニングに関連した商品を購入することができます。
    しかし、ホワイトニングは、専用の薬剤を使用するため、患者様のお口の状態や全身の状態によっては、ホワイトニングをされない方が良い場合もあることをご存知でしょうか?
    当院で主にご案内している「ホームホワイトニング」は、ホワイトニング剤を塗布したトレーを1日数時間(就寝中など)装着し、2週間~1ヶ月程度を目安に効果を実感することができます。
    ホワイトニング剤の濃度の強さを選択できる為、しみるなどの不快感を感じにくく、ホワトニング効果が持続するのも特徴です。
    当院では、お口の検査や安全に効果を得られるようにホワイトニングについてアドバイスもしております。
    ホワイトニング効果を実感できるまでには、期間もかかりますので、春までに白く美しい歯を目指す方は、お早めにご相談下さい。

    2022年 1月号 《 vol.77-3 》

    健康に関わる後悔していることTOP20

    健康に関わる後悔していることTOP20

    以前のミニミニ新聞でもお伝えしましたが、2019年3月に発刊された「プレジデント」という雑誌で、55歳~77歳の男女1000人にアンケートを行い、健康に関わる後悔トップ20が掲載されました。
    そのアンケートの第1位は「歯の定期検診を受ければよかった」という結果になりました。
    欧米諸国などと違い、日本には医療保険制度があり、比較的安価に医療を受けることができるため「悪くなったら受診する」という治療優先の考えが浸透しています。
    歯の治療の多くは、歯を削り修復することになるため、噛んだり見た目など機能は取り戻しても、歯をもとに戻すことは出来ません。
    歳を重ねても友人と楽しく会話をしたり、旅行などで美味しい食事をするためにも、健康を維持する予防が大切です。
    健康に関わる後悔がない人生であるためにも、定期的にお口のメンテナンスを受診しましょう。

    2022年 1月号 《 vol.77-2 》

    今年は36年に一度の五黄の虎

    今年は36年に一度の五黄の虎

    新たな年が明け、2022年が始まりました。
    皆さんご存知のように、今年は十二支の3番目にあたる寅年です。
    寅年がなぜ3番目になったのかご存知でしょうか?
    十二支について有名な話では、神様が「元日に私のところへ挨拶にきなさい。12着までに来た者たちを順番に1年間の王様にしてあげよう。」というお触れを出したことから競争が始まりました。
    前夜から神様のところへ出発した牛でしたが、牛の背中に乗ったネズミが、ゴール直前に牛から飛び降り1位になりました。
    足の速い虎は、本来であれば1位になれたかもしれませんが、他の動物たちと同じように、元日に出発したため、前日に出発した牛とネズミには敵わなかったそうです。
    寅年に生まれた人は、「強い正義感と信念を持ち、困難を乗り越える強い意志と行動力がある」と言われており、特に36年に一度だけ九星の五黄土星と十二支の寅年が重なる「五黄の虎(ごおうのとら)」に生まれた人は強運を持っているそうです。
    2022年は、この「五黄の虎(ごおうのとら)」に当たるため、今年生まれるお子様の将来が楽しみですね。

    2022年 1月号 《 vol.77-1 》

    新年のご挨拶

    新年のご挨拶

    皆さま、新年明けましておめでとうございます。
    今年は、どのようなお正月を過ごされましたか?
    新型コロナウイルスの感染者数が減少していることから、久しぶりに遠出をされたという方も多かったのではないでしょうか?
    当院は、昨年の12月で移転リニューアル5周年を迎えました。
    改めて気持ちを引き締め、患者様はじめ、地域の皆様や共に働くスタッフへの感謝の気持ちを忘れず、基本を大切にしっかり歩んでいきたいと思います。
    様々な変化がある時代ではありますが、患者様の健康に向き合い、生活に寄り添うために、質の高い歯科治療を届けていくという気持ちは変えることなく、成長していきたいと思います。
    2022年も、皆様の健康と笑顔を育み守り続ける歯科医院を目指した成長を継続していくためにも当院も様々なことに挑戦していきたいと思います。
    本年も、横山歯科クリニックをどうぞ宜しくお願い致します。

    2021年 12月号 《 vol.76-3 》

    治療費の還付制度「医療費控除」

    治療費の還付制度「医療費控除」

    年間にかかった医療費によっては、支払った医療費の一部が返金される「医療費控除」をご存知でしょうか?
    医療費控除は、その年の1月1日から12月31日までに支払った医療費が10万円以上の方を対象としており、控除限度額は200万円となっています。
    医療費控除の対象はご自身だけでなく、同じ生計で暮らすご家族の医療費を合算して申告することもできます。
    もちろん、大きな病気にかかった治療費だけでなく、歯科治療にかかった治療費(保険治療・保険外治療)も対象となり、インプラント治療や矯正治療も適用になる場合があります。
    また、申告し忘れてしまっている場合も、過去5年間までさかのぼって申告することができます。
    医療費控除の申告には治療費の領収書が必要となるなど、細かな条件などもありますので詳細については税務署までご相談ください。

    2021年 12月号 《 vol.76-2 》

    舌がピリピリ痛むのは舌痛症かも!?

    舌がピリピリ痛むのは舌痛症かも!?

    ミニミニ新聞9月号・11月号では、口腔がんや口腔粘膜疾患についてお伝えしたように、お口の中の問題は歯以外にも起こる場合があります。
    皆さんは、舌に痛みを感じたことはないでしょうか?
    舌に痛みを感じる症状は、舌痛症と診断することが多く、ほとんどの場合は適切なケアで改善します。
    舌痛症は、お口の中が不衛生であったり、栄養不良が原因となって起こるケースが多くあります。
    お口の中には、300~400種類の細菌が存在し、それらの細菌がむし歯や歯周病の原因となりますが、それ以外にも舌などお口の粘膜に悪影響を与える細菌もいます。
    また、栄養素の亜鉛が体内で不足すると味覚を感じにくくなったりビタミンBが不足することで口内炎や舌の炎症を起こしやすくなります。
    そのほかにも、加齢や薬の副作用、ときにはストレスによってお口の中が乾燥してしまうことが舌痛症に繋がることもあります。
    日頃の歯磨きや定期的な歯科メンテナンスの受診、栄養バランスのとれた食習慣で舌痛症リスクは大きく軽減することができます。

    2021年 12月号 《 vol.76-1 》

    今年最後のミニミニ新聞

    今年最後のミニミニ新聞

    2021年最後の「ミニミニ新聞」となりました。
    移転開院前の2015年9月より毎月発刊で始めたミニミニ通信も今号で76号を迎えることが出来ました。
    今年は、昨年から続いた新型コロナウイルスによって、私たちの生活に大きな影響がありました。
    今年の横山歯科クリニックは、先進医療のCAD/CAM(キャドキャム)システムの導入のほか、歯科衛生士スキルアップ院内研修を実施することができました。
    多くの学会や臨床セミナーが中止となるなか、オンラインセミナーという新しい形式も定着していますが、来年もこれまでと変わらず誠実な診療を目指していきたいと思います。
    来年は、皆様の健康と、安心と安全が守られる生活になることを願います。

    2021年 11月号 《 vol.75-3 》

    口腔がんや口腔粘膜疾患を見逃さないために

    口腔がんや口腔粘膜疾患を見逃さないために

    ミニミニ新聞9月号・10月号では、口腔がんと口腔粘膜疾患についてお伝えしました。
    当院は、口腔がんや口腔粘膜疾患を出来るだけ早く発見し、早期治療に取り組んでいます。
    口腔がんや口腔粘膜疾患は、小さな異常も見逃さないことが大切になるため、来院されるすべての患者様のむし歯や歯周病、噛み合わせの診査だけでなく、口腔粘膜の状態についてもしっかり確認しています。
    治療受診のときだけでなく、定期検診で通院される方についても、むし歯や歯周病、噛み合わせの確認だけでなく、口腔粘膜についても前回の来院時と変化がないかを確認をしています。
    口腔がんや口腔粘膜疾患を予防するためには、日頃から口腔内の健康状態を維持していくことが重要になり、合わない被せ物や入れ歯もリスク要因となります。
    また、喫煙や過度な飲酒もリスクを上げてしまうため、定期検診に加えて正しい生活習慣を意識することも大切です。

    2021年 11月号 《 vol.75-2 》

    当院の定期検診の流れ

    当院の定期検診の流れ

    2021年 11月号 《 vol.75-1 》

    大切な定期検診

    大切な定期検診

    歯は年齢とともに失われていくと考えられている方もいらっしゃいますが、毎日の正しい歯磨きなどのセルフケアと悪くなったときにはしっかり治療を受けることで、いつまでも健康なお口を守ることができます。
    そして、お口の健康を守るためには、定期検診も欠かすことができない大切な要素となります。
    治療を終えてお口の健康を取り戻したあとは、歯科医院で定期的に検診を受け、正しいセルフケアができているかのチェックや歯のクリーニング、お口の状態の確認をしていくことが大切になります。
    定期検診を受けることで、むし歯や歯周病のリスクを大きく軽減することができ、何か問題がある場合も、早期発見できることで歯にダメージが少ない適切な治療が可能になります。
    また、定期検診では、むし歯や歯周病だけでなく、顎の関節や口腔内の粘膜、入れ歯の状態も確認することで、お口全体の適切な健康管理ができます。
    口腔健康を守り続けるためには、定期検診が大切になります。

    2021年 10月号 《 vol.74-3 》

    お口の病気 ~口腔粘膜疾患~

    お口の病気 ~口腔粘膜疾患~

    先月号のミニミニ新聞(9月号vol.73)では、自覚がないままに進行する恐れのある口腔がんについてお伝えしました。
    口腔内の歯以外の組織を口腔粘膜と言い、口腔粘膜には、口内炎のように小さな症状から、口腔がんのように生命に関わる病気のリスクがあります。
    口腔がんには、舌がん・頬粘膜がん・歯肉がん・口蓋がん・口底がん・唾液腺がんと6種類もあり、口腔粘膜の全ての部分に発生する可能性があります。
    口腔粘膜には、口腔がん以外にも注意しなくてはいけない疾患もあり、総称して口腔粘膜疾患と言います。
    口腔粘膜疾患にも多くの種類がありますが、そのほとんどは、潰瘍、腫瘤、水疱などの症状を呈する疾患になります。
    お口の中は、歯や飲食による刺激を受けやすいため、安静な状態が保たれにくいことや、口腔細菌の感染による影響も受けやすいことが口腔粘膜疾患の原因になります。
    また、口腔粘膜疾患の症状は多岐にわたることや、症状が変化していくため、診断や原因の特定が難しい場合もあります。

    2021年 10月号 《 vol.74-2 》

    プラークコントロール院内研修会②

    プラークコントロール院内研修会②

    今回の研修では、セルフケアについて学び、歯科衛生士による患者様への正しい歯磨き方法の伝え方だけでなく、様々な歯ブラシの性能の確認なども行いました。
    実習では、人工プラークを付着させた模型を使用して、実際にどのように磨けばどのくらいのプラーク除去が見込めるかなどを実践的に学ぶこともできました。
    お口の健康を守るためにも、歯磨きはとても大切になります。
    当院では、一人ひとりの患者様に合った歯ブラシをご提案するほか、あなたの口腔環境にとって正しい歯磨き方法をお伝えし、お口の健康を守り続けるためのセルフケアをサポートいたします。
    当院は、治療だけでなく皆様の生活の中でのお口の健康を支える歯科医療を目指します。

    2021年 10月号 《 vol.74-1 》

    プラークコントロール院内研修会①

    プラークコントロール院内研修会①

    9月17日(金)は、診療をお休みさせて頂き、歯周病学会認定歯科衛生士の佐藤雅美先生による歯科衛生士スキルアップ院内研修を実施しました。
    研修では、当院の歯科衛生士が全員参加し、プラークコントロールについての講義や実習を行いました。
    プラークとは、歯に付着した細菌のかたまりのことで、むし歯や歯周病の主な原因の一つでもあり、このプラークを取り除くことをプラークコントロールといいます。
    プラークコントロールには、ご自宅で行う歯磨きなどのセルフケアと、歯科医院で行う歯のクリーニングがあります。
    プラークをできるだけ取り除くことが、むし歯や歯周病の予防につながり、特に歯周病の方にとって、歯磨きなどのセルフケアによるプラークコントロールは大切になります。

    2021年 9月号 《 vol.73-3 》

    コロナ渦における学びのかたち

    コロナ渦における学びのかたち

    昨年から世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVIT-19)の影響を受けて、私たちの生活は大きく変わりました。
    個人的に大きく変わった一つに「学びのかたち」があります。
    これまで、私たち歯科医師が歯科治療についての知識や技術を向上させるためのセミナーや研修会に参加するというのが一般的でした。
    しかし、現在は東京や大阪など遠方に学びに行くことが難しいこともあり、オンラインで受講できる仕組みが広がっています。
    先日は、日本臨床歯周病学会と札幌臨床歯科研究会が開催され、オンラインで参加し症例発表も行いました。
    オンラインでの症例発表は初めてでしたが、オンライン受講の仕組みが確立されつつあり、大きな問題もなく終えることができました。
    若手の歯科医師が治療の基礎をしっかり学ぶことや、より高度な優れた治療技術を学ぶためには、講師の手技を実際に見て学べる従来型セミナーに勝るものはありませんが、多くのセミナーを受講し深い知識を得るためには、オンラインセミナーという形式はとても有効だと感じます。

    2021年 9月号 《 vol.73-2 》

    口腔がんを早期発見する定期検診

    口腔がんを早期発見する定期検診

    歯ぐきや舌など、口腔内の歯以外を口腔粘膜と言い、口腔粘膜には細菌の侵入を防いだり、痛覚、触覚、温度覚を伝える役割や、免疫的防御機能も担っています。
    口腔粘膜の病気でイメージが強いのは「口腔癌(こうくうがん)」ではないでしょうか?
    口腔癌は、大きく進行するまで痛みが出ないこともあり、初期の段階では口内炎に似ていることから、本人が自覚するまでに時間がかかる場合が多くあります。
    世界的にみると、先進国では口腔癌での死亡者数は減少傾向にありますが、残念ながら日本においては増加傾向となっています。
    先進国において、日本では歯科定期検診の受診率が低いことが、口腔粘膜異常の発見が遅れる大きな要因となっています。
    当院では、初めて来院された方や定期検診で来院された方への検査として、むし歯や歯周病だけでなく口腔粘膜の状態も診査し、口腔粘膜に問題がある場合は口腔外科専門医院と連携することで、早期発見、早期治癒に努めています。

    2021年 9月号 《 vol.73-1 》

    運動が脳を鍛える!

    運動が脳を鍛える!

    皆さんは、脳細胞について考えられたことはないでしょうか?
    脳細胞は、年齢を重ねるほどに減っていく、生まれたときに数は決まっているというようなイメージを持たれていないでしょうか?
    ハーバード大学医学部のジョン・レイティ教授の著書「脳を鍛えるには運動しかない」では、脳を発達させるためには、勉強よりも運動の方が大切であることが伝えられています。
    運動と脳には、どのような関係があるのでしょう?
    運動をすると、脳の海馬に多く存在するBDNFという物質が分泌され、記憶力や学習能力が向上することが実験で立証されています。
    この実験は、シカゴのネーパーヴィル大学で行われ、1時間目が始まる前に体操やランニング、ダンスなどの有酸素運動を実施しました。
    運動をした生徒は、成績が17%も向上し、ネーパーヴィル大学は理科世界1位、数学世界6位の成績を残すことができたうえに、実験に参加した生徒は肥満や血圧、心拍数も改善しました。
    また、運動によってセロトニンが分泌されることから、精神疾患予防や改善にも大きな効果も期待でき、週2回の運動で認知症リスクを50%も減少させることも報告されています。
    鍛えることが難しそうな脳や精神ですが、意外にも身近な「運動」という習慣と大きな関係があるそうです。

    2021年 8月号 《 vol.72-3 》

    大谷選手とマインドマップ

    大谷選手とマインドマップ

    現在、メジャーリーグで二刀流として大活躍をしている大谷選手は高校時代に「8球団からドラフト1位指名」という目標を立て、その目標に向かうために必要なことを図にしていました。
    このような図をマインドマップなどと呼びますが、近年では多くの企業でも取り入れられています。
    マインドマップは、1960年代にイギリスのトニー・ブザンが考案したもので、頭の中にある思考や連想されていくことを「見える化」するための仕組みです。
    マインドマップは、創造性を高め、記憶や学習、発想などに高い効果を発揮すると言われており、一目で自分のやるべきことが把握できるツールのため、仕事や勉強だけでなく私生活でも活用できるのではないでしょうか。
    マインドマップは、もちろんノートに手書きで作成することもできますが、作成を分かりやすく進めることができる無料アプリもたくさんありますので、目標がある方や考えがまとまらない課題がある方は、是非お試しください。

    2021年 8月号 《 vol.72-2 》

    CAD/CAMシステムによる高精度なむし歯治療

    CAD/CAMシステムによる高精度なむし歯治療

    CAD/CAM(キャドキャム)システムのプランメカフィット治療は、高精度なむし歯治療を可能にすることができます。
    むし歯治療では、むし歯になってしまった部分を削り、削り取った部分を被せ物などで修復します。
    プランメカフィットは、削った歯の模型や口腔内を専用スキャナーで読み込み、精度の高い修復物を製作します。
    修復物は、圧縮されたブロックをミリングマシンで削り出し製作され、ブロックにはセラミック素材や歯科用プラスチック素材など、多くの種類があります。
    治療部位や歯の状態に合わせて、最適なブロックを選択することもプランメカフィット治療では大切な要素となります。

    2021年 8月号 《 vol.72-1 》

    CAD/CAMシステム治療技術の向上を目指して

    CAD/CAMシステム治療技術の向上を目指して

    先日、当院で新たに導入した最先端歯科医療のCAD/CAM(キャドキャム)システムの治療について勉強会に参加しました。
    CAD/CAMシステムは、コンピュータ制御によって歯の修復物(詰め物・被せ物)を設計・製作する治療システムで、当院のプランメカフィット治療になります。
    勉強会には、当院と同じCAD/CAMシステムを導入している歯科医師4名が集まり、実際の臨床を想定した形式で行いました。
    CAD/CAMシステムのプランメカフィット治療は、設備を導入するだけで患者様の健康に繋がる質の高い治療に繋がる訳ではありません。
    この治療システムを活かすための知識や治療技術も必要になるため、製作された被せ物の接着やシステムの機能などについて深い知識と技術が必要になります。
    今後もより質の高いプランメカフィット治療を届けていくための学びを継続していきます。

    2021年 7月号 《 vol.71-3 》

    金属資源高騰による銀歯への影響

    金属資源高騰による銀歯への影響

    数年前にむし歯治療で銀歯を入れたときと比べて、治療費が高くなっていると感じた方はいないでしょうか?
    銀歯は、その名の通り「銀」で作られていると思われる方も多いと思いますが、その成分は金12%・銀46%・パラジウム20%とその他銅や亜鉛を加工し作られています。
    それらの金属は限りある資源としてや世界情勢、自動車産業などの影響により急激な高騰が続いています。
    特に、金やパラジウムは2016年頃から異常な値上がりを続けており、15年ほど前に比べると約5倍の価格となっています。
    保険が適用される銀歯は、相場に合わせて定期的に治療費が改定されており、国によって定められた治療費は、全国の歯科医院で同じ治療費になります。
    当院で導入しているCAD/CAMシステムのプランメカフィット治療は、保険適用外のセラミックのほか、保険適用の白い被せ物を作製することができ、銀歯の被せ物と比べても金額差が少ないことから、プランメカフィット治療を選択される方もいらっしゃいます。
    治療費について不安がある場合は、お気軽にお尋ねください。

    2021年 7月号 《 vol.71-2 》

    最先端歯科治療システム導入②

    最先端歯科治療システム導入②

    プランメカフィットは、セラミックの被せ物を作製することもできます。
    セラミックは、自然な色調の美しいだけでなく、治療した歯が再びムシ歯になってしまうムシ歯の再発リスクや細菌の付着率も銀歯に比べ大幅に軽減できます。
    また、プランメカフィットでセラミックを作製する場合は、専用スキャナーで歯を直接撮影し被せ物を作製できる場合もあります

    最先端歯科治療システム導入②

    精度が高く自然な美しさのプランメカフィット治療は、これからの患者様の健康につながるセラミック治療です。
    プランメカフィットのセラミック治療や保険適用の白い歯については、当院スタッフまでお気軽にお尋ね下さい。

    2021年 7月号 《 vol.71-1 》

    最先端歯科治療システム導入①

    最先端歯科治療システム導入①

    先月、プランメカ社「プランメカフィット」を新たに導入しました。
    プランメカフィットは、お口の中を専用スキャナーで撮影し、そのデータを基に「保険適用の白い被せ物」や「セラミック素材の被せ物(自費治療)」を作製する先進医療で、CAD/CAM(キャドキャム)システムと呼ばれています。
    プランメカフィットで「保険適用の白い被せ物」を作製する場合は、歯の型取りを行なってから歯の模型を作製し、模型を専用スキャナーで読み込みデータ化します。
    歯やお口の状態のデータをミリングマシンに送信することで、これまで歯科技工士が作製していた「保険適用の白い被せ物」を院内で作ることが可能になります。
    治療期間が短縮できる場合も多くなったほか、銀歯のように金属アレルギーリスクもなく、美しい被せ物を作製することができます。

    2021年 6月号 《 vol.70-3 》

    治療を繰り返し歯を失うデススパイラル

    治療を繰り返し歯を失うデススパイラル

    歯は何回も治療できないことをご存知でしょうか?
    一度治療を受けた歯は、数年後には再びむし歯になることが多く、繰り返しむし歯を削る治療を受けることになります。
    このように数回のむし歯治療を繰り返すことで、やがて歯を失ってしまい、この過程を示したのが上イラストの「デススパイラル」と言います。
    保険適用のむし歯治療を受けた歯は、平均5~6年で再びむし歯となり、再びむし歯の治療を受けるというデータがあります。
    一方、セラミック治療を受けた歯は、17年後にも90%以上の歯の生存が認められているというデータがあります。
    再治療までの期間が長くなることで、人生100年時代の現代において自分の歯で健康的に過ごすことができる可能性が高まります。
    自分の歯がしっかり保たれることで生活習慣病や認知症などのリスク軽減になり、全身の健康維持にも繋がります。
    当院では、むし歯が繰り返されることがないように、治療後には定期的なお口のメンテナンスによってむし歯の原因となる細菌を取り除くほか、治療ではむし歯の再発リスク軽減に繋がるセラミック治療もご案内しています。

    2021年 6月号 《 vol.70-2 》

    先進国での銀歯

    先進国での銀歯

    日本人の3人に1人は何らかのアレルギー症状を持っていると言われており、花粉症などアレルギーの患者数は増加傾向にあります。
    アレルギーは、花粉や食べ物など通常であれば問題がないものに対して免疫系が過剰に反応し、身体に様々な症状を引き起こしてしまう免疫機能障害です。
    歯科治療において注意しているアレルギーは、麻酔薬や処方するお薬などがありますが、最近では「銀歯」が原因となる歯科用金属アレルギーの方が増加傾向にあります。
    『銀歯』が原因の金属アレルギーの症状は、銀歯の近くの粘膜や口腔内全体が荒れた状態になったり、手や足の皮膚の荒れなどにでるものもあります。
    日本では一般的な銀歯ですが、ドイツやスウェーデンをはじめとする国では、口腔内での使用を禁止する法律や、使用を推奨しないと勧告している国が多く、アメリカなどでもほとんど使用されていません。
    治療後の健康を守る治療法を選択することも大切です。

    2021年 6月号 《 vol.70-1 》

    CAD/CAMシステム臨床勉強会

    CAD/CAMシステム臨床勉強会

    先月、当院でも導入を検討中の先進歯科医療の一つである「CAD/CAM(キャドキャム)システム」を学ぶため、勉強会に参加しました。
    CAD/CAMシステムとは、専用スキャナーで撮影した口腔内や模型の情報をコンピュータ処理をすることでデータ化し、専用機器によって被せ物などを作製する治療システムです。
    CAD/CAMシステムは、欧米では歯科大学のカリキュラムにもなるほど普及しています。
    日本で導入されている歯科クリニックは少数ではありますが、その高い信頼性から少しずつ普及してきています。
    今回の訪問勉強会では、診療での具体的な活用や、CAD/CAMシステムの最新情報などをシステムを実際に動かしながら実践的に学ぶことができました。
    このような治療の質を向上させ、患者様が受ける治療の負担も軽減できるシステムが、益々普及していくことの可能性を感じました。

    2021年 5月号 《 vol.69-3 》

    最初の永久歯 ~大切な6歳臼歯~

    最初の永久歯 ~大切な6歳臼歯~

    6歳になる頃に、一番奥に生えてくる歯を「6歳臼歯」と言います。
    6歳臼歯は、乳歯から永久歯へ生え変わるときに、最初に生えてくる永久歯になります。
    また、6歳臼歯は、食べ物を噛む、砕く、すりつぶすといった働きや、上下の歯の正しい噛み合わせにも影響する重要な役割も持っています。
    大切な6歳臼歯ですが、生え揃っている乳歯の一番後ろから生えてくるため、生え始めたことに気づかず、むし歯になってしまうことが多いので、特に注意が必要になります。
    乳歯が生え揃ってからの毎日の仕上げ磨きのときに、6歳臼歯の生え始めを見逃さず、むし歯から6歳臼歯を守りましょう。

    2021年 5月号 《 vol.69-2 》

    バランスが大切な自律神経

    バランスが大切な自律神経

    最近、疲れや眠気、動悸や息切れなどを感じることはありませんか?
    このような症状がある場合、自律神経が乱れているせいかもしれません。
    自律神経は、末梢神経の1つで、自分の意思で動かす運動神経などの体性神経とは違い、自分の意思で動かすことができない神経です。
    自律神経には、交感神経と副交感神経があり、この2つの神経バランスが大切と言われています。
    自律神経の良いバランスを保つためには、生活習慣と食習慣、適度な運動という健康維持にも欠かせない3つの要素が大切です。
    生活習慣では、寝起きから神経を興奮させないためにも少し早起きして余裕のある行動と1杯の水を飲み、陽の光を浴びることや、就寝の1時間半前に入浴することが効果的です。
    食習慣では、お酒やタバコは控え、免疫細胞の75%が存在する腸を整えるために、食物繊維(発酵食品・納豆・チーズ・味噌汁)を意識的に摂取すると良いでしょう。
    運動は、あまり激しくない方が良く、30~40分のウォーキングが効果的です。
    また、根拠のない焦りや不規則な生活はできるだけ避け、音楽鑑賞や笑顔でいることを増やすことで気持ちを安定させることも自律神経を整えるために効果があります。

    2021年 5月号 《 vol.69-1 》

    歯は神経も血管もある大切な臓器

    歯は神経も血管もある大切な臓器

    「歯の神経」と聞くと、皆さんはどのような形をイメージするでしょうか?
    歯の中を1本の線が通るようなイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、歯の神経の形は個人差があり、とても細く複雑な形となっています。
    歯の神経は、痛みや温度などの感覚を伝達する大切な役割があります。
    また、歯の神経には、いくつもの毛細血管が繋がっており、この毛細血管が歯に栄養を届けています。
    歯に痛みを感じる原因には、むし歯のほかに、噛み合わせの問題や間違った歯ブラシ方法があります。
    大きなむし歯によって、むし歯菌が神経の近くまで到達すると、歯の神経を取る治療を行い、神経を取った部分に専用の材料を入れて封鎖する処置をします。
    神経を失った歯は、同時に毛細血管も失うため「失活歯(しっかつし)」と言い、見た目は通常の歯でも、栄養は届かなくなるため、最終的に歯を失うリスクも上がってしまいます。
    歯は、神経も血管もある臓器の一つという意識を大切に、毎日のセルフケアや歯科定期メンテナンス、早期受診で口腔健康を守りましょう。

    2021年 4月号 《 vol.68-3 》

    差し歯(被せ物)を支える大切な土台

    差し歯(被せ物)を支える大切な土台

    「差し歯」とは、どのようなものかご存知でしょうか?
    差し歯は、比較的大きなむし歯治療のときに、歯を削った後に被せる「歯の被せ物」のことを言い、クラウンとも言われます。
    差し歯(被せ物)の構造は、どのようになっているのでしょう。
    差し歯は、大きな虫歯での治療法になるので、多くの場合歯の根だけしか残せない状態になります。
    その為、歯の根に人工の土台を立て、補強する必要があります。
    そして、土台を補強し構築した後に、差し歯を被せて歯の修復が完了になるため、土台は差し歯を支えるためにも大切な役割を持っています。
    差し歯の治療では、土台を構築するための歯の型取りと、差し歯を作るための型取りが必要なため、通常型取りは2回行ないます。
    また、差し歯をセラミック素材にすることで、銀歯よりも歯の根や口腔健康の維持につながります。

    2021年 4月号 《 vol.68-2 》

    お子様の歯を守る仕上げ磨き

    お子様の歯を守る仕上げ磨き

    2月号のミニミニ新聞では、お子様の乳歯が生えてきたときの、仕上げ磨きの大切さをお伝えしました。
    親御さんによる仕上げ磨きは、お子様が小学生を卒業するまでは、必要になります。
    仕上げ磨きでは、むし歯になりやすい「上の前歯」や「奥歯の噛み合わせ部分」「歯と歯の間」を特に注意してしっかり磨いて上げることが大切です。
    また、歯と歯の間は歯ブラシでは磨けないことが多いため、定期的にフロスや歯間ブラシを使用することも、むし歯予防に効果があります。
    仕上げ磨きをしながらお口の状況を観察し、気になることがあれば歯科医院で相談されることもオススメします。
    毎日の積み重ねが、お子様の健康なお口を育み、将来の健康へと繋がります。

    2021年 4月号 《 vol.68-1 》

    新型コロナウイルス感染予防に繋がる口腔衛生

    新型コロナウイルス感染予防に繋がる口腔衛生

    お口の中には、どのくらいの細菌が生息しているかご存知でしょうか? 一般的な成人のお口の中には、300~700種類の細菌が生息しており歯磨きなどのケアをほとんどしていない人では1兆個もの細菌が生息していると言われています。
    免疫力と口腔環境には深い関係があり、特に歯周病の方は、免疫力の低下だけでなく、心筋梗塞や糖尿病などの全身疾患リスクも大きくなります。
    また、最近ではお口が衛生的な人ほど、新型コロナウイルスの感染リスクが低く、万が一感染しても重症化を抑えられる可能性が高いという報告もあります。
    お口の衛生環境が悪いと歯周病になり、慢性的に歯ぐきが炎症している状態になるため、出血や腫れが起こります。
    このような状態は、新型コロナウイルスなどが口腔粘膜の細胞に結合しやすくなるほか、口腔粘膜の細胞表面を破壊し細胞内にウイルスが侵入しやすくさせてしまいます。
    ウイルスから身体を守るためにも、お口の衛生環境は大切になりますので、毎日のセルフケアと歯科メンテナンスで口腔衛生を維持することが大切です。
    参考:神奈川県歯科医師会HP

    2021年 3月号 《 vol.67-3 》

    3月29日はマリモの日

    3月29日はマリモの日

    マリモは、昭和27年3月29日に国の天然記念物に指定されたことから、3月29日は「マリモの日」となっています。
    マリモは、北海道をはじめ、青森県や秋田県、山梨県などの北半球に広く生息していますが、天然記念物に指定されているのは、北海道の阿寒湖に生息しているマリモだけです。
    阿寒湖のマリモは球体なのに対して、その他の地域のマリモは、 丸い形をしているわけではなく「繊維状の緑藻」が集まって丸い形を作り出しています。
    阿寒湖のマリモだけが球体で育つ理由として、地形や風、水の流れ、湖底の環境など、様々な条件が揃うことと考えられていますが、現在でも解明はされていません。
    阿寒湖のマリモは、国の天然記念物のため、捕獲や販売はできないので、お土産屋さんで販売されているマリモは、実は他の地域で仕入れたマリモを丸めて販売しているようです。

    2021年 3月号 《 vol.67-2 》

    口腔健康を守る細菌コントロール

    口腔健康を守る細菌コントロール

    1月号のミニミニ新聞では、プラークの住処となる「歯石」について2月号では、むし歯や歯周病の原因となる「プラーク」について、お伝えしました。
    プラークや歯石を減らすことが、お口の健康を守ることに繋がります。
    そのためには、毎日の歯磨きなどのセルフケアと歯科医院での定期メンテナンスを欠かすことはできません。
    プラークが、むし歯や歯周病の原因となるため口腔内にあるプラークの数を減らすことができれば、そのリスクは大きく軽減することが可能になります。
    毎日の歯磨きでは、できるだけフロスや歯間ブラシを使用して歯と歯の間にあるプラークを取り除くことが大切です。
    また、歯科医院での定期メンテナンスでは、歯磨きでは難しい歯と歯ぐきの隙間などにあるプラークや歯石を専用の機器で取り除くことができます。
    口腔内からプラークを無くすことはできませんが、その数をコントロールし減少させていくことが、むし歯や歯周病リスク軽減に繋がります。

    2021年 3月号 《 vol.67-1 》

    大切なマスク習慣でも呼吸に気をつけて

    大切なマスク習慣でも呼吸に気をつけて

    皆さま、体調にお変わりないでしょうか?
    昨年より、日本を含め世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスに罹患された方や感染拡大によって、生活に影響を受けられている皆様に心よりお見舞い申し上げます。
    新型コロナウイルスによって、大きく変わった習慣の一つがマスクの着用ではないでしょうか。
    感染予防対策として有効なマスクですが、息苦しさから口呼吸になってしまう方が増加傾向にあります。
    口呼吸になると、お口の中が乾燥することで、殺菌効果の高いだ液が不足してしまい「むし歯」「歯周病」「口臭」の原因になる場合があります。
    最近になって、歯ぐきが腫れてきたり、歯の着色が目立つようになったという方は注意が必要なため、鼻で呼吸することを意識することが大切になります。

    2021年 2月号 《 vol.66-3 》

    乳歯が生えたら歯磨き練習と仕上げ磨き

    乳歯が生えたら歯磨き練習と仕上げ磨き

    赤ちゃんの歯(乳歯)は、個人差はありますが、おおよそ4~6ヶ月頃に下の前歯から生え始めます。
    先月号でお伝えした乳歯が生える前の習慣と同じように、乳歯が生えてからは、歯磨きの練習を始めることが大切です。
    まずは、子供が自分で歯ブラシを持ち、お父さんやお母さんと同じような歯磨きの動きをマネすることから始めることで、歯磨き習慣を身につけています。
    歌やリズムに合わせながら楽しい雰囲気づくりを心がけるのも良いでしょう。
    また、1日1回以上は、お父さんやお母さんによる仕上げ磨きも大切で、特に夜は必ず仕上げ磨きをしてあげてください。
    仕上げ磨きでは、むし歯になりやすい上の歯の裏側や奥歯に注意しながら、鉛筆持ちで歯ブラシを握り、力を入れずに細かく磨くと効果的です。
    お口の健康の基礎は、3歳頃までにつくられるので将来の健康につながる歯磨き習慣を大切にしてください。

    2021年 2月号 《 vol.66-2 》

    むし歯・歯周病の原因プラーク

    むし歯・歯周病の原因プラーク

    プラークは、歯垢(しこう)とも呼ばれますが、お口の健康にどのような影響を与えるかご存知でしょうか?
    プラークは、歯の表面に付着している細菌のかたまりで、強い粘着性があるため、うがいで取れることはなく、舌で触るとザラザラした感触があります。
    このプラーク1mg当たりには、細菌が約1~2億個も存在していると言われています。
    プラークには、酸が含まれているため、歯に付着したまま放置していると歯を溶かし、むし歯になってしまうほか、歯周病の原因にもなります。
    プラークを取り除くためには、毎日しっかり歯を磨くことや、フロスや歯間ブラシで歯と歯の隙間の清掃などのセルフケアが大切になります。
    歯と歯の隙間のほか、奥歯や歯と歯ぐきの境目、歯と歯ぐきの隙間などセルフケアでプラークを取り除くことが難しい部分もあるため、定期的に歯科医院でお口のクリーニングを受けることが、むし歯や歯周病予防にとって大切になります。

    2021年 2月号 《 vol.66-1 》

    口腔健康と全身健康を守るための口腔衛生

    口腔健康と全身健康を守るための口腔衛生

    歯周病は、糖尿病や心筋梗塞・脳梗塞をはじめ、アルツハイマー型認知症など全身健康と深い関係性があります。
    歯周病と全身健康と同じように、口腔衛生と細菌感染にも深い関係性があることをご存知でしょうか?
    むし歯や歯周病の原因となる口腔細菌は、どのように体の中に侵入するのでしょう。
    口腔内の粘膜や細胞の表面は、細菌やウイルスから守るためのバリアの役割を持っています。
    口腔細菌は、このバリアを剥がし、粘膜内にある毛細血管に侵入することで血流に乗って全身へと運ばれていきます。
    むし歯や歯周病でも痛みなどの症状がない場合もありますが、そこには必ず細菌が存在しているため、しっかりと治療を受け、口腔内を衛生的にすることが、歯や口腔健康を守ることに繋がります。
    また、口腔健康に自信を持たれている方も、歯磨きなどの毎日のセルフケアや、セルフケアでは取り除くことが難しい口腔細菌を除去する歯科定期メンテナンスの受診が、お口と全身の健康維持にとって大切です。

    2021年 1月号 《 vol.65-3 》

    乳歯が生える前の習慣づくり

    乳歯が生える前の習慣づくり

    赤ちゃんの歯(乳歯)が生え始めるまで、個人差はありますが、おおよそ4~6ヶ月ほどかかります。
    生後4~6ヶ月くらいで、下の前歯から生え始めますが、歯が生え始める前から歯磨きに慣れるための習慣づくりをすることで、歯磨きに抵抗感を持たない子どもに育つことが多くなります。
    「歯磨きに慣れるための習慣づくり」は、特別なことはなく、普段の生活でのスキンシップに少しプラスする程度です。
    赤ちゃんには、手のひらで頬を触ったり、清潔な指でくちびるの周りや、歯ぐきに軽く触れるスキンシップを行なうだけです。
    たまに、乳歯が生えてきていないかのチェックのために、お口の中を見ることも、歯磨き習慣の大切な一歩になります。
    また、歯ブラシを自分で握って持てるようになると、自由に歯ブラシを持たせ、歯ブラシを口の中に入れることに慣れるのも大切です。
    お子様が歯ブラシを持っているときには、保護者の方は目を離さず、歯ブラシを持ったまま歩き回るなどの危険から守るためにも、注意が必要になります。 歯磨きへの抵抗感を無くし、自然に歯磨き習慣を身につけることが理想的と思います。

    2021年 1月号 《 vol.65-2 》

    歯周病の原因となる細菌の住処

    歯周病の原因となる細菌の住処

    治療や定期検診で歯科医院に通院されている中で、「歯石(しせき)」という言葉を耳にすることがあると思います。
    歯石と聞くと、お口の健康にとって悪いモノというイメージはあっても、実際にどのような問題があるのかご存知ない方もいらっしゃると思います。
    歯石は、磨き残しなどが原因となって発生する「細菌の塊(プラーク)」が、そのまま放置されることで、だ液に含まれるリン酸カルシウムと反応し、硬い石のような状態(石灰化)になったものです。
    歯石そのものが悪さをすることはありませんが、歯石の表面は軽石のようにザラザラでデコボコしており、口腔健康に悪影響を与える細菌にとって絶好の環境となります。
    細菌の良い住処となる歯石があると、細菌も増殖し、歯周病や口臭を引き起こす大きな要因になります。
    歯石は、歯磨きで除去することは困難なため、定期的に歯科医院でお口のクリーニングを受診し、専用の器具などを使って歯科衛生士によって取り除くことが、お口の健康を守ることにも繋がります。
    また、歯石ができないためにも、毎日の歯磨きや歯科定期検診で、いつもお口を衛生的な環境で維持していくことも大切です。

    2021年 1月号 《 vol.65-1 》

    2020年最後のミニミニ新聞

    2020年最後のミニミニ新聞

    皆さま、新年明けましておめでとうございます。
    今年は、これまでのお正月とは少し違った過ごし方をされた方も多かったと思いますが、皆様どのように過ごされましたでしょうか?
    当院は、今年の12月で移転リニューアル5周年を迎えます。
    改めて気持ちを引き締め、患者様はじめ、地域の皆様や共に働くスタッフへの感謝の気持ちを忘れず、基本を大切にしっかり歩んでいきたいと思います。
    様々な変化がある時代ではありますが、患者様の健康に向き合い、生活に寄り添うために、質の高い歯科治療を届けていくという気持ちは変えることなく、成長していきたいと思います。
    2021年、皆様の健康と笑顔を守れる歯科医院を目指し、学びを継続していくためにも当院も様々なことに挑戦していきたいと思います。
    本年も「横山歯科クリニック」をどうぞ宜しくお願い致します。

    ARCHIVE

  • ▼ 2021年
  • 12月号
  • 治療費の還付制度「医療費控除」
  • 舌がピリピリ痛むのは舌痛症かも!?
  • 今年最後のミニミニ新聞
  • 11月号
  • 口腔がんなどを見逃さないために
  • 当院の定期検診の流れ
  • 大切な定期検診
  • 10月号
  • お口の病気 ~口腔粘膜疾患~
  • プラークコントロール院内研修会②
  • プラークコントロール院内研修会①
  • 9月号
  • コロナ渦における学びのかたち
  • 口腔がんを早期発見する定期検診
  • 運動が脳を鍛える!
  • 8月号
  • 大谷選手とマインドマップ
  • CAD/CAMシステム 高精度なむし歯治療
  • CAD/CAMシステム治療技術の向上
  • 7月号
  • 金属資源高騰による銀歯への影響
  • 最先端歯科治療システム導入②
  • 最先端歯科治療システム導入①
  • 6月号
  • 治療を繰り返し歯を失うデススパイラル
  • 先進国での銀歯
  • CAD/CAMシステム臨床勉強会
  • 5月号
  • 最初の永久歯 ~大切な6歳臼歯~
  • バランスが大切な自律神経
  • 歯は神経も血管もある大切な臓器
  • 4月号
  • 差し歯(被せ物)を支える大切な土台
  • お子様の歯を守る仕上げ磨き
  • 新型コロナ感染予防に繋がる口腔衛生
  • 3月号
  • 3月29日はマリモの日
  • 口腔健康を守る細菌コントロール
  • 大切なマスク習慣でも呼吸に気をつけて
  • 2月号
  • 乳歯が生えたら歯磨き練習と仕上げ磨き
  • むし歯・歯周病の原因プラーク
  • 口腔・全身健康を守るための口腔衛生
  • 1月号
  • 乳歯が生える前の習慣づくり
  • 歯周病の原因となる細菌の住処
  • 2020年最後のミニミニ新聞
  • 2020年 12月号 《 vol.64-3 》

    大切なお母さんの健康

    大切なお母さんの健康

    お子様のお口の健康を守っていくためには、お父さん、お母さんなど家族のお口の健康も大切です。
    特に、子どもと生活の長い時間を過ごすことが多いお母さんのお口の健康状態は、子どもへの影響も大きくなります。
    お母さんのお口の中に、むし歯菌や歯周病菌などの悪い細菌が多い場合は、子どもにその細菌が感染する可能性も高くなってしまいます。
    もし、お母さんのお口の性質が健康的でない場合には、適切な診療プログラムによって健康なお口を目指します。
    お母さんのお口が健康的でない時期には、お子様とお箸やコップの共有は避けた方が細菌の感染リスクの軽減に繋がります。
    子どもは、3歳になるまでのお口の衛生管理が特に大切ですが、3歳以降も定期的に歯医者さんでお口のメンテナンスを受けることが将来の口腔健康につながります。
    お母さんと子どもが、安心できるスキンシップとるためにも、お母さんのお口の健康を守ることが大切です。

    2020年 12月号 《 vol.64-2 》

    健康を守り続ける定期メンテナンス

    健康を守り続ける定期メンテナンス

    皆さんは、『なぜ年を重ねるうちに歯が失われていくのか?』と考えられたことはないでしょうか?
    ムシ歯になっても治療によって完治するものであれば、歯は失われることはありません。
    しかし、治療を受けた歯が数年後にまたムシ歯になってしまうこともあるため、一度歯科治療を受けたからといって『これで大丈夫』『この先も健康』ということではありません。
    歯には自然治癒力も無いため、治療を受けた歯をどのようにして守っていくのかが重要になります。
    その為には『なぜムシ歯になったのか?』の原因や経緯を理解し、その上で、繰り返さない、または進行を遅らせる為の予防・定期検診がとても大切です。
    予防のためには、歯科医院でお口の清掃・クリーニングだけでなく、患者様のセルフクリーニング(歯磨きなど)も大切になります。
    当院では、皆様のお口の健康をお守りするために、定期検診をご案内させて頂いております。
    定期検診では、ムシ歯や歯周病のリスクを減らすための、お口のクリーニングや、早期発見するための診断を行います。

    2020年 12月号 《 vol.64-1 》

    2020年最後のミニミニ新聞

    2020年最後のミニミニ新聞

    2020年最後の「ミニミニ新聞」となりました。
    ミニミニ新聞は、当院が移転開院する前の2015年秋のから毎月発刊で始め、今号で64号を迎えることが出来ました。
    今年は、新型コロナウイルスによって、私たちの生活に大きな変化が生まれました。
    改めて、新型コロナウイルスに罹患された皆さまと感染拡大によりお仕事や私生活に多大な影響を受けられている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
    私たち歯科医療従事者にとっても、新型コロナウイルスの影響は大きく、来院患者様の制限やこれまで以上の感染予防対策をしての診療など、新たな挑戦の一年となりました。
    また、多くの学会や臨床セミナーが中止となるなか、オンラインセミナーという新しい形式も広がったように、困難な状況だからこそ生まれるものもあるという発見もありました。
    来年は、皆様の健康と、安心と安全が守られる生活になることを願います。

    2020年 11月号 《 vol.63-2 》

    歯周病と認知症の関係

    10月15日のテレビ放送「ミヤネ屋」で、歯周病とアルツハイマー型認知症の関係性について特集されました。
    認知症の中でも最も多いアルツハイマー型認知症は、脳の萎縮(いしゅく)が特徴のアルツハイマー病によって起こる認知症です。
    物忘れなどの「記憶障害」や「判断力の低下」が症状として現れます。歯周病とアルツハイマー病の因果関係についてはまだ不明な点もありますが、いくつかの実験結果では歯周病がアルツハイマー病の悪化因子であることの報告が上がっています。
    歯周病を持っている場合、アルツハイマー病の原因とされるタンパク質が多くみられることから、お口の中の歯周病菌や炎症の原因となる物質が、血流に乗り脳に運ばれることで影響を与えていると考えられています。
    アルツハイマー型認知症の人は、健康な人よりも歯の本数が少なく、また、残っている歯が少ない人ほど脳の萎縮が進んでいたということが報告されています。
    この結果は一本でも多く歯を守り、しっかり噛むことがアルツハイマー型認知症の予防につながることを示唆しているのかもしれません。

    歯周病と認知症の関係

    2020年 11月号 《 vol.63-1 》

    歯を守り続けるために

    予防歯科は、むし歯や歯周病からお口の健康を守る取り組みになりますが、治療後の健康を守り続けることも予防歯科になります。
    問題を繰り返さず健康を守り続けるためには、どのような治療を選択するのかも大切なポイントです。
    むし歯になってしまったとき、皆さんはどのような基準で治療方法を選択されていますか?
    当院では、一人ひとりの患者様にさまざまな治療方法についてご提案しております。

    歯を守り続けるために

    『歯は年齢とともに失われる』と考えている方も多いと思います。
    多くの場合は、むし歯になってしまい治療を受けた歯は、治療で使用した材料の劣化やさまざまな要因により、いずれはむし歯が再発して、再治療が必要になってしまいます。
    しかし、毎日の歯磨きなどのセルフケアや、歯科医院での定期メンテナンス、正しい治療の選択によって、いつまでも健康なお口を維持することが可能になります。

    2020年 10月号 《 vol.62-3 》

    口腔健康が乱れやすいマタニティ期

    口腔健康が乱れやすいマタニティ期

    口腔健康にとって、マタニティ期(妊娠中)は、つわりによる嘔吐や唾液の減少によって口腔内が酸性になりやすく、ムシ歯や歯周病のリスクが上がってしまうため、特に注意が必要な時期でもあります。
    マタニティ期は、歯磨きがつらくできないことや、食生活にも変化が出る場合もあり、偏食によって口腔環境に悪影響を与えてしまうこともあります。
    マタニティ期は、体調が優れない日も多くなるため、通院が困難になってしまったり、麻酔やお薬に制限が出てしまうため、日頃から定期的に歯科健診を受診し口腔健康を守っていくことが大切です。
    マタニティ期でも、ムシ歯などお口に問題がある場合は、つわりが落ち着いた時期に歯科健診を受診し、可能な範囲での治療や口腔内のクリーニングによって、出産前に衛生的な口腔環境にすることも大切です。
    来月号では、母親と子供のムシ歯についての関係性についてお伝えします。

    2020年 10月号 《 vol.62-2 》

    治療後の痛みについて②

    むし歯の治療以外にも、歯の根の治療後に痛みを感じる場合もあります。
    神経がない歯でも、根の治療後は薬の刺激によってその歯の根の周囲に痛みが出ることがあります。

    【歯の根の治療後に痛みを感じる主な原因】
    ①膿が出やすい状態の場合、膿を出そうとする圧力による痛み
    ②根の治療の最後に入れる薬剤の圧力による痛み
    ③炎症を起こした周囲の組織や骨が回復するまでの痛み

    治療後の痛みについて②

    膿が原因の場合は、消毒処置を継続していくことで解消される場合が多いですが、炎症によって周辺組織や骨を破壊されていると、程度によっては元の状態までの回復は難しくなります。
    通常は1週間ほどで痛みは消えますが、痛みを感じる場合には処方された痛み止めのお薬を服用ください。
    歯の根の治療後もむし歯の治療と同様に、なるべく治療した歯では噛まないなど、治療によってダメージを受けている歯を守りながらの生活が大切です。
    また、痛みが大きいときや痛みが長引く場合には、お気軽にご相談ください。

    2020年 10月号 《 vol.62-1 》

    治療後の痛みについて①

    皆さんが歯医者さんへ向かうときは、どのような気持ちでしょうか?
    「今日の治療は痛いかな?」「自分の歯がどのような状態か不安。」など、様々な疑問や不安を抱えて来院される方も多いと思います。
    治療が終われば全て問題は解決され、健康を取り戻し、痛みからも解放されると思われる患者様もいらっしゃいます。
    しかし、歯科治療は、ほかの怪我や病気と同じように治療や処置を受けたからといって、すぐに完治しないものも多くあります。
    むし歯の治療では、治療中は麻酔をして痛みがなくても、歯を削るときの熱や振動などによって神経が刺激されることで、治療後も神経が過敏になり、炎症を起こしたり痛みが出る場合もあります。
    治療後の痛みの多くは1週間ほどで消えますが、痛みを感じる期間は硬いものを噛んだり、冷たいものや熱いものが治療した歯に当たらないようにお気を付けください。
    また、被せ物や詰め物の治療では噛み合わせも調整しますが、その後の食事などで痛みが1週間ほど続く場合は、噛み合わせの調整が再度必要になります。

    治療後の痛みについて①

    2020年 9月号 《 vol.61-3 》

    健康な永久歯につながる乳歯の健康

    健康な永久歯につながる乳歯の健康

    親や保護者にとって子どもの健康は何より大切なことと思います。
    病気やケガは治ることが多いですが、歯は失ってしまうと取り戻すことができません。
    子どもの乳歯は、成長とともに抜けて永久歯に生え変わりますが、健康な乳歯が健康な永久歯を形成するため、やがて抜ける乳歯であってもムシ歯から守り、健康を維持することが大切です。
    乳歯は、一般的に下の前歯から生え始め、2歳半~3歳頃までに全て生え揃います。
    特に、乳歯の生え始めはムシ歯になりやすいため、毎日の歯磨きでは、生えてる歯を丁寧に磨くことと新しい乳歯が生えてきていないかのチェックをすることで、ムシ歯から乳歯を守ることが大切です。

    2020年 9月号 《 vol.61-2 》

    正しい食習慣で糖尿病予防

    正しい食習慣で糖尿病予防

    糖尿病または糖尿病の予備軍とされている日本人は、2,000万人以上と言われており、2000年前後の10年間で約1.5倍と上昇を続けています。
    糖尿病になると、血糖値を体の力で下げることが難しくなります。
    血糖値を下げるインスリンはすい臓で作られますが、すい臓への大きな負担が長期的に続くことで、インスリンを産生する機能が失われていきます。
    一度失われたすい臓の機能が戻ることはないため、糖尿病予防を意識した生活が大切になります。
    糖尿病を予防するためには、規則正しい生活と適度な運動習慣、正しい食習慣を心がけましょう。
    糖尿病予防のための食習慣というと、糖分摂取を控えるという印象を持たれる方も多くいますが、すい臓に負担をかけにくい食事も大切です。
    日本人のすい臓は欧米人に比べ弱く、肉類や乳製品は大きな負担となってしまいます。
    お菓子やジュースなど余分な糖分はできるだけ減らし、間食や夜食を控えてすい臓を休ませることも大切です。野菜や魚を中心とした腹八分目の日本人らしい食習慣が、糖尿病予防に繋がります。

    2020年 9月号 《 vol.61-1 》

    適切な歯ブラシ選びと交換時期

    適切な歯ブラシ選びと交換時期

    当院では、それぞれの患者様のお口の状態に合った歯ブラシをご案内しております。
    皆さんは、歯ブラシをどのような基準で選ばれていますか?
    健康なお口や歯を守るための歯磨きをするためには、自分自身に合った歯ブラシ選びや、適切な期間での歯ブラシ交換が大切です。
    歯ブラシには、それぞれブラシの硬さや大きさがあり、ムシ歯予防に適した歯ブラシや、歯周病予防・改善に適した歯ブラシがありますので、お口の環境や年齢によって適した歯ブラシを使用すると、より大きな効果を得られやすくなります。
    また、歯ブラシの交換時期も大切なポイントになります。
    歯ブラシのブラシ部分が広がってきたり、ブラシの硬さが変わってくると交換する必要があり、ブラシの毛先の状態が悪くなると新しい状態と比べ、約4割も汚れの除去率が低くなってしまいます。
    自分自身のお口の環境に合った歯ブラシ選びと、1ヶ月ごとの歯ブラシ交換が質の高いセルフケアに繋がります。

    2020年 8月号 《 vol.60-3 》

    予防歯科を実践する歯科衛生士

    予防歯科を実践する歯科衛生士

    当院の診療方針の一つにある予防型歯科診療は、患者様の健康を長期にわたって守り続けることを基本とし、問題の早期発見と健康の維持増進を目指しています。
    この予防型歯科診療のためには、歯科衛生士が欠かせない存在になります。
    皆さんは、歯科衛生士の仕事にどのようなイメージをお持ちでしょうか?また、歯科衛生士と歯科助手の違いもご存知でしょうか?
    歯科衛生士は、厚生労働省認定の歯科衛生士養成機関で3年間の専門的な教育を受け国家試験の合格が必要です。
    お口のクリーニングや歯磨き指導など、歯科衛生士には認められ、歯科助手には認められていないことも多くあります。
    歯科衛生士は、お口のクリーニングや歯科医師の治療サポートが主な仕事と思われている方もいますが、それだけではありません。
    歯科衛生士は、専門的な知識と技術によって、担当する患者様のお口の状態を把握して健康を維持するためのメンテナンスや、むし歯・歯周病から健康を守る予防診療のエキスパートです。
    横山歯科クリニックは、歯科衛生士はじめスタッフ全員のチーム医療で予防型歯科診療に取り組み続けます。

    2020年 8月号 《 vol.60-2 》

    口腔ケアと誤嚥性肺炎

    口腔ケアと誤嚥性肺炎

    先月号では、口腔ケアと糖尿病の関係についてお伝えしましたが、糖尿病の他にも、口腔健康と全身の健康には深い関わりがあり、その一つに『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)』もあります。
    『誤嚥性肺炎』とは、食べ物や飲み物、だ液などが誤って気管や気管支内に入り、肺に細菌が慢性的に流れ込むことで引き起こされます。歯周病などによって歯を失うことで、噛む力や噛み合わせに問題が生じることが一因となります。
    食事中だけではなく、就寝中にもだ液が気管に入り込むため自覚症状がない方も多いのが特徴です。
    高齢者の肺炎の75%は、誤って喉頭や気管に食べ物などが入ってしまう『誤嚥(ごえん)』に関連していることも言われています。
    歯を一本でも失った場合には、適切な治療を受け、噛み合わせや咀嚼(そしゃく)、飲み込むなどのお口の機能を守ることが『誤嚥性肺炎』の予防に繋がります。
    定期的に歯科医院でお口のメンテナンスを受けることが、お口の中の細菌を減らすことになり、正しい口腔機能をいつまでも守り続けることにもつながります。

    2020年 8月号 《 vol.60-1 》

    健康寿命を守るために

    健康寿命を守るために

    皆さんは、『オーラルフレイル』という言葉を聞いたことはありますか?直訳すると『口腔機能の虚弱』となります。
    日常生活を問題なく過ごせる「健康寿命」を延ばすためにも、口腔機能がしっかりしていることが重要であり、オーラルフレイルが生じたときの早期治療や、予防・早期発見が非常に大切です。
    ムシ歯・歯周病などで歯を失ってしまうと、食べ物を細かく噛んだり、噛んだものを飲み込むなどの基本的なお口の機能が低下し、食生活の変化にも繋がります。
    食生活の変化によって、栄養バランスが乱れ、身体機能の低下などが引き起こされ、社会活動が出来ない・日常生活に問題が生まれる・寝たきりになってしまうなど、健康寿命に影響が出る場合があります。
    お口の健康を守ることが、全身の健康を守ることにも繋がり、健康寿命を守ることになります。

    2020年 7月号 《 vol.59-3 》

    継続する新型コロナウイルス対策

    新型コロナウイルスに罹患された皆さまと感染拡大によりお仕事や私生活に多大な影響を受けられている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
    皆さまは体調にお変わりないでしょうか?
    当院は、患者様はじめ現場で働くスタッフにとって安心できる医療環境を守るために、日頃の感染対策に加え新型コロナウイルス感染対策を現在も継続しております。
    新型コロナウイルス感染予防として、受付にはパーテーションを設置し、お互いの感染リスクを軽減しています。
    また、来院時にはアルコールでの手指消毒を引き続きお願いしております。
    院内はできるだけ換気を行い、診療チェアだけでなく、手が触れる箇所については定期的にアルコールで清拭しております。
    スタッフも出勤前には検温し、発熱症状や体調が優れない場合は自宅待機など適切な対応を定めています。
    患者様はじめ、スタッフなど横山歯科クリニックに関わる全ての人の安全と安心を守る院内環境に取り組みます。

    2020年 7月号 《 vol.59-2 》

    口腔ケアと糖尿病

    口腔ケアと糖尿病

    下記のvol.59-1「安心できる環境で健康を守り続ける」でもお伝えしたように、お口の健康と全身の健康には深い関係性があります。
    歯周病が、全身疾患に影響する場合もあり、糖尿病の合併症の一つに歯周病があげられています。 成人の糖尿病で多い2型糖尿病は、体内でインスリンの働きが不十分になり、免疫システムの低下が起こります。
    免疫力の低下によって、糖尿病患者はインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
    また、お口の中も同様に免疫力が低下することで、糖尿病患者は歯周病に2倍以上かかりやすくなり、歯周病の進行も早くなります。
    そのほかにも、重度の歯周病の場合、血糖のコントールが悪くなるなど、歯周病と糖尿病には大きな関係があります。
    歯周病の改善により、血糖のコントロールが改善する場合も多いことから、糖尿病を患っている方にとって口腔ケアはさらに重要になります。糖尿病は、40歳代から急速に増えますが、早い時期からの歯周病予防が発症リスク軽減につながります。

    2020年 7月号 《 vol.59-1 》

    安心できる環境で健康を守り続ける

    安心できる環境で健康を守り続ける

    横山歯科クリニックでは、以前より高水準の院内感染防止対策に取り組んできました。
    当然ではありますが、患者様ごとに使い捨てグローブの着用、治療後は診療チェアの清拭、歯を削る機械(タービン、コントラ)なども交換し、毎回高性能な専用滅菌器などで洗浄・滅菌を行うなど、使用した器材はそれぞれに適した消毒・滅菌処理を行なっています。
    4月中旬より、診療予約の制限や、お口の健康を守るために大切なメンテナンスも予約の延期または中止という対策も取らせていただきました。
    メンテナンスの予約を延ばされていた方は、これまで以上にご自宅でのお口のセルフケアに取り組まれていたことと思います。
    お口の健康は全身の健康に大きく影響することから、糖尿病の予防や改善、食べ物やだ液が肺に入ることで起こる誤嚥性肺炎のリスク軽減にも繋がります。
    また、お口の健康は免疫力を高めることにも繋がります。
    今の健康とこれからの健康を守るために、これからもご安心してメンテナンスを受診してください。

    2020年 6月号 《 vol.58-3 》

    口腔ケアで免疫力の維持・向上

    口腔ケアで免疫力の維持・向上

    免疫力を向上させる為には、『運動・食事・睡眠』が大切とお伝えしましたが、お口の健康も免疫力に繋がります。
    ウイルスなどは主にお口から侵入し、体内へと広がります。
    しかし、お口の中はウイルスなどの入り口であると同時に、侵入を防ぐ役割も持っています。
    お口の中は、歯以外は粘膜でできており、この粘膜が免疫として働いていることから、粘膜の健康が低下している状態では、免疫力も同時に低下してしまいます。
    特に、歯周病の場合は、歯ぐきが炎症している状態になり、歯と歯ぐきの間に隙間(歯周ポケット)が生まれ、免疫力も大きく低下しているため、ウイルスや細菌の侵入を防ぐことが難しくなります。
    インフルエンザにおいては、定期的にお口のメンテナンスを受けている人は、発症率が1%というデータもあります。
    毎日の歯磨きやフロスを使った口腔ケアと、定期的な検診が健康なお口を守り、免疫力の向上にも繋がります。

    2020年 6月号 《 vol.58-2 》

    ウイルスと戦う免疫力 ~食事と睡眠~

    ウイルスと戦う免疫力 ~食事と睡眠~

    免疫力を向上させる「運動」のほかに、食事と睡眠も大切です。
    ウイルスに対抗する免疫力には、乳酸菌やビタミンA・C・Eを摂取すると効果的ですが、骨や筋肉はもちろん、血液、皮膚、ホルモン、免疫細胞を構成する「たんぱく質」も欠かせません。
    良質なたんぱく質は、鳥ささみ、マグロ、カツオに多く含まれており、1日体重1kgあたり1gの摂取が理想的です。
    睡眠については、書籍「スタンフォード式最高の睡眠」でも記されていますが、慢性の睡眠不足による影響が心身に蓄積されていくことを「睡眠負債」と呼ばれています。
    日本人は、1日の睡眠時間が6時間未満の人が40%もいますが、1日7時間の睡眠時間が理想的で、最低でも6時間は必要になります。
    免疫力は、睡眠中に維持・強化されることからも、質の高い睡眠をとることがとても大切になります。

    2020年 6月号 《 vol.58-1 》

    ウイルスと戦う免疫力 ~運動~

    ウイルスと戦う免疫力 ~運動~

    新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、その予防法や衛生管理などが注目されています。
    現在、改めて考えさせられるのが「免疫力」ではないでしょうか?
    免疫力とは、体の中の最大の防御システムで、ウイルスや細菌など体にとって悪さを働く外敵と対抗することで、健康状態を守ってくれる力のことです。
    この免疫力は、生活習慣によって高めることができ、免疫力を高める為には『運動・食事・睡眠』の3つが重要になります。
    運動によって筋肉を動かすと、血行やリンパの流れが良くなり、溜まった疲労物質を取り除くことで代謝が良くなる効果があります。
    逆に運動不足によって筋肉量が減少すると、体温の低下が認められ免疫力の低下が起こります。
    体温が1℃上昇することで、5倍~6倍の免疫力を発揮できるようになるという報告もありますが、激しい運動は一時的に免疫力の低下を引き起こすので、注意は必要です。
    気持ちいいと思えるくらいの運動、ラジオ体操や軽度な筋トレなどがおススメです。

    2020年 4月号 《 vol.56-3 》

    健康を守る唾液の役割

    健康を守る唾液の役割

    顔や性格と同じように、唾液の性質は人によって違いがあることをご 存知でしょうか?
    唾液には、むし歯や歯周病から歯やお口の健康を守る役割や、食べ物を飲み込むのを助けるなど、様々な役割があります。

    2020年 4月号 《 vol.56-2 》

    入れ歯のメンテナンス

    入れ歯のメンテナンス

    入れ歯には、失ってしまった歯の代わりとして、会話や食事など生活を支えるための大切な役割があります。
    入れ歯を長期間安心してお使いいただくためには、毎日の入れ歯の お手入れが欠かせません。
    日中お口の中にある入れ歯には、汚れや細菌が付着しているため、就寝前には入れ歯の水洗いが必要になります。
    歯磨き用の歯ブラシとは別の入れ歯専用ブラシや歯ブラシで、入れ歯を傷つけないように歯磨き剤は使わずに優しく毎日洗い、部分入れ歯の場合はバネも丁寧に洗ってください。
    水洗い後は、毎日入れ歯洗浄液を使用することで、入れ歯をより衛生的に保つことができます。
    歯科医院専用の「入れ歯洗浄液」は、市販のものと比べて、入れ歯に与えるダメージを最小限に抑えながら洗浄するため、入れ歯の変色などを防止することができます。
    入れ歯を衛生的に保つことは、残っている歯を守るなどお口の健康にも繋がりますので、お手入れ方法についての疑問などはお気軽にお尋ねください。

    2020年 4月号 《 vol.56-1 》

    新型コロナウイルス感染症の予防と拡散防止

    新型コロナウイルス感染症の予防と拡散防止

    従業員について
    ①出勤前に検温を行い、37.5度以上の発熱があった場合は出社禁止とし、症状の改善が見られない場合は保健所へ連絡し、判断を仰ぎます。
    ②同居の家族に同様の症状がある場合、また、ある第三者の罹患者の濃厚接触者となった場合も出勤禁止とし、保健所など行政の指導等に従います。
    ③従業員の体調管理報告を徹底します。
    ④昼休憩と診療後に窓を開けて定期的な換気を行ないます。

    患者様へのご協力のお願い
    ①院内のドアノブ・スイッチなど接触が多い箇所について、頻度の高い消毒を行っております。また、スタッフのマスク着用を徹底しております。
    ②アルコール消毒をご用意しております。ご来院の際は、手指の消毒と手洗いをお願いいたします。
    ③ご予約をいただいている場合、当日の体調をご確認の上、来院ただきます様お願い致します。
    患者様にご不便をお掛けすることもございますが、引き続きのご協力をお願い申し上げます。
    横山歯科クリニック 院長

    2020年 3月号 《 vol.55-3 》

    お父さんお母さんの口腔健康と子供の口腔健康

    お父さんお母さんの口腔健康と子供の口腔健康

    お子様のお口の健康を守っていくためには、一緒に住む家族のお口の健康も大切です。
    特に、家庭で子どもと生活の長い時間を過ごすことが多い方のお口の健康状態は、子どもへの影響も大きくなります。
    お父さんやお母さんのお口の中に、むし歯菌や歯周病菌などの悪い細菌が多い場合は、子どもにその細菌が感染する可能性も高くなってしまいます。
    お父さんお母さんのお口が健康的でない場合には、適切な診療プログラムによって健康なお口を目指します。
    ご家族のお口の衛生状態が悪い時期には、お子様とお箸やコップの共有は避けることで、細菌の感染リスクを軽減することができます。
    また、お子様が3歳になるまでは、特にお子様のお口の環境を衛生的に保つことが大切になり、この時期のお口の衛生管理が将来の虫歯リスクを下げることに繋がります。
    ご家族と子どもにとって、安心できるスキンシップのためにも、家族みんなのお口の健康を守ることが大切です。

    2020年 3月号 《 vol.55-2 》

    快適な金属床義歯

    快適な金属床義歯

    食事や会話など、身近な喜びを支えるためにも大切な入れ歯です。 入れ歯には、たくさんの種類があり、大きく分けると保険適用と保 険適用外(自費)になります。
    保険適用の入れ歯は、比較的安価ではありますが、使用する材料や入れ歯の設計などに細かな制限が決められているため、患者様の要望にお応えできない場合があります。
    保険適用外(自費)の入れ歯には、決められた制限がなく、患者様のお口の状況に合わせた入れ歯の設計が可能になるほか、理想的な材料などを使用することで、より快適な入れ歯を作製することがで きます。
    代表的な保険適用外(自費)の入れ歯に「金属床義歯(きんぞくしょうぎし)」があり、材料には金属を使用するのが特徴になります。
    金属を使用することで、入れ歯を薄くできるため、会話がしやすくなることや、食べ物の温度を感じる美味しい食事を摂ることができます。
    そのほかにも、違和感が少ない、汚れが着きにくい、耐久性に優れているため壊れにくいなどの特徴もあります。
    現在の入れ歯で、会話がしにくい、食事が美味しく感じない、違和感があるなどのお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

    2020年 3月号 《 vol.55-1 》

    お口の体操で健康維持増進

    お口の体操で健康維持増進

    「噛む」「飲み込む」運動機能には、全身の健康にとても重要な役 割があることをご存知でしょうか?
    お口の周りの筋肉や舌の運動、唾液の分泌が正常に機能しないと、飲み込みにくい・よくむせる・食欲減退・発語の困難など日常生活に影響が出る場合があります。
    このような症状が、全身の筋肉や心身の活力の衰えに繋がり、歩行困難や誤嚥性肺炎、転倒しやすいなど、大きな問題の原因になります。
    しっかり噛んで飲み込む食事をするためには、歯を守る以外にも、お口の筋肉や唾液の分泌を促進させる運動を行うことで、お口全体の健康を維持していくことが大切です。
    上の①②の体操を生活の中に取り入れることで、唾液の分泌とお口の 筋肉の維持向上に繋がります。

    2020年 2月号 《 vol.54-3 》

    知覚過敏症から歯を守る

    知覚過敏症から歯を守る

    冷たいものや温かいものを口に入れたときに、「キーンッ」という 強い刺激を感じる「知覚過敏」を経験された方も多いのではないでしょうか?
    知覚過敏症は、歯の表面を覆うエナメル質が壊れてしまうことで、歯の内部にある神経に刺激が伝わってしまうために起こります。
    知覚過敏症の原因の多くは、歯ぎしりや強い噛み締め、歯周病など様々な要因がありますが、直接的な原因に「歯磨き」があります。
    歯磨きのときに、歯ブラシを強く当てて歯を擦り過ぎたり、歯と歯ぐきの境目をキレイにしようと歯ぐきに歯ブラシを当て過ぎることで、歯ぐきが擦り減ることが原因になる場合があります。
    知覚過敏症を予防するためには、定期検診で歯ぎしりや強い噛み締めが無いかの定期的な診断と、正しい歯磨き方法を確認することや、毎日の歯磨きでは、強い力で歯を磨かないことが大切です。
    また、知覚過敏を感じた場合には、むし歯ができている可能性もあることから、早めに歯科医院で受診することも大切です。

    2020年 2月号 《 vol.54-2 》

    残存歯数と生涯医療費の関係

    残存歯数と生涯医療費の関係

    お口の健康と全身の健康に大きな関係があることはご存知でしょうか?
    その関係のデータが、歯科医療と生涯医療に示されており、「残っている歯の数」と「生涯医療費」にも現れています。
    「噛む」という運動機能は全身の健康につながる役割を持っていることをご存知でしょうか?
    歯が多く残っていると、食事を飲み込むための嚥下(えんげ)機能も正常に働きますが、多くの歯を失い嚥下機能が正常に働かないと、痰(たん)やお口の細菌などが肺に入り込み「誤嚥性肺炎」を引き起こしてしまう場合もあります。
    また、歯を失うことで、食事に制限が出ることも健康に影響を与えてしまう要因になります。
    今ある歯やお口の健康を守るためには、毎日の正しい歯磨きと歯科医院で定期的にお口のメンテナンスを受けることが大切です。
    また、むし歯などの治療は早期に受けることで、軽度な治療で終えることができるため、歯を守ることが出来ます。

    2020年 2月号 《 vol.54-1 》

    歯を守り続けるために

    歯を守り続けるために

    皆さんは、『なぜ年を重ねるうちに歯が失われていくのか?』と考えられたことはないでしょうか?
    ムシ歯治療によってムシ歯にならない歯になれば、歯は失われずに済むかもしれません。
    しかし、治療を受けた歯が数年後にまたムシ歯になってしまうこともあるため、歯科治療を受けたからといって『これで大丈夫』『この先もずっと健康』ということにはなりません。
    自然治癒力のない歯をどのようにして守っていくのか?
    その為には『なぜムシ歯になったのか?』の原因や経緯を理解し、その上で、繰り返さない、または進行を遅らせる為の予防がとても 大切です。
    予防のためには、歯科定期検診を受けることで、ムシ歯や歯周病のリスクを減らすためのお口のクリーニングや、問題を早期に発見することが大切です。
    また、歯磨きなど毎日の正しいセルフクリーニングも大切です。
    当院では、皆様のお口の健康をお守りするために、定期検診をご案内しております。

    2020年 1月号 《 vol.53-3 》

    歯周病の治療と予防

    歯周病の治療と予防

    先日、私が所属する「札幌臨床歯科研究会」に参加し、症例発表も行なってきました。
    私は、重度の慢性歯周炎の患者様の症例について発表し、改善に繋げる歯周治療への取り組みを伝えました。
    歯周病は、成人の約8割もの人が感染している感染症です。
    日常生活の中でお口の中に入った歯周病菌は、そのままお口の中に潜伏し、40歳頃になると増殖する傾向があります。
    いきなり重度の歯周病になることはほとんどありませんが、歯周病は自覚症状がないまま進行し、自分で気づく頃には、歯ぐきから出血することが多くなったり、歯がグラグラするなどの症状がみられます。
    自覚症状が出る頃には、重度の歯周病の場合が多くなります。近年は、重度の歯周病への治療方法で「組織再生療法」があり、健康を取り戻す可能性も上がっていますが、歯周病はお口を衛生的に管理していくことで、リスクを大幅に軽減することができます。
    毎日の正しい歯磨きと定期的な歯科メンテナンスは、ムシ歯予防だけではなく、歯周病予防にも繋がります。

    2020年 1月号 《 vol.53-2 》

    いくらと痛風の関係

    いくらと痛風の関係

    クリスマスやお正月など美味しい食事のイベントが多く、体調を考えて食事制限をされた方もいるかと思います。
    美味しい食事に関係する病気といえば「痛風」ではないでしょうか?
    痛風は、血液中の尿酸が増加して関節内に尿酸の結晶をつくり、足の指などに激しい痛みを感じる関節炎を起こす病気です。
    痛風になると、美味しい食事の摂り過ぎ、ビールの飲み過ぎ、魚卵の食べ過ぎなどと言われますが、少し誤解があるようです。
    痛風の原因となる「尿酸値の上昇」は、飲食だけではなく、遺伝的要因やストレス、薬剤の影響、腎機能低下や血液の病気が影響することもあります。
    痛風の原因となる「尿酸値の上昇」の要因となる『プリン体』は魚卵に多く含まれていると言われていますが、魚介類を比較すると、食材100gあたりのプリン体は、【いわし:約210mg】【エビ:約195mg】【マグロ:157mg】で「いくら」は約3.7mgしか含まれていないため、痛風への影響は少ないと言えます。
    また、尿酸値を抑えるためには、ジョギングやウォーキング、水泳 などの有酸素運動が有効です。
    現代では、健康について様々な情報が溢れていますが、正しい知識を得ることが大切です。

    2020年 1月号 《 vol.53-1 》

    新年のご挨拶

    新年のご挨拶

    新年、明けましておめでとうございます。
    今年のお正月は、長く休みがとれたという方も多かったと思います。
    また、新年ということで新たな目標を立てた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
    横山歯科クリニックは、今年も患者様の健康に向き合い、生活に寄り添うために、健康と新しい笑顔につながる質の高い歯科治療を届けていきます。
    今年は、8月に東京オリンピック開催や、オリンピック種目のマラソン・競歩は札幌で行われることになったため、大きな盛り上がりを期待しています。
    2020年、皆様の健康と笑顔を守れる歯科医院を目指した成長を継続していくためにも当院も様々なことに挑戦していきたいと思います。
    本年も「横山歯科クリニック」をどうぞ宜しくお願い致します。

    2019年 12月号 《 vol.52-3 》

    合同セミナーに参加

    合同セミナーに参加

    10月5日(土)6日(日)は、日本臨床歯周病学会と札幌臨床歯科研究会による合同セミナーが開催され、当院からは、私と副院長、スタッフ歯科衛生士の3人で参加しました。
    セミナーでは、学会に所属している歯科医師による症例発表のほかに、歯科衛生士セミナーも実施されました。
    歯科衛生士セミナーでは、参加者をグループに分け、症例ケースをもとにディスカッションをすることで、より広い視野を身につけながら学ぶことができました。
    一つの症例に対して、様々な視点から意見があり、改めて歯科治療の難しさを感じると共に、とても有意義なセミナーになったことへの満足感を得ることができました。
    院長 横山裕之

    2019年 12月号 《 vol.52-2 》

    2019年の横山歯科クリニック

    2019年の横山歯科クリニック

    当院は、12月20日で開院3周年を迎えることができます。
    今年も、患者様やスタッフ、関係業者様からの温かい支えの中で、学びの多い一年となりました。
    6月には、私(院長 横山)が所属する日本臨床歯周病学会に、スタッフの歯科衛生士も参加することができました。
    7月には、副院長とスタッフの歯科衛生士2名がお口のメンテナンス セミナー3回コースを受講し、知識と技術の向上につなげることもできました。
    そのほかにも、私も研究会で症例を発表する機会を得るなど、歯科医師と共にスタッフも成長できた2019年でした。
    院長 横山裕之

    来年もこれまでの取り組みを継続し続けながら、新たな挑戦をしていくことで、患者様のお口の健康をお守りし、いつまでも食べる楽しみや会話する喜びを支える歯科医療を目指していきます。

    2019年 12月号 《 vol.52-1 》

    令和を振り返って

    令和を振り返って

    今年も12月を迎え、2019年最後の「ミニミニ新聞」となりました。
    皆さんにとって今年は、どのような一年だったでしょうか?
    今年を振り返ると、『平成』が4月に終わり5月より、新しい元号『令和』が始まりました。
    スポーツでは、記憶に新しいラグビーW杯が9月に開幕し日本中を盛り上げ、3月にはイチローが球界を引退しました。
    スポーツのビックニュースでは、来年2020年東京オリンピックのマラソン・競歩が札幌で開催されることに決定しました。
    また、昨年に続き自然災害も多くありました。
    1月には熊本で、2月には北海道厚真町で震度6を超える地震や、10月には台風19号によって、全国各地に大きな水害をもたらしました。
    皆さんそれぞれに、たくさんの出来事があったと思いますが、健康で安心できる生活と笑顔を大切に、新たな年を迎えていただきたいと思います。

    2019年 11月号 《 vol.51-3 》

    歯を守るマウスピース

    歯を守るマウスピース

    咬む力とお口の健康には、大きな関係があります。
    咬み合わせの問題では、歯ぎしりや、くいしばりなどがあり、それらが原因となって、顎関節症や歯の磨耗のほか、筋肉の緊張、歯の根が割れるなどの症状がでる場合があります。
    当院では、定期検診や初めて来院されたときには、正しい咬み合わせが出来ているかの診断を行ない、必要に応じて「マウスピース」の使用をご案内しております。
    マウスピースは患者様のお口に合わせて作製し、主に就寝時に使用することで、寝ているときの歯ぎしりや、くいしばりによる力を分散させることで歯を守る効果があります。
    市販のマウスピースもありますが、咬み合わせやお口の状態には、人によって違いがあるため、歯科医院で正しい診断のもとで作製することをおすすめします。
    マウスピースの作製後は、1週間、1ヶ月と通院いただき、正しい咬み合わせになっているかを診断して、必要に応じてマウスピースの調整を行います。

    2019年 11月号 《 vol.51-2 》

    美しく健康につながるセラミック

    美しく健康につながるセラミック

    ムシ歯の治療で、被せ物を保険適用の銀歯にするか、保険が適用されないセラミック素材にするかを悩まれる方もいらっしゃいます。
    特に、笑ったときなどに見えてしまう歯であれば、見た目を考えてセラミック素材の治療を選択されることもあると思います。
    審美性に優れたセラミックですが、その本当の特徴は、お口の健康に優しいという点にあります。
    セラミックを歯に着けるときには、特殊な接着剤を使用するため、歯とセラミックの隙間が出にくく、治療後の生活で細菌が付着しにくいため、銀歯に比べてムシ歯の再発予防効果が高まります。
    また、セラミック素材は細菌が着きにくい性質があるほか、生体も異物と判断しないため、歯ぐきにとっても優しい素材です。
    一人ひとりのお口の環境や、ほかの歯とのバランスを保つ色調をつくり、透明感がある健康的な歯の再現を可能にするという審美性に優れたセラミック治療ですが、これからのお口の健康を守り続けるためにも有益な治療になります。

    2019年 11月号 《 vol.51-1 》

    自然には治らない むし歯

    自然には治らない むし歯

    皆さんもよくご存知の「むし歯」ですが、むし歯の原因は「細菌」ということはご存知でしょうか?
    歯に付着した汚れに集まる細菌が酸を出すことで、歯が少しずつ溶かされ、細菌は歯の内部へと侵入していきます。
    この細菌の侵入を放置していると、細菌は歯の内部中心にある『歯の神経』に辿り着きます。
    細菌に感染してむし歯になってしまった歯は、見た目でも分かるほど大きく黒くなって歯に穴が空いてる状態もあれば、見た目にはほとんど分からない小さな穴が空いているだけの場合もあります。
    見た目には小さく見えるむし歯でも、歯の内部では細菌によって大きなむし歯になっていることも多くあります。
    むし歯は、細菌の感染によるものなので、自然消滅することはありません。
    一時的に、痛みが治まったからと言って、むし歯が治った(消滅した)ということにはならないため、少しでも気になる歯があるときには、歯科医院で診断を受けることが大切です。
    また、むし歯の予防・早期発見のためにも、成人は半年に一度の定期検診の受診が大切です。

    2019年 10月号 《 vol.50-3 》

    歯科展示会 in 札幌ファクトリー

    歯科展示会 in 札幌ファクトリー

    9月7日(土)は、お世話になっている歯科関連器材を販売する業者が主催した歯科器材展示会に参加してきました。
    この展示会は毎年開催され、日頃実際に見ることが難しい機械や歯科材料を手に取ることができるほか、メーカーからの製品説明などを受けることもできるため、歯科医療に従事する私たちにとっては貴重なイベントです。
    全ての歯科治療は器具や材料を必ず使用するため、良い歯科治療を実現するためには、より良い材料や医療機器が不可欠です。
    展示会の別会場では、東京八王子市で開業されている牧野先生による「予防歯科」についての講演も受講し、今ある健康を守るための予防歯科の重要性、予防歯科に取り組んでいくためのチーム医療の大切さを改めて確認することができました。

    2019年 10月号 《 vol.50-2 》

    ビタミン摂取で口角炎予防

    ビタミン摂取で口角炎予防

    ミニミニ新聞8月号vol.48では、口内炎対策とビタミンの関係をお伝えしましたが、ビタミンは口角炎の対策にも効果があります。
    皆さんは「口角炎(こうかくえん)」をご存知でしょうか?
    口角炎とは、上唇と下唇が合わさる唇の両端の口角に、炎症などが起きる症状のことです。
    大きく口を開けたときに痛みを感じる口角炎は、お子様からお年寄りまで年齢に関係なく発症します。
    口角炎の原因は様々ですが、口角の皮膚組織が弱いことや、何らかの要因によって感染を生じているのが主なケースになります。
    長年入れ歯を使用している方は、入れ歯がすり減ることで噛み合わせの高さが変わってしまうことで、口角炎を発症しやすくなることもあります。
    また、入れ歯のすり減りによって、噛み合わせの高さが変わってしまうことで、顎関節症の原因になる場合もありますので、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。
    口角炎の対策や予防には、粘膜修復作用や細菌への抵抗力を高めるビタミンB2やビタミンB6の摂取が大切です。

    2019年 10月号 《 vol.50-1 》

    定期メンテナンスで健口を守る

    定期メンテナンスで健口を守る

    当院は、健康的で安心できる生活をお守りするために、今の問題を解決する為だけの治療ではなく、これからの健康につながる治療や、治療後の健康を守り続ける為の予防歯科にも取り組んでいます。
    ムシ歯や歯周病から歯を守り、お口の健康を維持していくために、当院では、患者様のお口の状態に合わせて、1ヶ月~1年に1回1時間程度の定期的な歯科メンテナンスをご案内しています。
    歯科メンテナンスでは、お口の中を衛生的な環境にするため「予防専用の機材」を使用して、お口の中に潜む細菌や汚れを取り除くなど、歯を守るための処置を致します。
    お口の中の細菌は集合体(バイオフィルム)となり、通常の歯磨きでは取り除くことは出来ないため、定期的に歯科クリニックでメンテナンスを受診することが、お口の健康を守ることに繋がります。
    また、当院では「患者様のお口の写真」や「歯ぐきの精密な検査情報」などをもとに、それぞれの歯の状態や特徴を把握することで、健康を維持するための歯科医療をお届けします。

    2019年 9月号 《 vol.49-2 》

    歯磨きは何分すれば良い?

    歯磨きは何分すれば良い?

    皆さんは、歯磨きにどのくらいの時間をかけているでしょうか?
    通院されている患者様からも「歯磨きにどのくらいの時間をかければ良いのか?」という質問をいただくことがあります。
    歯磨きの適正な時間は、残っている歯の本数によって違いがあり、親知らずを除くと人の歯は通常28本あります。
    歯磨きに5分くらいの時間をかけている方が多いですが、歯が28本ある方にとっては、5分は少し短い歯磨き時間になります。
    歯磨きでは、1本1本の歯のすべての面に対して歯ブラシが垂直に当たるように磨くことが大切で、1本あたりの歯に約20秒~30秒ほどの時間をかけることになります。
    多くの歯が残っている場合は、歯磨きに10分前後の時間をかけるのが正しい歯磨き時間の基準になります。

    2019年 9月号 《 vol.49-1 》

    加熱式タバコ・電子タバコで健康は守れる?

    加熱式タバコ・電子タバコで健康は守れる?

    ミニミニ新聞2月号vol.42では、喫煙がお口の健康に与える影響について解説しました。
    最近は、タバコをやめて加熱式タバコや電子タバコに変えたという方も多くなっているようです。
    一般的には、タバコよりも加熱式タバコや電子タバコは有害物質が軽減されているというイメージが強くなっていますが、実際にはタバコと同じように体への悪影響はあります。
    加熱式タバコ・電子タバコは、ニコチンやタールの含有量が少なくなっていますが、心筋梗塞などの虚血性心疾患や肺がん、歯周病のリスクが軽減するという証明はされていません。
    実際に、製品のパッケージやパンフレットには、肺がんや心筋梗塞、脳卒中、肺気腫へのリスクについても記載されています。

    加熱式タバコ・電子タバコで健康は守れる?

    消費者庁からの注意として、厚生労働省国立医薬品食品衛生研究所で分析したところ11銘柄の加熱式タバコ・電子タバコから出た蒸気にニコチンが検出されました。
    この11銘柄のうち9銘柄はニコチンを含まないと表示していたにも関わらずニコチンを含有しており、現在は販売を停止されていますが、広告や情報の信頼に疑問を持つことの重要性を感じます。
    加熱式タバコでは、特にIQOS(アイコス)が普及を広げており、2016年末時点で300万台以上が売れ、通常のタバコからIQOS(アイコス)に切り替えた人は100万人以上とも言われています。
    吸っている本人だけではなく、気化した煙の安全性についても実証はされていないため通常のタバコと同じように副流煙の影響も考えられます。
    失ってから気づくことが多い健康ですが、誰にとっても大切な健康について見つめ直すことが大切と考えます。

    2019年 8月号 《 vol.48-3 》

    全3回実習セミナー参加

    全3回実習セミナー参加

    7月2日・9日・30日は、私が所属している歯科医師勉強会グループの全3回実習セミナーに、私(横山有子)と当院の歯科衛生士の2名で参加しました。
    今回の実習セミナーでは、お口のメンテナンスで使用するスケーラーという専用器具で、歯と歯の間や、歯と歯ぐきの隙間の清掃技術を改めて学ぶことができました。
    歯と歯の間や、歯と歯ぐきの隙間は、歯磨きだけでは汚れや細菌を取り除くことが難しいため、歯科医院の定期メンテナンスによってお口を衛生的な環境にすることが大切になります。
    むし歯や歯周病の原因となる細菌や歯石(しせき)をしっかり取り除くことで予防に繋がるほか、歯周病の治療においてはとても重要な処置になります。
    今後も高い技術を学ぶ活動を継続していきます。

    2019年 8月号 《 vol.48-2 》

    大切なセルフケア

    大切なセルフケア

    現在は、むし歯や歯周病の予防意識が高まり、歯科医院にお口のメンテナンスを定期的に受診されている方が増えています。
    一方で『歯科医院でメンテナンスを定期的に受診しているから大丈夫!』という安心感から、毎日の歯磨きなどのセルフケアを怠ってしまう方も目立つようになりました。
    歯科医院でおこなうメンテナンスは、歯科医師や歯科衛生士が専用の器材を使用し、日頃の歯磨きよりも効果的にお口を衛生的な環境にすることが出来ます。 しかし、お口の健康を守るためは、正しく正確に毎日の歯磨きをすることが欠かせません。
    自分自身のお口の問題箇所や特徴を理解することで、磨けていない箇所や気をつけるべきポイントを効果的に衛生な環境にするためのセルフケア技術の向上が大切です。
    当院では、一人ひとりの患者様に合わせたセルフケアをお伝えし、健康なお口を守り続ける歯科医院を目指します。

    2019年 8月号 《 vol.48-1 》

    ビタミンで口内炎対策

    ビタミンで口内炎対策

    食事や会話をするときに痛みを与える「口内炎(こうないえん)」ができてしまった経験がある方は多いと思います。
    一般的な口内炎は、正式には「アフタ性口内炎」といい、頬(ほほ)の内側や歯ぐきなどの粘膜におこる炎症です。
    口内炎の原因には様々な要因がありますが、原因の一つになるのが栄養摂取状態で、ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンCには、「アフタ性口内炎」の予防効果や治りを早める効果があります。
    ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンCには、粘膜の修復効果や細菌への抵抗力を高める働きがあり、『ビタミンB2』には、新陳代謝を高める効果もあります。
    また、『ビタミンB6』には疲労を回復する効果や、肌荒れを改善する働きもありますが、妊婦さんや頻繁に飲酒する方は不足しがちになる傾向もあります。
    『ビタミンC』は、ストレスによる抵抗力を高める効果もあり、美容や健康に良いといわれています。
    毎日の食事の栄養から、口内炎対策を含め様々な効果が期待できます。

    2019年 7月号 《 vol.47-2 》

    日本臨床歯周病学会

    日本臨床歯周病学会

    6月22日(土)23日(日)は、札幌で開催された日本臨床歯周病学会第37回年次大会に私と当院歯科衛生士で参加してきました。
    日本臨床歯周病学会は、歯周病治療の研鑽を通じて歯科臨床の向上を目指し、地域の健康の増進に寄与することを目的としています。
    現在、日本臨床歯周病学会の会員数は約4,700名おり、今回の学会には全国から多くの歯科医師や歯科衛生が参加しました。
    今回の学会では、歯科医師を対象とした講演だけではなく、歯科衛生士を対象とした講演もあったため、歯科医師・歯科衛生士がそれぞれの立場でより深い知識を得ることが出来ました。
    また、日本臨床歯周病学会の認定医を目指す歯科医師のための講義も受けることができ、今後は認定医を目指して取り組んでいきたいと思います。

    2019年 7月号 《 vol.47-1 》

    噛む食事で顎の発育促進

    噛む食事で顎の発育促進

    正しい顎(あご)の発育は、歯並びやお口の健康につながることをご存知でしょうか?
    人の上顎(うわあご)の発育は10歳頃までに終了し、下顎(したあご)は12~14歳頃に発育のピークを迎えます。
    この顎の発育期に発育不足があると歯の収まりが悪くなり、歯並びに問題が起きてしまう場合もあります。
    近年は、顎の発育不足によって歯並びが悪くなってしまったり、呼吸を鼻ではなく口でしてしまう口呼吸の子供が増えているといわれています。
    顎の発育不足には、いろいろな原因がありますが、その一つに食生活の変化があげられます。
    食べやすい・飲み込みやすい食習慣が歯並びだけではなく、お口の健康に様々な影響を与えています。
    顎の発育改善や綺麗な歯並びを目的とする矯正治療もありますが、まずは正しい食事によって、健康的な顎の発育を目指しましょう。

    噛む食事で顎の発育促進

    2019年 6月号 《 vol.46-3 》

    令和とGW

    令和とGW

    5月より、平成から令和という新元号になりました。
    令和への改元あたり、ゴールデンウィークも最大10連休となりましたが、皆様はどのような連休を過ごされたでしょうか?
    私は、子供の頃に昭和から平成の改元を経験しましたが、今回の令和では日本中の大きな祝福ムードがとても印象的でした。
    ご存知の方も多いと思いますが、令和は国書であり日本最古の歌集「万葉集」の「梅花の歌」が出典元で、「明日への希望とともに、日本人一人ひとりが大きな花を咲かせる」という思いが込められているそうです。
    新しい時代となり、気持ちも新たに毎日を過ごしていこうと思いますが、これまでと変わらず一人ひとりの患者様と向き合う診療に励んでいきます。
    令和も横山歯科クリニックを宜しくお願い致します。

    2019年 6月号 《 vol.46-2 》

    健康の後悔トップ20

    健康の後悔トップ20

    現在当院には、お口のメンテナンスを定期的に受診されている患者さんが多くいらっしゃいます。
    2019年3月に発刊された「プレジデント」という雑誌で、55歳~77歳の男女1000人にアンケートを行い、健康に関わる後悔トップ20を掲載していました。
    そのアンケートの第1位は「歯の定期検診を受ければよかった」です。
    日本には医療保険制度があり、「悪くなったら受診する」という治療優先の考えがありましたが、歯の治療の多くは、歯を削り修復することになってしまうため、歯をもとに戻すことは出来ません。
    歳を重ねても、友人と楽しく会話をしたり、旅行などで美味しい食事をするためにも、お口の健康は大切です。
    後悔しないように「悪くならないための受診」が大切です。

    2019年 6月号 《 vol.46-1 》

    大切な正しい噛み合わせ

    大切な正しい噛み合わせ

    お口の健康を守るためには、ムシ歯や歯周病を治療することや予防に取り組んでいくことの大切さを感じている方は多いと思います。
    ムシ歯や歯周病と同じように「噛み合わせ」も、お口の健康を守るためには、とても大切な要因になります。
    歯には、一本一本に役割があり、全ての歯のバランスによってお口が正しく機能しますが、噛み合わせに問題があると一部の歯に過度な負荷がかかってしまいます。
    一部の歯に過度な負荷がかかってしまうことで、歯周病が悪化してしまったり、顎関節症の原因になることや、歯や歯の根が割れてしまうこともあります。
    歯の根が割れてしまうと、歯を抜くことになる場合が多いため、当院ではムシ歯治療による詰め物・被せ物を装着するときにも、正しい噛み合わせにつながる治療を行なっています。

    2019年 5月号 《 vol.45-3 》

    食習慣で健康づくり

    食習慣で健康づくり

    健康な体を守っていくために大切な食事ですが、栄養バランスなどが考えられた食事は、お口の健康にとっても大切です。
    しっかり噛む食事には、大きく分けて3つの効果があります。

     ①顎(あご)や味覚の発達促進
     ②だ液の分泌促進によってムシ歯の予防
     ③脳の活性化


    お子様の場合は特に、よく噛むことで、顎(あご)の成長・発育の促 進や、味覚が発達することで、素材そのものの味を感じ取る力がつきます。
    食習慣を改善することで、ムシ歯や歯周病の予防や改善に繋がる場合もありますので、食事についての疑問などがございましたら、お気軽 にお尋ね下さい。

    2019年 5月号 《 vol.45-2 》

    ムシ歯菌と歯周病菌のバランス

    ムシ歯菌と歯周病菌のバランス

    「ムシ歯になったことがない」「ムシ歯の治療を受けたことはほとんどない」ことから、歯が丈夫と思い安心されている方はいませんか?
    ムシ歯になりにくいことから、毎日の歯磨きや歯科検診も受けたことがなく、加齢に伴いお口の健康状態が悪くなってしまう方がいらっしゃいます。
    また、『ムシ歯になりにくい人は、歯周病になりやすい』という見解を持つ歯科医師も多くいます。
    お口の中にいるムシ歯菌と歯周病菌の量にはバランスがあり、ムシ歯菌が少ない人は歯周病菌が多くなり、ムシ歯菌が多い人は歯周病菌が少ない傾向があります。
    歯を失う原因で最も多いのが歯周病で、重度に進行するまで自覚症状もないことから、歯周病からお口の健康を守るための予防対策がとても重要です。
    正しい歯磨きと、フロス(糸ようじ)や歯間ブラシの活用、定期的な歯科検診を受診することで、お口の健康を守り、ムシ歯や歯周病のリスクを抑えることが大切です。

    2019年 5月号 《 vol.45-1 》

    メンテナンスで健口を守る

    メンテナンスで健口を守る

    当院は、健康的な生活の安心を守るために、今の問題を解決する為だけの治療ではなく、これからの健康につながる治療や、治療後の生活の安心を守り続ける為の予防歯科に取り組んでいます。
    ムシ歯や歯周病から歯を守り、お口の健康を維持していくために、当院では、患者様のお口の状態に合わせて、1ヶ月~1年に1回の定期的な歯科メンテナンスをご案内しています。
    歯科メンテナンスでは、お口の中を衛生的な環境にするため「予防専用の機材」を使用して、お口の中に潜む細菌や汚れを取り除くなど、歯を守るための処置を致します。
    お口の中の細菌は集合体(バイオフィルム)となり、通常の歯磨きでは取り除くことは出来ないため、定期的に歯科クリニックでメンテナンスを受診することが、お口の健康を守ることに繋がります。
    また、当院では、「患者様のお口の写真」や「歯ぐきの精密な検査情報」をもとに、それぞれの歯の状態や特徴を把握することで、健康を維持するための歯科医療をお届けします。

    2019年 4月号 《 vol.44-2 》

    G.W(ゴールデンウィーク)の診療

    G.W(ゴールデンウィーク)の診療

    4月になり、春を感じる日も多くなりました。
    4月下旬から始まるG.Wが待ち遠しい方も多いのではないでしょうか?
    カレンダーでは、今年のG.Wの中日は平日になっていますが、5月1日は「天皇即位の日」4月30日と5月2日は「国民の休日」により最大10連休となるため、すでに楽しい予定を計画を立てている方もいると思います。
    当院は、G.W期間中の4月30日(火)・5月1日(水)は、午前のみ診療を致しますので、お口に問題が出た時には、お電話のうえ来院下さい。
    ゴールデンウィーク中に、お口のトラブルなどがあると楽しいイベントも台無しになってしまいます。
    特に、飛行機に乗った時には、気圧の変化でこれまで異常を感じることがなかった歯が痛むことなどもありますので、連休前には歯科検診をオススメします。
    笑顔で楽しい時間を過ごすためにも、お早めに不安な箇所の治療や定期検診を受診し、お口の健康を万全に連休をお楽しみ下さい。

    2019年 4月号 《 vol.44-1 》

    歯を失う原因3位「破折」

    歯を失う原因3位「破折」

    歯を失う原因で最も多いのが「歯周病」です。
    「歯周病」に次いで多いのが「ムシ歯」、そして「破折(はせつ)」となります。
    歯周病やムシ歯に比べて、「破折」については聞き覚えがないという方も多いと思います。
    破折の多くは、歯根破折(しこんはせつ)という『歯を支える歯の根』にヒビが入ったり、割れてしまった状態をいいます。
    神経がある歯に破折が起きると、歯に痛みを感じる場合が多く、神経がない歯の場合は、歯ぐきが腫れたり、膿が出るなどの症状があります。
    歯の根には、血管・神経が通っており、それらを失ってしまうと歯の破折のリスクが上がってしまいます。
    また、破折の場合の多くは、歯を抜く治療になってしまいます。
    歯の神経には、感覚を伝える役割があり、歯の根を通る血管には、歯に栄養を届ける大切な働きがあります。
    ムシ歯の進行が大きい歯の治療などで、血管・神経を抜いてしまった歯には栄養が届かないため、その歯は弱くなってしまいます。
    弱くなってしまった歯は、日常生活の「噛む」「くいしばる」などの負担から、破折してしまう場合があるため、就寝時にマウスピースを装着することで破折リスクを軽減することが出来ます。

    破折を予防するためにも、正しい歯磨きや、定期検診でムシ歯を予防することや、ムシ歯の早期発見・早期治療によって神経を守るムシ歯治療が大切です。
    また、神経を失った歯は破折だけでなく、ムシ歯になっても痛みを感じないため、定期検診でレントゲン撮影による診断を継続して行くことが大切になります。
    神経がある歯でも、「歯ぎしり」や「くいしばり」のほか、咬み合わせに問題がある方は、破折のリスクが高いので、定期検診の受診によって破折のリスクを下げることが大切です。

    2019年 3月号 《 vol.43-3 》

    歯を守るマウスピース

    歯を守るマウスピース

    ムシ歯や歯周病は「細菌」によって歯が失われてしまいますが、悪い咬み合わせでは「力」によって歯が失われてしまう場合があります。
    咬み合わせの問題では、歯ぎしりや、くいしばりなどがあり、それらが原因となって、顎関節症や知覚過敏症のほか、歯周病の進行、歯の根が割れるなどの症状がでる場合があります。
    当院では、定期検診や初めて来院されたときには、正しい咬み合わせが出来ているかの診断を行ない、必要に応じて「マウスピース」の使用をご案内しております。
    マウスピースは患者様のお口に合わせて作製し、主に就寝時に使用することで、寝ているときの歯ぎしりや、くいしばりによる力を分散させることで歯を守る効果があります。
    ムシ歯や歯周病のように、細菌に対しての治療だけではなく、お口の力を最適にコントロールすることも大切な歯科治療です。

    2019年 3月号 《 vol.43-2 》

    1日4粒のキシリトール

    1日4粒のキシリトール

    キシリトールが含まれたガムやタブレットが店頭に並ぶようになり、キシリトールは一般的にも広く知られる成分となりました。
    キシリトールは、ムシ歯予防に効果があることをご存知の方も多いと思います。
    キシリトールには、ムシ歯をつくる「ミュータンス菌」を減少させることで、ムシ歯の原因となる酸の生成を抑制する働きがあります。
    また、甘みがあることから、だ液を多く出させる効果によってムシ歯になりにくいお口の環境をつくる効果や、一定期間以上お口の中に入れていると、ムシ歯の原因となる歯垢が付きにくくなるほか、歯の再石灰化を促し、硬く強い歯の形成に繋げることが出来ます。
    ムシ歯予防のためには、1日に4粒の摂取が効果が出る目安となっており、食後に取ることでより効果が期待できます。
    また、ムシ歯になりやすい方は、間食後や就寝前に取ることも効果があると言われています。
    キシリトールの摂取だけでムシ歯予防に繋げることは難しいので、しっかりと毎日の歯磨きと、歯科医院で定期検診の受診が大切です。

    2019年 3月号 《 vol.43-1 》

    歯磨きのタイミング

    歯磨きのタイミング

    私たちは、ムシ歯や歯周病からお口の健康を守るために、日頃から歯磨きをします。
    患者様から、食後すぐに歯磨きをした方が良いのか、食後から時間を空けて歯磨きをするべきかという質問をいただくこともあります。
    食後、すぐに歯磨きができる環境であれば、すぐに歯を磨き、お口の中を衛生的な状態にされた方がムシ歯や歯周病のリスクは軽減出来ますが、お口の中を酸性にする力が強いものを飲食したときには、30分程度の時間を空けて、歯磨きをすることをお勧めします。
    食事をすると、お口の中は酸性になり、ムシ歯になりやすい環境になりますが、時間の経過とともに中性からアルカリ性と変化し、お口の環境も安定してきます。
    酸性の強さは「ph(ペーハー)値」で示され、「ph値」が低いほど酸性の力が強くなり、オレンジやいちご・ドレッシング・お酢・コーラ・ワインなどは、酸性が強いので注意が必要です。
    歯磨きのタイミング以外にも、歯の磨き方や注意するポイントは、人によって違いがありますので、歯磨きについての疑問などはお気軽にお尋ね下さい。

    2019年 2月号 《 vol.42-3 》

    ムシ歯予防に大切なフッ素

    ムシ歯予防に大切なフッ素

    ムシ歯は、自然に進行が止まることはありませんが、初期の段階であれば治療の負担を最小限に抑えることが出来ます。
    また、治療した歯は再びムシ歯になってしまうリスクが上がることから、特にムシ歯予防への取り組みが大切になります。
    ムシ歯を予防するためには、毎日の正しい歯磨きと、歯と歯の間を衛生的に保つためのフロスや歯間ブラシを使ったセルフケアが大切です。
    ムシ歯予防に効果がある「フッ素」には、歯を再石灰化することで歯を正常な状態に戻す作用や、抗菌作用のほかに、歯の表面のエナメル質を強化する働きもあります。
    毎日の歯磨きでは、フッ素が含まれている歯磨き剤の活用と合わせて、定期的に歯科医院で歯のクリーニングをすることで、お口の衛生環境を保つことがムシ歯予防に繋がります。

    2019年 2月号 《 vol.42-2 》

    喫煙と歯周病の関係

    喫煙と歯周病の関係

    歯周病は、歯ぐきなどの歯の周りの組織に炎症を引き起こす感染症 で、歯を失う最大の原因です。
    歯周病の予防や改善のためには、歯科医院で定期的にお口のメンテナンスを受けることや歯科衛生士による歯周病治療を行うことで歯周病菌の数と活動のコントロールをしていくことが重要になります。
    しかし、喫煙をされている場合、しっかりお口のメンテナンスを受けていても歯周病の進行を防ぐことが難しくなります。
    喫煙は、全身の健康と同じように、お口の健康にとても悪い影響を与えてしまいます。
    人の体やお口の中には血管が通っています。炎症が起こっている部位の血管からは細菌と戦う成分(白血球など)が出てきますが、喫煙をするとお口の血管は収縮してしまい、その成分が出にくくなります。
    喫煙は、体の防御力を弱めてしまうため、歯周病菌を攻撃する働きも弱くなり、その結果歯周病が進行してしまう場合があります。
    禁煙に取り組むことが、健康そして歯周病対策への大きな一歩になります。

    2019年 2月号 《 vol.42-1 》

    健康寿命を考えるオーラルフレイル

    健康寿命を考えるオーラルフレイル

    皆さんは、『オーラルフレイル』という言葉を聞いたことはありますか?
    直訳すると『口腔機能の虚弱』となります。
    「オーラルフレイル」は、日常生活を問題なく過ごせる「健康寿命」を延ばすためにも、口腔機能が、しっかりしていることが重要であるという考えから、お口に問題が生じたときの早期受診、また、予防・早期発見を提唱する言葉です。
    ムシ歯・歯周病などで、歯を失ってしまうと、滑舌の低下や食生活の変化につながります。
    食生活の変化によって、栄養バランスが乱れ、身体機能が低下し、社会活動が出来ない・日常生活に問題が生まれる・寝たきりになってしまうなど、健康寿命に影響が出ることがあります。
    口腔健康と全身健康が、深く関わり、健康寿命につながることが広く浸透してくれればと思います。

    2019年 1月号 《 vol.41-3 》

    『目標を持つ』という健康法

    体調を管理していく健康法には、今の健康を維持していく「守りの健 康」と、体力や免疫力を向上させるための「攻めの健康」の2つがあるそうです。 2008年に75歳でエベレスト登頂を達成したプロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さんは、健康法について多くの執筆もされています。
    その三浦さんも、60歳を迎えようとしている頃は健康が大きく崩れていました。
    三浦さんは、60歳を前に冒険家を引退したあとは、暴飲暴食を繰り返し、運動もしない生活を送っていたそうです。
    その後、高血圧、糖尿病など多くの生活習慣病を患い、担当医師からは生活習慣について厳しい警告も受けたことがあったようです。
    その頃、99歳の父親がスイスのモンブランという山をスキーで滑るという目標を聞いた三浦さんは、自分も大きな目標に向かっていこうと決意してエベレスト登頂を目指し、見事達成しました。
    「大きな目標を持つ」というのも、健康法の一つなのかも知れません。 今年も大きな目標を持って、体と気持ちの健康を目指していきたいと思います。

    2019年 1月号 《 vol.41-2 》

    勉強会グループに初参加

    勉強会グループに初参加

    12月15日(土)は、昨年の4月に立ち上げられた歯科医師勉強会グループの新メンバーとして初参加し、「歯の根の治療」をテーマに臨 床実習を行いました。
    歯の根には、歯に栄養を届ける血管や、神経があるため、歯科治療分野では高い精度を求められる治療の一つです。
    また、場合によっては、歯の根の治療精度を上げることで歯の寿命に影響を与えることもあります。
    勉強会では、実際の歯や模型を用いて、それぞれの医院で使用している機器や材料を使った実習を行いました。
    実習のほかにも、「歯の根の治療」について日々の診療の中で感じている課題などについてもディスカッションをすることが出来ました。 歯の根の形や、症状は人それぞれなので、同じ治療をしても同様の結果が出ないこともあります。
    日々の診療と継続する学びの中で、技術の研鑽を積み重ねることで患者様にとって最善の歯科治療へ繋げていきます。
    副院長 横山有子

    2019年 1月号 《 vol.41-1 》

    新年のご挨拶

    新年のご挨拶

    皆さま、新年明けましておめでとうございます。
    今年の正月休みは、例年よりも長く休めたという方が多かったのではないでしょうか?
    また、新たな目標を立てた方もいらっしゃるかと思います。
    「横山歯科クリニック」は、昨年に続き今年も患者さまの健康を守り続ける予防歯科、健康につながる質の高い歯科治療を届けていきます。
    お口の健康は全身の健康にもつながることから、専門的技術による口腔ケアによって皆様の健康をお守りしていきます。
    今年は、4月に新元号が発表され、そして東京オリンピック開催はいよいよ来年となり、2025年には大阪万博も開催が決定しました。
    2019年、当院も様々なことに挑戦し、皆様に安心を届ける歯科医院を目指していきます。
    本年もどうぞ宜しくお願い致します。

    2018年 12月号 《 vol.40-2 》

    保育園で歯科検診

    保育園で歯科検診

    10月16日(火)は、「社会福祉法人 札幌光陽会 西岡高台保育園」の歯科検診に行って来ました。
    今回が初めての検診訪問ということもあり、少し緊張気味で伺いましたが、元気な子ども達を前にして、こちらが元気を分けてもらったような気持ちになりました。
    保育園に入園する年齢になってくると、生活や食習慣も変わってくることで、お菓子やジュースを飲食する機会も多くなります。
    これまで以上にムシ歯になってしまう危険が高まるほかに、6歳臼歯と呼ばれる奥の歯も生え始める時期もあります。
    6歳臼歯は、一番奥に生えてくるため歯磨きが難しいので、保護者の方は特に注意して仕上げ磨きをしてあげて下さい。
    お子様の将来にわたっての健康な歯を守ることにつなげるためにも、歯科検診のほかに、定期的に歯科医院で検診を受け、お口を健康的な状態を維持することが大切です。
    院長 横山

    2018年 12月号 《 vol.40-1 》

    2018年を振り返って

    2018年を振り返って

    12月になり、2018年最後の「ミニミニ新聞」となりました。
    今年は、皆さんにとってどのような一年だったでしょうか?
    2月に開催された平昌オリンピックや、6月に始まったロシアW杯など、スポーツに盛り上がったという方も多かったと思います。
    また、自然災害も多くありました。
    7月の西日本豪雨では、記録的な大雨により岡山や広島を中心に、愛媛や兵庫でも大きな被害を出し、9月には北海道でも地震によって道内全域が停電するなど、日常生活に大きな影響を与えました。
    この一年で、災害についての意識が大きく変わったという声もたくさん耳にしました。
    皆さんそれぞれに、たくさんの出来事があったと思いますが、健康で安心できる生活と笑顔を大切に、新たな年を迎えていただきたいと思います。
    横山歯科クリニックは、12月20日で移転して2周年を迎えます。
    今年も、たくさんの取り組みや活動を行うことができました。
    4月には、所属する「日本臨床歯周病学会」で症例発表会があり、貴重な学びがありました。
    5月は、当院にも導入している「歯科用CT診断セミナー」の受講をはじめ、7月は「歯列矯正治療セミナー」、9月には「インプラント治療セミナー」でインプラント治療を受けられた患者様のお口の健康を守るための知識・技術を学びました。
    また、所属している歯科医師勉強会グループでの通例勉強会にも参加する機会もあり、学びと成長を感じる一年にすることが出来ました。
    来年もこれまで以上にたくさんの活動を続けながら、新たな挑戦をしていくことで、皆さんのお口の健康をお守りし、笑顔と安心のある生 活に繋げていきたいと思います。

    2018年 11月号 《 vol.39-2 》

    インフルエンザ予防にうがい液

    インフルエンザ予防にうがい液

    寒い日も多くなり、体調管理には一層注意する時期になりました。
    空気が乾燥するこれからの季節は、インフルエンザの流行を心配される方も多いと思います。
    今年は、まだインフルエンザ流行についての大きな情報は出ていませんが、早めの対策がインフルエンザ予防につながります。
    インフルエンザや風邪の予防には、『うがい』『手洗い』が効果があることはご存知と思います。
    当院でも取り扱っている『SP-Tうがい液』は、歯周病予防・改善に効果のある洗口液ですが、その高い殺菌作用により、インフルエンザや風邪予防にも効果があると言われています。
    インフルエンザ予防製品ではありませんが、水よりも殺菌効果の高い洗口液を使用し、お口とカラダの健康を流行前から守っていくことが大切です。
    『SP-Tうがい液』については、当院スタッフまでお気軽にお尋ねください。

    2018年 11月号 《 vol.39-1 》

    1本の歯を失ってしまったときの治療法

    1本の歯を失ってしまったときの治療法

    皆さんは、人の歯は何本あるのかご存知でしょうか?
    人の歯は、通常「親知らず」を入れると32本あり、親知らずを全て抜いている方は28本になります。
    それだけたくさんの歯があるなら、一本くらい無くても問題ないだろうと考えてしまう方もいらっしゃいますが、それぞれの歯には役割があり、また一本の歯がないことでお口全体に影響を与えることもあります。
    一本の歯を失った場合には、固定式の「ブリッジ」、取り外し式の「部分入れ歯」、「インプラント」の3つの治療法から選択することになります。
    固定式の「ブリッジ」は、前後の歯を削りしっかり固定する治療のため、違和感も少なく、噛む力も維持しやすい治療です。
    取り外し式の「部分入れ歯」は、歯をほとんど削らずに出来ることや、将来ほかの治療に移行しやすい治療ですが、固定するバネ(金具)が見えてしまったり、強く噛むことが難しいこともあります。
    特殊な治療の「インプラント」は、本来の歯に近い感覚を得ることができますが、手術や適応を判断するためには特殊な診断が必要になり、治療費も比較的高額になります。
    歯を失い始めるのは、40代・50代からが最も多く、「奥歯」から歯 を失っていく場合がほとんどです。
    歯を失わないためにも、出来るだけ早くから歯科医院で定期的にお口のメンテナンスを受けることが効果的ですが、歯を失ってしまった場合には、患者様のお口の状態や失った歯の部位、患者様の生活を含めて話し合い、治療法を選択していきます。

    2018年 9月号 《 vol.37-3 》

    歯列矯正セミナー

    歯列矯正セミナー

    7月29日(日)は、『歯列矯正治療研修セミナー』に参加してきました。
    歯並びついて気にされている患者様も多く、見た目にコンプレックスを抱えている方や、歯磨きなどがしにくいためにムシ歯になってしまう方もいらっしゃいます。
    治療研修では、「マイクロインプラント」という器具を使用した矯正治療の臨床知識と技術の習得を目指しました。
    「マイクロインプラント」とは、小さく細いネジのような器具のことで、お口の中に固定し、軸にしながら歯を動かしていく矯正治療になります。
    「マイクロインプラント」を使用することで、他の歯に負荷をかけずに、動かしたい歯のみに適切な力を加えることが出来ます。
    また、傾いた歯を起こしたり、埋まってしまっている歯を引き上げたりなど、様々な臨床に応用することが出来ます。
    矯正治療についてのご質問は、お気軽にお伝え下さい。
    院長 横山裕之

    2018年 9月号 《 vol.37-2 》

    規則正しい食習慣でムシ歯予防

    規則正しい食習慣でムシ歯予防

    皆さんが、食後などに毎日している歯磨きの歴史をご存知でしょうか?
    何となく当然のようにされている歯磨きの歴史の始まりは、意外に古くから習慣化されていたと言われています。
    最も古い歴史では、紀元前5千年のバビロニア帝国(現在のイラク南部)で、食前に麻を使って歯を磨いていたという記録があります。
    また、歯ブラシのルーツでは、紀元前3千年のエジプトで、小枝の先をボソボソにして歯を磨き、ハーブなどを使用して口臭を防いでいたそうです。 仏教の開祖である釈迦は、「歯木(しぼく)」という木の枝を使った歯磨きを弟子たちに伝えたと言われています。
    釈迦は、体臭や口臭は心身の乱れと考えていて、特に口臭は敏感であったため、現在でも口臭を消すことを仏事として行うお寺もあるそうです。
    日本で歯磨きが普及したのは、江戸時代になってからで、当時は柳や竹の先をボソボソにして使っており、歯ブラシが誕生したのは、大正3年のことです。
    人が歯磨きを習慣にしてから、歯ブラシが誕生するまでには長い歴史がありました。

    2018年 9月号 《 vol.37-1 》

    歯を守る力のコントロール

    歯を守る力のコントロール

    先月号の、ミニミニ新聞(8月号vol.36)では、歯に過度の力が掛かることで、歯を支える骨が壊されてしまう『咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)』についての解説をしました。
    『咬合性外傷』のほかにも、咬み合わせと歯を守ることには大きな関係があります。
    ムシ歯や歯周病は「細菌」によって歯が失われてしまいますが、悪い咬み合わせでは「力」によって歯が失われてしまう場合があります。
    高齢になり入れ歯をつくるとき、前歯よりも奥歯の入れ歯をつくる方が多いのは、生活の中で前歯よりも奥歯により大きな力が働くためで、咬み合わせが歯に与える影響の大きさがわかります。
    そのため当院では、定期検診や初めて来院されたときには、正しい咬み合わせが出来ているかの診断を行なっています。
    咬み合わせの診断では、過度に咬む力が集中している部分や、歯の揺れを確認し、必要に応じて対応します。
    また、様々な治療においても、良い状態の咬み合わせにつながる治療に取り組んでいます。
    ムシ歯や歯周病のように、細菌に対しての治療だけではなく、お口の力を最適にコントロールすることも大切な歯科治療です。

    2018年 8月号 《 vol.36-3 》

    インプラント治療コースセミナー

    インプラント治療コースセミナー

    7月1日(日)は、インプラント治療研修コースセミナーに参加してきました。
    全4回で構成されている第1回目の今回のセミナーでは、インプラント治療の概論をはじめ、インプラント治療における診査・診断をもとにした治療計画について学ぶことが出来ました。
    インプラント治療は、失った歯の代わりになる有効な治療の一つであると同時に、残っている歯を守る役割を持つ場合もあります。
    両隣の歯は健康に関わらず、真ん中の歯を失ってしまった時には、多くの場合「ブリッジ」という治療を行います。
    ブリッジは、健康な両隣の歯を削ることで柱の役割をつくり、失った歯の部分にダミーの歯を被せる治療になります。
    インプラント治療は、ブリッジのように健康な歯を削る治療ではないので長期的にみると歯を守る治療になりますが、歯を失った全ての人に有効であるとは限らないため、治療前の「診査・診断」が重要になります。 患者様にとって、有益性の高い治療を届けることで、これからの生活が健康につながる歯科治療を目指します。
    院長 横山裕之

    2017年 12月号 《 vol.28-3 》

    日本臨床歯周病学会

    日本臨床歯周病学会

    11月11日(土)・12日(日)は、私が所属する日本臨床歯周病学会 に参加しました。
    本会は、1983年に「歯周病治療の向上」を目指した3人の歯科医師が立ち上げ、現在は4,200名以上の会員によって歯周病治療分野で中心的役割を持つ学会です。
    11日(土)は、歯周病の改善・予防のための歯科衛生士手技についての講演があり、12日(日)は、歯科医師対象の「歯根膜(しこんまく)を活かす」というテーマで講義が行われました。
    歯根膜(しこんまく)とは、「歯を支えている骨」と「歯の根」の間にある薄い膜のことで、歯と歯を支えている骨を繋ぐ役割のほかに、食感などの伝達・歯に伝わる力を調整する役割もあります。
    通常、歯を失ってしまった治療では、「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」のいずれかを選択しますが、その場合、歯根膜は失われてしまいます。
    講義では、親知らずなど、抜いても問題ない歯を喪失してしまった部位に『移植・再植』することで、歯だけではなく歯根膜も取り戻すことを目指した治療法について学ぶことが出来ました。

    2017年 12月号 《 vol.28-2 》

    特殊構造で歯を守るセラミック治療

    特殊構造で歯を守るセラミック治療

    先月号のミニミニ新聞11月号vol.27では、「セラミック治療」がムシ歯の再発リスクを抑える要因になることをお伝えしました。
    今回は、セラミック治療が歯を支える『歯の根』を守ることにつながる解説です。
    セラミック治療は、まずムシ歯菌に感染してしまった部分を削り取り、歯の根にファイバーポストと呼ばれる「柱」を立てます。
    次に、その『柱』をしっかり固定するために『柱』の周りに、レジンコアという素材の『土台』を盛り付けていき、最後にセラミック素材の被せ物を装着(接着)します。
    セラミックを装着(接着)するまでの、『柱(ファイバーポスト)』と『土台(レジンコア)』は、セラミックの審美性を高めるだけではなく、歯の根を守る役割を持っています。 本来の歯と似た素材であるため、物を噛んだときなど、歯に負荷がか かったときには、わずかにしなることで、歯の根へのダメージを緩和する働きがあります。
    歯の根を守ることは、歯の寿命を守ることに直接関係するため、とても重要な役割です。
    また、セラミックが割れてしまうことを心配される方も多くいらっしゃいますが、これも、割れることで過度な衝撃が、そのまま歯の根に伝 わるのを防止する役割を持っています。

    2017年 12月号 《 vol.28-1 》

    2017年を振り返って

    2017年を振り返って

    今年も12月になり、2017年の終わりが近づいてきました。
    2017年最後の「ミニミニ新聞」になります。
    皆さんにとって、今年はどのような一年だったでしょうか?
    私の2017年は、たくさんの学びと経験があった1年となりました。
    当院は、昨年「スシローさん横のビルから移転」し、12月20日で移転開院してから1周年になります。
    移転前横山歯科クリニックの院長だった私の父「横山 潔」は、今年の8月に他界してしまいましたが、父の代から通院頂いている患者様もたくさんいることに、感謝の気持ちを改めて感じます。 2017年は、新しい横山歯科クリニックとしてスタートし、新しい患 者様との出会いもたくさんありました。
    また、活動では、多くの学会や歯科治療セミナーにも参加することで、多くの学びを得ることが出来ました。
    来年も、今年同様に日々の勉強・学びを継続し、成長を感じられる1年にしていくことで、患者様のお口の健康づくりに貢献していきたいと思います。
    横山裕之

    2017年 11月号 《 vol.27-3 》

    大谷選手の目標達成シート

    大谷選手の目標達成シート

    皆さんは、スポーツをする習慣はありますか?
    私は、小学生の頃からサッカーをしていましたが、最近は運動不足を感じています。
    スポーツは、好きなのでサッカーに限らず、プロ野球などもテレビで観戦しています。
    今シーズンのプロ野球は、大谷選手の怪我の影響もあったのか、日本ハムファイターズは5位という結果で終わってしまいました。
    大谷選手は、高校時代に「目標達成シート」をつくり、高校の最終目標である「ドラフトで8球団から1位指名を受ける」ために、やるべきことを書き出し、取組んでいました。
    大きな最終目標を達成するために、目の前にある小さな課題にもしっかり向き合う大切さを高校生で実践していたことには驚かされます。
    日ハムでまだまだプレーして欲しい気持ちもありますが、メジャーリーグで二刀流挑戦にも期待して応援したいと思います。

    2017年 11月号 《 vol.27-2 》

    原因を解決する予防歯科

    原因を解決する予防歯科

    予防歯科分野で有名な上のイラストは、これまでの日本の歯科医療を表しています。
    『洗面所から溢れる水を一所懸命に拭く二人の男性』がいますが、何かおかしな感じがしませんか?
    お気づきになられた方もいらっしゃると思いますが、蛇口から水が出たままでは、いくら拭いてもキリがありません。
    イラストに描かれている『2つの蛇口』は、「ムシ歯」と「歯周病」を表現し、『床を拭く作業』は「歯科治療」を表現しています。
    洗面所から水が溢れる原因を解決せずに、拭き掃除を続けても作業を繰り返すことになります。
    歯科治療も同じように、あなたがムシ歯や歯周病になってしまった本当の原因を解決することが大切です。
    今の症状だけの治療をしても、再治療を繰り返すことになってしまい、やがては、多くの歯を失う結果を招いてしまいます。
    当院は、「原因を解決」することで、患者様が自分自身の歯で永く生活する為の予防歯科をお届けします。

    2017年 11月号 《 vol.27-1 》

    歯を守るセラミック

    歯を守るセラミック

    先月号の「ミニミニ新聞10月号vol.27」では、お口の健康につながるセラミック治療についてお伝えしました。
    今月号では、セラミック治療とムシ歯の再発予防の関係についてお伝え致します。
    数年前に治療した歯の銀歯が、取れてしまい、再び治療をしたという経験はありませんか?
    銀歯が取れてしまう多くは『ムシ歯の再発』が原因です。ムシ歯の再発は、歯の表面から新しくムシ歯ができてくるのではなく、銀歯の下で再びムシ歯になっているケースが多くあります。
    これは、銀歯と歯は厳密には接着しないことから、長期的に見ると銀歯と歯の隙間からムシ歯菌が侵入してくることが原因です。
    セラミックと歯は、高品質な専用接着材で接着することで、菌の侵入を防ぐことが可能なので、ムシ歯が再発する確率を大きく抑えることが出来ます。
    また、セラミックは銀歯ほど強固ではありませんが、セラミックは歯に近い強度のため、噛み合わさる歯を傷つけない硬さとなります。
    ムシ歯予防には、毎日の歯磨きや、お口のメンテナンスを定期的に歯医者さんで受けることが大切ですが、当院では、治療後の生活に、より笑顔につながる治療方法をご提案させて頂きます。

    2017年 10月号 《 vol.26-3 》

    勉強会で注射

    勉強会で注射

    8月29日(火)は、私が所属している歯科医師勉強会グループで、毎月行われる通例勉強会に参加しました。
    今回の勉強会では、注射の実習を行いました。
    歯医者さんで使用する注射は、麻酔が多く、腕などに注射をすことは、ほとんどありません。
    しかし、歯科治療でも、高血圧の方や、患っている病気、処方されている薬などによっては、治療中に緊急性の高い状態になってしまうことがあります。
    患者様の状態によっては、鎮静剤の投与などを注射で行う場合もあることから、勉強会では歯科医師役と患者様役に交互に別れ、実習を行いました。
    歯科医師が歯科医師に注射をするという、慣れない環境で独特の緊張感のなか、実践的で貴重な勉強会になりました。
    副院長 横山有子

    2017年 10月号 《 vol.26-2 》

    同じ歯ブラシでも違う、ブラシの硬さ

    同じ歯ブラシでも違う、ブラシの硬さ

    当院は、それぞれの患者様のお口の状態に合った歯ブラシをご案内させて頂いていますが、皆さんは、「上手な歯ブラシ選び」できていますか?
    また、同じ歯ブラシでも、ブラシの硬さに種類があることをご存知でしょうか?
    当院では、多くの患者様にオススメしている「スリムヘッドⅡ34」という歯ブラシがあり、ブラシの硬さが「S(ソフト)」「M(ミディアム)」「H(ハード)」の3種類あります。
    「H(ハード)」は、ブラシが硬いので、大抵の場合は「M(ミディアム)」をご案内していますが、重度の歯周病の方や、歯ぐきが腫れて痛みがある場合には「S(ソフト)」をご案内しています。
    細く柔らかいブラシで、歯と歯ぐきの隙間にある汚れを取除くという情報もありますが、ブラシの当て方が大変難しいことや、歯周病の原因となる細菌を除去することは困難です。
    ご自宅での歯磨きでは、柔らかすぎない歯ブラシでしっかり歯の汚れを取り、定期的に歯科クリニックで専用の器材を使ったお口のクリーニングをすることが、ムシ歯・歯周病予防につながります。
    院長 横山裕之

    2017年 10月号 《 vol.26-1 》

    お口の健康を高めるセラミック治療

    お口の健康を高めるセラミック治療

    ムシ歯の治療のときに、「保険適用の銀歯」で治療するのか?
    「保険適用外の白いセラミック」で治療するか?と、悩まれた経験があるという方もいらっしゃると思います。
    当院でも、白く本物の歯に見えるセラミック治療をご検討される方も多くいらっしゃいますが、セラミック治療によって得られることは、歯としての美しさだけではありません。
    セラミック治療は、①高い治療精度、②特殊な構造機能、③体に優しい素材。など、歯科治療として多くの利点があります。
    残っている歯を守ることにつながり、今後のお口の健康にも有益性の高い治療です。

    2017年 9月号 《 vol.25-3 》

    外来環 認定歯科医院

    外来環 認定歯科医院

    当院は、厚生労働省の定めた『歯科外来診療環境体制』の認可を受けております。
    『歯科外来診療環境体制』は、通称『外来環(がいらいかん)』といい、歯科診療時の偶発症など緊急時の対応、及び感染症対策として、装置・器具の設置などの取り組みを行っている体制のことです。
    認可を受けるためには、診療のときに衛生的な診療空間を維持するための「口腔外バキューム」や、診療で使用する器具についても適切な滅菌環境を整える必要があります。
    また、緊急時に備えた「AED(心肺蘇生装置)」、血圧計などを完備する必要もあります。
    厳しい規定が多いため、まだまだ認定を受けている医院は多くありませんが、認定歯科医院が増え、皆さんが安心して通院できる歯科医院が広がるきっかけになればと思います。

    2017年 9月号 《 vol.25-2 》

    残存歯数と歯科メンテナンスの関係

    残存歯数と歯科メンテナンスの関係

    当院は、治療終了後にも3ヶ月~6ヶ月に一度の「お口の定期メンテナンス」をご案内しています。
    それは、なるべく『自分自身の歯』で生活していくためには、むし歯や歯周病にならないことが一番大切なことだからです。
    『メンテナンスを受診されている人』と、『お口に問題が起きた時だけ受診する人』では、将来の残存歯数に大きな差が生まれます。
    欧米諸国では約70%の定期メンテナンスの受診率ですが、日本では10%未満という報告が上がっています。
    大切な歯を守る為には、毎日の歯磨きやフロス(歯間ブラシ)は、もちろんですが、歯ブラシなどでは、取除くことが難しい汚れや細菌を歯科メンテナンスによってお口を衛生的な環境にし、維持していくことがとても重要です。
    歯科メンテナンスは、ムシ歯や歯周病を予防し大切な歯を守る事につながります。

    2017年 9月号 《 vol.25-1 》

    休暇は陸別町へ

    休暇は陸別町へ

    当院は、8月11日(金)~15日(火)まで「お盆休暇」をいただきました。
    少し前になりますが、皆さんはどのようなお盆休暇を過ごされましたか?私たち家族は、お盆休暇中の11日~14日に親族の集まりがあり、道東の陸別町に行きました。
    陸別町と言ってもピンと来ない方も多いと思いますが、最近は「銀河の森」など満点の星空を見ることができるスポットとしても有名になりつつある町です。私たちは、親戚の家に泊まったり、コテージに泊まったりと久しぶり 家族の連休を過ごすことが出来ました。
    特に陸別町にある「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」は、元国鉄池北線の廃線を使って、駅を「道の駅」にし、駅構内の路線を列車が走るという小さな列車テーマパークのようでした。私たちはトロッコを運転しましたが、実際の列車を運転することも出来るようなので、ご興味のある方はホームページなどで検索してみて下さい。
    副院長 横山有子

    2017年 8月号 《 vol.24-3 》

    通例講習会参加

    通例講習会参加

    7月22日(土)の診療後は、私が所属している歯科医師勉強会グループ「札幌臨床歯科研究会」で、毎月通例で行われている講習会に参加しました。
    講習会は、二人の歯科医師から、それぞれ貴重な症例発表があり、その症例について参加者によるディスカッションを行いました。特に、歯周病治療の症例発表は、初めて来院されてから現在までの10年間の治療経過を見ることができ、大きな学びがありました。
    歯周病は、感染症であるため、お口の中の歯周病菌や汚れを取り除くことから始まり、歯科医院でのお口の定期メンテナンスや、毎日の正しい歯磨きによって、お口の中を衛生的な状態にしていくことが、改善につながります。
    そのため、歯周病治療では、患者様と歯科医院の長期的な信頼関係が重要になります。
    患者様一人ひとりに適した治療計画を立て、治療に向き合い、患者様に寄り添う歯科医療の姿勢を改めて認識することが出来ました。
    院長 横山裕之

    2017年 8月号 《 vol.24-2 》

    楽しい夏休み!でも気をつけて

    楽しい夏休み!でも気をつけて

    皆さん、こんにちは。
    7月になってからは、夏を感じる日が一気に多くなりました。8月になりこの時期は、子供たちにとって楽しい夏休みの最中かと思います。
    当院にも、夏休みに検診を兼ねて来院するお子様もいます。夏は、冷たくて甘いジュースやアイスなど間食も増えることが多くなるほかに、帰省や旅行、キャンプなどもあり、楽しい思い出をつくるイベントも多く、生活習慣が乱れることもあると思います。
    あまり神経質になる必要はありませんが、お菓子(ジュースも含む)などの間食は、食べる時間と食べない時間をしっかり分けて、毎日の歯磨きを続けることがムシ歯予防につながります。
    また、夏休み期間中に限らず、小学校4年生頃までは保護者の方の仕上げ歯磨きが大切です。
    夏休み期間を利用して、お子様の歯の検診にもお気軽に来院下さい。

    2017年 8月号 《 vol.24-1 》

    生活習慣病の連鎖 メタボリックドミノ

    生活習慣病の連鎖 メタボリックドミノ

    「ミニミニ新聞3月号vol.19」より、毎月「歯周病と全身健康」の関わりを掲載し、歯周病は、糖尿病・脳梗塞(脳血管疾患)・心筋梗塞・誤嚥性肺炎・早産を引き起こす要因になることをお伝えしてきました。
    歯周病は、初期の段階では自覚症状も少なく、直接、命に関わる疾患ではないため、軽く考えられている方も多くいらっしゃいます。
    慶應義塾大学内科学教授の伊藤裕先生は、歯周病やムシ歯が関係するメタボリックドミノという生活習慣病の負の連鎖を提唱しています。
    『メタボリックドミノ』は、突然大きな疾患が起こるわけではなく、小さな疾患が積み重なる危険性、各症状の関わり方と発症時期、疾患の連鎖反応を重視した一つの図にしています。下の図では、う蝕(ムシ歯)や歯周病などによって、噛む機能の低下や細菌が全身に影響を与え、大きな病気に繋がる事を表しています。
    生活習慣病など大きな疾患と切り離されたイメージを持たれている『歯科』ですが、予防医療の先端にいることからも、当院は、予防歯科にも取り組み、皆様の健康に貢献することが出来ればと思っています。

    2017年 7月号 《 vol.23-3 》

    歯周組織再生剤 導入

    ムシ歯の再発 二次カリエス ムシ歯の再発 二次カリエス

    6月18日(日)は、製薬メーカーさんが主催した薬剤セミナーに参加しました。
    このセミナーでは、歯周組織再生剤「リグロス」という、当院でも導入を決めた『世界初の歯周組織再生医薬品』の、効果や使用方法など を改めて確認することが出来ました。
    歯周組織再生剤「リグロス」は、歯周病などが原因となり一部失ってしまった歯周組織を再生させる効果が認められた薬剤です。
    歯周組織とは、歯の根の周辺組織のことで、歯を支える骨・歯ぐきを 形成している組織になります。
    失ってしまった歯周組織を再生することで、細菌の付着を少なくすることや、お口のメンテナンスがより確実に行えることで、長期に渡ってお口の健康を守ることに繋がります。
    副院長 横山有子

    2017年 7月号 《 vol.23-2 》

    歯周病と早産の関係

    ムシ歯の再発 二次カリエス

    歯周病が、全身の健康に与える影響についてお伝えしているシリーズですが、今号では、「歯周病と早産」の関係です。
    早産や低体重児の出産には、喫煙や妊婦さんの年齢なども関係していますが、それらの要因よりも歯周病が大きな影響を与えていることが報告されています。
    出産時の陣痛は、プロスタグランジンという物質の分泌が体内で高まることで起きますが、このプロスタグランジンの分泌を促進させるのがサイトカインという物質です。
    歯周病菌などの細菌が血液に侵入し、炎症を起こすことでサイトカインが増え、それが刺激となってプロスタグランジンが分泌され、陣痛が早い段階で引き起こされる場合があります。
    歯周病は、細菌によって歯ぐきが炎症している状態で、進行すると、炎症性サイトカインが産生され血液を介して全身へと送られます。また、サイトカインが増えると、陣痛、出産を引き起こしやすくなってしまいます。
    妊娠中は、つわりやホルモンバランスの変化により、ムシ歯ができやすい状態でもあるので、妊娠前、または妊娠中でも歯科医院で検診を 受け、適切な予防や治療につなげることが大切です。

    2017年 7月号 《 vol.23-1 》

    ムシ歯の再発 二次カリエス

    ムシ歯の再発 二次カリエス

    ムシ歯のことを専門的に『カリエス』と呼ぶことをご存知でしょうか?
    そして、治療した歯が、再びムシ歯になることを『二次(にじ)カリエス』と言います。
    数年前に治療した歯の、被せ物や詰め物が取れてしまって歯医者さんに行ったという経験はありませんか?
    被せ物や詰め物が取れてしまう多くは『二次カリエス』が原因です。二次カリエスは、歯の表面から新しくムシ歯ができているのではなく、銀歯の下で再びムシ歯になっているのです。
    治療した歯が、なぜ再びムシ歯になってしまうのか?という疑問を持たれる方もいると思います。
    ひとつの要因として、銀歯と歯の『接着』があげられます。セラミック素材と歯はしっかり接着し、二次カリエスになりにくいのに対し、銀歯と歯は厳密には接着しないことで銀歯と歯の隙間からムシ歯菌に侵入されてしまいます。
    二次カリエスを予防するためにも、日頃の歯磨きや、フロス・歯間ブラシの使用、定期的な歯科メンテナンスの受診に加え、二次カリエス のリスクを抑えることができる治療を選択することが大切です。

    2017年 6月号 《 vol.22-3 》

    保険適用の「白い歯」

    保険適用の「白い歯」

    ムシ歯の治療のとき、銀歯ではなく、白い被せ物で治療したいと思っていても保険外治療のため諦めていませんか?
    当院は、厚生労働省の認可を受けることで、特定の歯(中央の歯から数えて4番目と5番目)に限り、CAD/CAM(キャドキャム)ハイブリットクラウンで、歯を修復することが出来ます。
    【CAD/CAM(キャドキャム)ハイブリットクラウン】は、銀歯のような金属ではないため、色調も白く、噛み合わさる歯に対しても優しい硬さです。
    保険外治療で多く使用される『セラミック素材』に比べると、耐久性や、美しさ、体への優しさなどは、追いつくことは出来ませんが、銀歯に抵抗の感じる方にはお勧め出来ます。
    CAD/CAMシステムは、これまでの「被せ物」と作製方法が違う、先進治療システムですが、CAD/CAMハイブリットクラウンは、お口の状況や、噛み合わせなどが関係する素材のため、ブリッジなど適用が難しい症例もありますので、お気軽にご相談下さい。

    2017年 6月号 《 vol.22-2 》

    歯周病と認知症の関係

    歯周病と認知症の関係

    今年の「ミニミニ新聞3月号vol.19」から、お伝えしている『歯周病と全身疾患』の関係です。
    先月号の『歯周病と心筋梗塞』に続き、今回は、『歯周病とアルツハイマー型認知症』の関係についてのお話しです。
    認知症の中でも最も多い、アルツハイマー型認知症は、脳の萎縮(いしゅく)が特徴のアルツハイマー病によって起こる認知症のことで、物忘れなどの「記憶障害」や「判断力の低下」が症状として現れます。
    歯周病とアルツハイマー病の因果関係につては、まだ不明な点もありますが、いくつかの実験結果では、歯周病がアルツハイマー病の悪化因子であることの報告が上がっています。
    歯周病を持っている場合、アルツハイマー病の原因とされるタンパク質が多くみられることから、お口の中の歯周病菌や炎症の原因となる物質が、血流に乗り、脳に運ばれることで何らかの影響を与えていると考えられています。
    アルツハイマー型認知症の人は、健康な人よりも歯の本数が少なく、また、残っている歯が少ないほど脳の萎縮が進んでいたということが報告されています。

    2017年 6月号 《 vol.22-1 》

    歯の寿命と神経の関係

    歯の寿命と神経の関係

    前回の「ミニミニ新聞5月号vol.21」では、『歯の根の治療』の原因は、ムシ歯菌とお伝えしましたが、歯医者さんへ行ったとき、「歯の神経を取る(抜く)」と、言われた経験があるという方もいらっしゃるかと思います。
    『歯の神経を取る』とお伝えすると、これまでの痛みからの解放に、安心する方も多くいらっしゃいますが、歯にとって神経が無くなってしまうことは、大きなリスクに繋がります。
    歯の神経は、温度や痛みなどを体に伝える役割だけではありません。歯の神経の中には、細くて細かい血管(毛細血管)がたくさん通っており、その血管から、一本一本の歯に大切な栄養が届きます。
    神経を失ってしまうことは、血管を失ってしまうことになり、栄養が届かなくなってしまいます。栄養が届かなくなってしまった歯は、「割れやすい」「ムシ歯になりやすい」など、脆く(もろく)弱い歯になってしまいます。
    歯の神経を取除く治療を受けられた方は、定期的な検診を受けながら、弱くなってしまった歯を今まで以上に守っていくことが大切です。

    2017年 5月号 《 vol.21-3 》

    フッ素でムシ歯予防

    フッ素でムシ歯予防

    皆さんが、毎日の歯磨きで使用している「歯磨き剤」には『フッ素』が含まれていますか?ムシ歯予防に効果があるフッ素には、『ムシ歯菌の活動を弱める』『歯の再石灰化の促進』『歯を強化』する役割があります。
    特に、奥歯が生え始める6歳頃や、生活習慣が不規則になりがちな15歳~20歳頃、歯ぐきが痩せ始める方が多い55歳~60歳頃は、ムシ歯予防にも注意が必要です。
    当院では、お子様向けから、成人向けの「フッ素歯磨き剤」や、通常の歯磨き後に使用する「フッ素ジェル」の使用をご案内する他に、定期検診などの診療で使用する「フッ素塗布」によるムシ歯予防も行なっております。フッ素の効果は、目に見えるほど大きなものではありませんが、続けることが大切です。

    2017年 5月号 《 vol.21-2 》

    歯周病と心筋梗塞の関係

    歯周病と心筋梗塞の関係

    先月号「ミニミニ新聞(4月号vol.20)」の『歯周病と脳血管疾患』の関係に続き、今回は、『歯周病と心筋梗塞』の関係についてのお話しです。
    心筋梗塞は、動脈硬化により心臓の血管が狭くなったり、その部分に血栓(血の固まり)が詰まることで、血液が流れなくなる病気です。動脈硬化の原因は、これまで不適切な食生活や、運動不足、ストレスなどの生活習慣が主な要因とされてきましたが、近年は、歯周病菌などの細菌感染がクローズアップされています。
    脳血管疾患(脳梗塞)の場合と同様に、『歯周病菌』が、お口の中の血管から体内に入り込むことが原因です。体内の血管に入り込んだ歯周病菌は、動脈硬化を誘発する物質を出し、血管内に「歯周病菌の固まり(プラーク)」をつくることで血液の通り道を狭くしてしまいます。
    さらに、「歯周病菌の固まり(プラーク)」が血管から剥がれ、血管を塞いでしまうことで「心筋梗塞」を引き起こす場合もあります。自分自身のムシ歯リスクを確認することも大切ですが、全身疾患に繋がる歯周病リスクも認識することが重要です。

    2017年 5月号 《 vol.21-1 》

    歯の根の治療 原因はムシ歯菌!

    歯の根の治療 原因はムシ歯菌!

    今回は、歯の根の治療についての解説をさせて頂きます。
    歯の根の治療が、必要となってしまう原因はムシ歯菌です。ムシ歯になると、ムシ歯菌は少しずつ歯の内部に進行し、歯の内部中心にある『歯の神経』に辿り着きます。神経に到達したムシ歯菌は、神経をさらに辿って歯の根に向かっていきます。ムシ歯菌の進行経路や、その周辺の歯や神経は、全てムシ歯菌に感染してしまうことから、確実に取除く必要があり、歯の神経を全て取り除く治療になってしまったり、重度にあると歯を抜くことになってしまいます。
    「歯の根の治療」の多くは、「歯の神経の治療」になります。神経を取ってしまった歯は、「冷たい温かいを感じる知覚がなくなる」「歯が変色する」以外に、歯に栄養などを供給する細かな血管も同時に失ってしまうので、「歯の寿命も短くなる傾向」などのデメリットが生まれます。
    ムシ歯菌は、『感染物質』ですので、自然消滅することはありませんので、早期治療や、定期検診による予防・早期発見が歯を守ることに繋がります。

    2017年 4月号 《 vol.20-3 》

    CT画像診断で安全な治療を

    CT画像診断で安全な治療を

    前号(3月号vol.19)では、親知らずについてお話し致しました。
    今号は、歯科用CTを使用した「親知らずの抜歯」の診療です。
    皆様もご存知の「親知らずの抜歯」では、歯が歯ぐきの中に埋まっている場合も多く、根も複数本ある場合もあります。歯の根の形や、向き、骨の厚さなどを今までのレントゲンでの平面画像に加え、CTで立体的に確認することで、より迅速に正確に治療が行えます。
    また、下顎の親知らずの近くには、「下歯槽管(かしそうかん)」という、下唇や顎の知覚を支配している管も通っていることから、親知らずの根と下歯槽管の距離をあらゆる角度から診断し、下歯槽管を傷つけずに抜歯することが重要です。親知らずと下歯槽管があまりにも近い場合には、病院歯科口腔外科との連携を取り、安全性を重視した診療計画をご提案致します。歯科用CTによる診査・診断は、皆様が辛いと感じる歯科治療の時間を短縮するだけではなく、安全な歯科治療にも繋がります。

    2017年 4月号 《 vol.20-2 》

    移転から4ヶ月

    移転から4ヶ月

    当院が、「回転寿司スシローさん」横のビルから移転して今月で4ヶ月になります。移転開院当初は、何かとバタバタする場面もあり、皆様にご迷惑をおかけしてしまったこともあったかと思います。
    また、移転前から通院して頂いている多くの患者様が、移転後も変わらず通院頂いていることにお礼申し上げます。
    移転後に、初めて来院されるという患者様も多く、特にお子様が多く来院されていることには、二人の息子を持つ親でもある私たちにとって嬉しく感じます。
    今後は、診療をしていく中で気づいた院内環境の改善や、皆様のお口の健康をお守りするための診療を追求し、地域の健康につながる歯科クリニックを目指します。

    2017年 4月号 《 vol.20-1 》

    歯周病と脳血管疾患の関係

    歯周病と脳血管疾患の関係

    皆さんは、歯周病と脳梗塞(のうこうそく)などの脳血管疾患には、関わりがあることをご存知でしょうか?
    脳血管疾患による平成23年の死亡数は12万3867人で、死亡総数の9.9%を占め、死因順位は第4位となっています。脳血管疾患には様々な要因がありますが、近年では歯周病との関連も報告されています。『歯周病菌』が、口の中の血管から体内へ入り込むことが原因となる場合もあり、歯周病の人はそうでない人の2.8倍も脳梗塞になり易いと言われています。
    特に高血圧、高コレステロール、中性脂肪が高めの方は、脳血管疾患予防のためにも歯周病の予防や治療はより重要となります。毎日の生活の中での歯ブラシのほかに、フロスを使用し、定期的に歯科医院でお口のメンテナンスをすることが歯周病予防、さらには脳梗塞の予防につながります。

    2017年 3月号 《 vol.19-3 》

    怖くない!?親知らず

    怖くない!?親知らず

    「親知らず」という語源は、乳歯と違い、親元を離れ、親が知らない間に生えてくるから。と言われています。(諸説あります。)何となく悪いイメージを持たれている方も多い「親知らず」ですが、過剰な心配は必要ありません。
    親知らずは、早いと14歳頃、遅いと20歳ころから中央の歯から数えて一番後ろの8番目に生えてきます。生え方に問題があるために、歯ぐきが腫れてきたりすると、抜くこともありますが、「親知らずは、必ず抜かなければいけない」ということではありません。
    親知らずが生えてくると、気を付けなければいけないのが、ムシ歯です。親知らずは、歯の一番奥に生えてくることから、歯磨きのときにブラシが正確に当たりづらく、汚れが取りにくいため、ムシ歯になってしまう場合が多くあります。また、親知らずがムシ歯になると、隣に並んでいる歯も同時にムシ歯になってしまうことも多いので、注意が必要です。
    当院では、定期的なお口のメンテナンスを受診されたときには、親知らずの状態や、お口全体のムシ歯についてもしっかり診断させて頂いております。

    2017年 3月号 《 vol.19-2 》

    歯周病と糖尿病の関係

    歯周病と糖尿病の関係

    皆様は、お口の健康と全身の健康には、深い関わりがあることをご存知でしょうか?
    もちろん、全身疾患とお口の健康にも関係があり、歯周病は糖尿病の合併症の一つとして認知されています。糖尿病には、1型と2型があり、特に成人に多く見られる2型では、体内でインスリンの作用が不十分になります。そして、症状の特徴の一つに、免疫システムの低下があげられ、糖尿病患者は、そうでない人に比べインフルエンザを始めとする感染症にかかりやすいというデータもあります。この免疫システムの低下は、お口の中も同様で、糖尿病は歯周病を進行させ、歯周病が糖尿病に悪影響を与える関係性があります。
    近年、海外での発表では歯周治療により糖尿病の症状が改善される報告があげられてきており、改めて歯周治療の重要性が問われてきています。糖尿病以外にも、歯科治療と関わりの深い疾患は多くありますので、当院で受診される際には、現在の体の状態や、服用している薬など、体に関わる情報をお聞きする場合があります。

    2017年 3月号 《 vol.19-1 》

    お子様とお菓子の良い関係

    お子様とお菓子の良い関係

    お子様をお持ちの方は、子供にムシ歯が出来ないように、毎日の歯磨きや、お菓子などの食生活にも気を使われていると思います。ムシ歯にならない為にも、お菓子はなるべく控えた方が良いですが、大切なポイントは、食べる「お菓子の種類」と「時間」です。
    ムシ歯リスクが高いお菓子の種類は、粘調性の高い『キャラメル』や『糖分の多いガム』などです。キャラメルやガムは、長時間お口の中にあることや、噛むたびに歯にくっつく為、ゼリーやアイス、チョコなどに比べても、ムシ歯になりやすいお菓子と言えます。また、お菓子を食べる時間にも注意が必要です。食べ物を口に入れると、お口の中はアルカリ性から酸性に変化します。酸によって歯が溶けムシ歯ができるため、なるべくお口の中が酸性になっている時間を短くすることが大切です。
    お菓子は3時というイメージですが、食後すぐにデザートとして、お菓子を食べることで、お口の中が酸性になる時間の凝縮や、満腹時に食べることでお菓子の量を減らすことにも繋がります。食べる時間と、食べない時間をしっかり分け、食べ終わった後には、すぐに歯磨きをすることが重要です。

    2017年 2月号 《 vol.18-2 》

    "気にしているお口の悩み

    近年は、お口の健康や、歯についてテレビや雑誌などで取り上げられていますが、インターネットの健康関連ニュースでも歯に関係したニュースを多く見かけるようになりました。

    昨年12月21日には、インターネット記事「ヤフービューティー」で『女性が気にしているお口の悩みTOP5』が紹介されていました。この記事は、20代~40代の女性422人に、お口の悩みについてアンケート調査を行い集計したものです。

    気にしているお口の悩み

    女性が気になる第1位は、『口臭』でした。歯ブラシでは取りきれない汚れの塊【歯垢(しこう)】が、原因となり、細菌や雑菌の繁殖が口臭に繋がる場合もあります。

    1日1回は、フロスを使用し、歯と歯の隙間の汚れを取るほかに、定期的な歯科検診で、お口全体のクリーニングによって、口臭と同時に、むし歯や歯周病のリスクを抑えることが出来ます。

    2017年 2月号 《 vol.18-1 》

    お子様の歯を守る3原則

    お子様の歯を守る3原則

    ミニミニ新聞(2016年6月号vol.10)でも、お伝えしている『お子様の歯を守る3原則』です。
    昨年12月の移転後、多くのお子様連れの患者様が来院されていることもあり、改めて掲載させて頂きます。

    皆様は、お子様の歯を守るために何が大切かご存知でしょうか?
    お子様のお口の健康を守る3つの大切なことをお伝え致します。

    ①家庭でのケア
    お子様の歯を守るためには、日頃のケアが何よりも大切です。
    小学校中学年くらいまでは、本人が磨いた後に大人の手で仕上げ磨きを行なって下さい。
    フロスや家庭用フッ素配合の歯磨き剤のご使用も効果的です。

    ②食生活
    間食はなるべく糖分量や粘調性の低いものを選択し、食べる時間や量を決めることで、お口の環境を乱すリスクを軽減できます。また、日頃から噛むことを意識した食事も大切です。

    ③歯科定期検診
    大人のお口の健康を守るために大切な歯科定期検診ですが、お子様も3ヶ月~4ヶ月程度に1度の定期検診が大切です。
    定期検診では、お口の健康状態・成長状態を確認し、必要に応じて予防処置や治療を行なっていきます。

    2017年 1月号 《 vol.17-3 》

    支えられた移転

    横山歯科クリニック移転

    開院にあたり、本当に多くの方々に支えられました。
    診療器材販売業者様、診療器材メーカー様、税理士様、建築会社様など、本当に感謝です。
    今まで、多くの患者様、歯科医師仲間にも支えられてきましたが、これからは、より一層、支える立場になれるように歯科医師業に尽力していきます。
    開院前はどうなることかと思うくらいバタバタと毎日を過ごしました。備品の購入や建築の打合せ、設備の選定、移転作業など、非日常の出来事だらけで、忙しくも貴重な体験でした。
    この経験や、感謝の気持ちを忘れずに、今まで以上に皆様のお口の健康を支える歯科クリニックとして、地域歯科医療に貢献していきます。
    院長 横山裕之

    2017年 1月号 《 vol.17-2 》

    副院長ご挨拶

    副院長挨拶 副院長 横山有子

    皆さん、こんにちは。
    横山歯科クリニック 副院長の横山有子(ゆうこ)です。
    昭和53年の開院以来、横山歯科クリニックを支えてくれた方々のおかげで、12月20日に無事、移転開院することが出来ました。
    皆さんは、歯医者さんにどのようなイメージをお持ちでしょうか?
    「痛い」「怖い」「とにかく不安」など、いろいろなマイナスのイメージを持たれている方も多いと思います。
    新しい横山歯科クリニックは、そんなマイナスイメージの歯医者さんを変えていきたいと思います。
    クリニックの外観・内装は、木を基調とした温もりを感じる優しい雰囲気にすることで、少しでも安心出来る空間を目指しました。診療では、現在のお口の状況や、治療について、丁寧な説明をしていくことで、患者様が納得できる治療をご提供致します。食べる・話す・笑うといった、生活の質に密接に関わるお口の健康をお守りすることで、より豊かな人生をサポートしていきます。
    副院長 横山有子

    2017年 1月号 《 vol.17-1 》

    開院のご挨拶

    開院の挨拶 院長 横山裕之

    皆さん、こんにちは。
    横山歯科クリニック 院長の横山裕之(よこやまひろゆき)です。
    当院は、先月の12月20日に移転開院することが出来ました。
    もともとの、横山歯科クリニックは、水源地通を挟んだ向かいの「回転寿司スシローさん」横の黄色いテナントビル2階に、父が昭和53年に開院しました。
    私は、平成22年より横山歯科クリニックに副院長として勤務し、地域の口腔健康の増進に努めてきました。
    この度、横山歯科クリニックの院長に就任することをキッカケに、移転計画が動き出しましたが、自分自身が幼少期を過ごし、父が貢献してきた地域歯科医療をこの西岡で受け継ぐことが出来たことに大変嬉しく思います。
    これからも、患者様の10年後、20年後の安心できる生活につながる歯科医療を目指していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。
    院長 横山裕之

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